人生の決心

よっ、お初！…って言うのも、可笑しな話だけどさ。こうやって俺と落ち着いた話すんの…、初めてじゃね？ちょっと座っていけよ、俺と未来の話をしよう。

砕けて要点を言うと、ぶっちゃけ同棲相手を探してる。
そろそろ良い歳だし、好きな人見付けて我らが城へしけこみたい。
お互いに支え合って毎日を過ごしていく。そんな普通の日々が俺の夢。

でもその前に、その芽が出てる奴を探さなきゃいけない。
これがまた大変。
すぐ音信不通になる奴らばかりで、俺は正直うんざりしている。
誰かと話したいのに誰も居ない、秋の夜長。
寂しくなる気持ちは誰も止めてくれない。

そんな時でも、諦めず、こうやって呼びかけ続ければ、
きっと俺の前に手を差し伸べてくれる誰かが現れるんじゃねえかと、
そんな妄想を搔き抱いて眠る日々だ。
どうだ、健気だろ。

人生の価値観とか、そういうのが分かり合えたら、
あとは逢瀬とか繰り返して、
お互いの距離を詰めて行けたらと思う。
俺は何も急いじゃいない。

ただ、最初の一歩を始めたいんだ。

お前からの呼ぶ声、待ってるぜ。
自己紹介を付けて俺にメールをくれ。
宜しく頼む。