昔馴染みで同じ短_刀の

薬_研へ

話がしたい。
…いや、聞きたい。お前が見て、感じたこと。どんなものを食べたか…そんな単純なものでいい。

思えば俺はいつもあの人のことしか見ていなかった…お前のこと、今更だけどな…何も知らないと気づいたんだ。
だから単純に話をしてみたいと思った。
…悪いかあ?笑いたければ笑えよ。
お前が俺をどう思っているかなんて知らねえよ。どうせダメ刀だって思ってるんだろ?

また同じ主に仕える刀として出会えたのも何かの縁。俺はもう傍に居る大事なやつと後悔したくないだけなんだよ。


条件?
…んなこと偉そうに俺が言えるかよ。
まあ…帯が使え、成人して数年は経過している女性、最低限常識のあるやつならいい。
半なりでののんびりなやり取りが嫌で無く、俺とお前を含めたあの人に仕えていたことのある刀が好きであること。…最近寒いから…ほんの少しだけのすきんしっぷが嫌でなければ優遇する。
最後の3つは条件とは少し違うけどな…好みが合う方がいいと思って書いた。別に気にしなくてもいい。


俺の今の主は女性、成人したのは遥か昔。
常識だのなんだのは俺よりはいくらかマシだ。
…ごく普通の人間だと俺は思っている。
俺自身はダメ刀でも主に関しては心配しなくてもいい。

ここは友達を作る場なんだろ?
俺達が今更友達なんて笑えるな。
だけどここに来なければ行けない程、俺はお前のこと何も知らないんだよ。
人のように…友達の真似してお前のことが本当に大事になったら友達以上…何も言わなくてもわかるような間柄…にこいち?だのふたご?だのそんな風になれたらいいな、と。
主同士の恋愛は無しだけど俺達きゃらだけの発展は可能。
ま、そんな日が来たら空から甘酒でも降ってきそうだけどさ。

最後に一つ。
げーむの俺よりはいくらか前向きだと思ってくれて構わない。四六時中ダメ刀ダメ刀と卑屈になっていたらお前もいい気はしないだろ?
勿論、極めた後の俺の姿がよければそっちの姿でもいい。
他にも希望やら質問やらあれば好きに話し掛けてくれて構わねえよ。


甘酒しかねえけどさ、精一杯のおもてなしをしてやるよ。

慣れないことをすると疲れるもんだな。
応募文はお前が好きなように。

さーて、お前が来るまで甘酒でも飲むかー。