俺の手を取って

今晩は。夏の蒸暑さも此の荘園では感じ取れない…俺は案外好きなんだ、気道を塞ぐ様な暑さと蝉の声、太陽が隠れた夜の静けさ。

月影の下、小川に生えた木にもたれ掛かって蝋燭の灯りを頼りに本を読むのが日課、言葉を紡がずに済むから。でも何だか今夜は誰かに触れたくて、荘園をうろうろしていたら君を見つけた。

どうだろう?俺の手を取ってくれないか?
失恋して独りでいるのは…な、通話でも雑談でも何でも答える、だから側に居てほしい。

半でサクサク/触れ合い希望(触れ合いのため恋人有不可/此方リバ/帯

提供は俺と納、傭、占。募集は男性ならば鯖、狩人問わず。

手紙には必要だと思うことを書いて。此の蝋燭の明かりで君の文字をなぞろう。