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23 おロリコンダー
おロリが言えた義理じゃないロリが、そろそろ掴み所が欲しいロリな
(iPhoneSE2 iOS15.3.1/ocn ID:IHLXOo)
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25 莉那
メモリアルプリキュア!
あらすじ
繋桂太は紬が丘に住む小学6年生の12歳。ある日彼はメモリー王国から来たという妖精のアルトと出会う。彼女を追いダークネスの幹部・デストロイがやって来て本を怪物に変えてしまい怯えるアルトを守る為桂太は「思い出の守り手」、プリキュアに変身し…。

登場人物※アルト含む全員同級生の小学6年生の12歳。
※一人称は桂太と結太が僕、美桜と彩愛が私。
キュアチェイン/繋桂太
本作の主人公。真面目で面倒見のよく優しいが天然な受け止め男子。動物が大好きでアルトを最初は動物だと思っていた。美桜に長年好意を寄せている(だが両思い)
好きな色とイメージカラーは緑で属性は風。
「今を繋ぐ、癒しの心!キュアチェイン!」
「チェイン・クロスメモリーハリケーン!」
キュアクロック/成沢美桜
ヒロイン。大人っぽく真面目。桂太と彩愛の幼馴染でツッコミ役。桂太に長年好意を寄せている(だが両思い)文武両道で才色兼備なパソコン部部長。アルトと性格が似ている。好きな色とイメージカラーは赤で属性は炎。
「今を刻む、輝く瞬間!キュアクロック!」
「クロック・フェニックススラッシャー!」
キュアメモリーズ/藤咲彩愛
桂太と美桜の幼馴染で誰よりも優しい慈愛と正義感の持ち主で写真部副部長。妹・綾乃や家族が大好き。その為家族や絆を馬鹿にする人を許せない。好きな色とイメージカラーは藤色で属性は花。
「今を紡ぐ、希望の記憶!キュアメモリーズ!」
「メモリーズ・フローラルオーケストラ!」
☆キュアサプライズ/繋結太
メモリー王国から来た妖精で人間に換算すると12歳。親切で誠実な優等生。繋が丘では桂太の双子の弟としている。好きな色とイメージカラーは桜色で属性は夢。
「今溢れる一つの夢!キュアサプライズ!」
「サプライズ・スマイリングドリーマー!」

敵 4人です。
カーズ ダークネスのボス。
ディテスト 普通幹部。
デストロイ 普通幹部。
アングリー 普通幹部。


各話リスト 全13話 桂桜コンビ好きだな〜。
#1 思い出守れ!繋ぐ伝説、キュアチェイン誕生!
#2 幼馴染を守るのは当たり前!キュアクロック!
#3 まさかの正体バレ?!キュアメモリーズ加入!
#4 美桜のピンチ!チェインに生まれる新たな力!
#5 狙われたアルト?!美桜とアルト、心の結束!
#6 夜中に輝く姉妹愛!メモリーズと綾乃の約束!
#7 繋が丘のピンチ!メモリアルフラッシュ炸裂!
#8 僕も三人を守りたい!キュアサプライズ参上!
#9 プリキュアの危機?!メモリアルカルテット!
#10 未来は無限大!チェインの今1番やりたい事!
#11 咲き誇る夢。クロックの見たい皆の輝く瞬間!
#12 妹を守る為に!姉妹愛の紡ぐ希望と愛の記憶!
#13 故郷帰国か?進学か?迷える結太の選ぶ選択!
#14 夢よ響け!僕達は過去最高最強のプリキュア!

主役回(4話〜6話強化回、9話〜12話進路回)
桂太→1話、4話、10話
美桜→2話、5話、11話
彩愛→3話、6話、12話
三人→7話
結太→8話、13話
四人→9話、14話

メモリアルフォーム
四人が変身する強化フォーム。
チェイン→ 衣装が緑色から若草色に変化し、ロングコートを纏う。
クロック→衣装が赤色から朱色に変化し、ティアラを被る。
メモリーズ→衣装が長袖に変化し、ティアラを被る。
サプライズ→衣装が長袖に変化し、ロングコートを纏う。
四人共通→虹色の羽をつける。

合体技
メモリアルフラッシュ
チェインが「繋げ心!」クロックが「刻め瞬間!」メモリーズが「紡げ希望!」と叫びメモリアルタクトを重ね緑色、赤色、藤色の光を放つ初期メンバー(幼馴染トリオ)の技。
メモリアルカルテット
サプライズが「溢れろ夢!」と叫びメモリアルハープとメモリアルタクトを重ね、緑色、赤色、藤色、桜色の光を放つ技。
メモリアルレボリューション
メモリアルフォームで放つ技。口上はメモリアルフラッシュ及びメモリアルカルテットと同じ。違うのは無数のハートを放つ点。

※もしかしたら二期あるかも。
(SH-M08/mesh ID:XzTqCt)
26 莉那
#1 思い出守れ!繋ぐ伝説、キュアチェイン!
ー2020年
「〜♪」
「よっ」
「も〜、桂太(けいた)!居るなら言ってよ!」
「ごめんね美桜(みゆ)、私から注意しとくから」
「彩愛(あやめ)姉〜」
僕は繋桂太、彼女らは成沢美桜と藤咲彩愛。僕の幼馴染で…。
「桂太?どうかしたの?」
「ん?何でもないよ」
今はいっか。


「今日から6年生!そろそろ受験ね」
「え?彩愛、受験するの?」
「言わなかったっけ?」
「聞いてないよ!」
『やれ、フカイダー!』
(何…この感覚…)
その声と異変に気付いた瞬間、彩愛は倒れ込む。僕に抱かれるように。
「あれ、人間じゃないか。」
「誰…美桜は…どこ…」
「ミユねえ…あそこにいるよ。分からないのかい?」
彼に言われて見ると、確かにお化けの真ん中に美桜らしき人物がふわふわと浮かんでいた。
「決めた。美桜を助ける」
「君に出来るの?何も…力無いのに?」
彼は嘲笑う。
「力がないのは事実だけど…だからって助けない理由にはならない。力は…自分で生む物だよ」
僕の静かな決意と共に、虹色に彩られたカギと緑色の錠前が現れる。
「なるほど…面白い」
「キミ!やってみるアル!」
「…わかった!」
僕は、迷わない。
「プリキュア・メモリアルコネクト!!」
緑色の光に包まれ、私服が動きやすそうな緑色の袖無しのトップスと半ズボンに変化する。腰に白色のリボンが靡き、トップスの上から緑色の半袖のジャケットを羽織り、両腕にリストバンドが装着され、髪が伸び金髪のサイドテールに変化。結び目に羽根の飾りを着ける。カギが小さくなり耳に着く。
胸に錠前が着いたネクタイを飾り、ウィンクする。
「まさか…本当に現れるとはね…」
「今繋ぐ、癒しの心!キュアチェイン!!」

ーチェインside
「はっ!!」
静かに駆け出し、地面すれすれの蹴りを飛ばす。
「フカッ?!」
「たぁぁ!」
「フ、フカッ…」
「今アル!」
「OK!」
僕は耳に着いたカギを取りだし、武器に変える。
「繋げ、癒しの風よ!プリキュア!チェイン・クロスメモリーハリケーン!!」
チェインソードから緑色の羽根を巻き込んだ突風が生まれ、お化けを包み込む。
「美桜!!」
「大丈夫、寝てるだけアル。ありがとアル」
「良かった…」
安堵と共に変身を解く。
「桂太…私…?」
「大丈夫、寝てただけだよ。疲れてたんじゃないかな?」
「私ね、不思議な夢を見たの…カッコいい緑色の衣装を着た金髪の男の子が、私を助けてくれる夢…彼、桂太に似てた…」
「気のせいだよ。(良かった、美桜が無事で…)」
「ありがとう…桂太」

次回、2人目登場?!
「桂太…いや、チェイン。私に任せて休んで!」
(SH-M08/mesh ID:XzTqCt)
27 莉那
#2 幼馴染を守るのは当たり前!キュアクロック!
ー夜
(一体あれは誰…?)
『プリキュア!チェイン・クロスメモリーハリケーン!!』
夢にも思えないし、逆に桂太に似すぎてる…違うのは金髪のポニーテールをしていたことと派手な洋服を着ていたこと…
(もし彩愛が狙われたら…?考えたくない…)

ー翌朝
「おはよー!」
「おはよ、桂太…あのさ、話が…」
「美桜、見て!上手く取れたと思わない?」
彩愛のカメラを見ると、そこには武器を持つあの男の子の姿が押さえられていた。
「本当ね、さすが彩愛」
「この男の子、プリキュアらしいよ。カッコ良くない?」
「うん!」
ー昼・桂太side
「あのね、桂太。話があるんだけど…」
『きゃー!!』
「「彩愛!!」」
美桜が話を切り出したと同時に悲鳴が聞こえる。
「まさか…彩愛が…!ごめん!」
「ちょっ…待ちなさいよ!!」

「お、来たんだ♪」
「当たり前だよ…!君は、誰?」
「そ・の・ま・え・に♪君から名乗って♪」
「仕方ない…!プリキュア・メモリアルコネクト!!」
僕はカギと錠前を構え、昨日の姿に変身を遂げる。
「今繋ぐ、癒しの心!キュアチェイン!!」
「君がプリキュアかぁ…ボクはキラー♪いでよ、フカイダー♪」
「フカァ!」
僕は武器を出し、駆け出した。
「はぁぁ!」
「フカァ!」
接近戦がダメなら…!
「チェイン・ヒーリングストーム!!」
遠距離戦だ!!
「フカァ!!」
「跳ね返された?!」
僕の技は…

美桜side
「あの男の子…桂太だったのね…。」
だから、私を助けてくれたんだ。幼馴染だから…
「私も、やらなきゃっ!」
桂太…いや、チェインの元へ走る。
その時、チェインの跳ね返された技が私のもとヘ来る。
「危ない!」
「桂太…!」
「君は…っ、逃げて…!」
「バカな真似…出来るわけ無いわよ…!あんたが守ってくれたなら、今度は私が守る番…!」
私の回りが、光に包まれた。
「幼馴染を守るのは…っ、当たり前よ!!」
私が叫ぶと、赤色のカギと錠前が現れた。
「美桜ッ!」
「分かってるッ!プリキュア・メモリアルコネクト!!」
私の体が光に包まれ、赤色のリボンとフリルで飾られた袖無しトップスとスカートに早変わり。足に編み上げブーツが履かされ、両腕にリストバンドが付けられ、耳にカギのイヤリング。髪型が朱色のワンサイドアップになり火の飾りが輝く。半袖のジャケットを羽織り、胸元に錠前が付いたリボンが結ばれる。
「今刻む、輝く瞬間!キュアクロック!」
「キュアクロック…美桜が…」
「早く助けてあげるから…プリキュア、フェニックスクロックスラッシャー!」
時計の針のように細かい炎がお化けを包み込み、変身を解いた私の腕の中に彩愛がスポッと収まる。
「大丈夫だよ彩愛…寝てるだけだから…」
「良かったアル、クロックはすごいアルね」
「ちょっと妖精ちゃん…チェインも褒めてよ」
「ごめんなさいアル…」
妖精を抱く青年と安らかに眠る少女を抱く少女。

「面白そう…♪」

「2人の幼馴染を守るのは…私のやりたいこと!」
ついに3人のプリキュアが集結!

※伝説上メモリアルプリキュアは3人と決まっています。
(SH-M08/mesh ID:XzTqCt)
28 莉那
#3 まさかの正体バレ?!キュアメモリーズ加入!
ー翌日・彩愛side
「おはよー!」
「あ!桂太、美桜!」
昨日、見ちゃったんだ…プリキュアの正体が…

ー昨日・彩愛side
「プリキュアが…桂太と、美桜…?面白そう…♪」
桂太と美桜。その2人は、私の大切な幼馴染であり守りたい人。それなのに…

ー今日・彩愛side
(なあんか、仲間外れにされたような気分だなぁ…。)
幼馴染の異変に気付くのは当然だけど…。
「「彩愛!話があるんだけど!!」」
私が空を眺めている時、名前を呼ばれた様な気がし目線を落とすと…
「桂太?美桜?どうしたの?」
桂太と美桜はおもむろに口を開く。
キーンコーンカーンコーン…
「ごめん、また後でね」
「うん…」

ー昼休み
「ねえ…美桜、桂太。私に隠し事してるの?」
私から切り出すと、2人は顔を見合わせた。
どうやら図星の様だ…
「ごめん」
口を開いたのは桂太だ。
『ちょっと桂太…大丈夫なの?』
「大丈夫だよ。逆に隠し事してる方が嫌だ」
『そうね…』
桂太と美桜は短く相談すると、私の両手をそれぞれ左手と右手で握りどこかへと駆け出した。
「桂太、美桜…どこいくの?」
「来たらわかる!ね、美桜!」
「ええ!」

ーダークネス
「プリキュアに負けた…だと?しかも2回とも。次、新しいプリキュアを生み出すことは許されない…」
「「はっ」」
「ボス〜♪ワタシに行かせてくださいな♪」
「アングリー…わかった。行け」
「は〜い♪」
橙のゴスロリ服を来た少女…もとい、アングリーは人間界へと繰り出した。

ー外・桂太side
「一体何が…」
震える彩愛を美桜に任せ、僕は回りを眺めていた。
「はいは〜い♪」
「君は誰?!」
「ワタシィ?ワタシは怒りの化身“アングリー”♪ヨロシクねぇ♪…いでよ、フカイダー♪」
「彩愛は下がって!行くよ、美桜!」
「オーライ!」
僕と美桜は緑と赤のカギと錠前を取りだし構えた。
「「プリキュア・メモリアルコネクト!!」」
光と共に、僕らの姿がプリキュアとしての姿に変化する。僕の髪が伸び金髪のサイドテールに、美桜の髪が朱色のワンサイドアップに結ばれ羽根飾りと火飾りが靡く。耳にカギを模したイヤリングが、両腕に緑と赤のリストバンドを着け、胸元に錠前が付いたリボンをつける。
「今繋ぐ、癒しの心!キュアチェイン!」
「今刻む、輝く瞬間!キュアクロック!」
ー美桜side
「あれが…2人のプリキュアとしての姿…」
「行くよ、クロック!」「OK、チェイン!」
桂太と美桜…チェインとクロックは素早く駆け出した。
「はっ!」
「たぁぁ!」
「それじゃあダメなんだな〜♪やっちゃえ、フカイダー♪」
その橙のゴスロリ服を着た少女がお化けに指示すると…蔦が伸び2人を捕らえようとする。
「!!」
私は…気づかず走っていた。
「やめて!!とらえるなら私にして!!」
「ふ〜ん♪その2人の友達かぁ…やっちゃえ、フカイダー♪」
私に向かって、蔦が伸びてくる。
「友達…私と2人は、そんな生半可な物で結ばれてない!!桂太、美桜、私…家族のような関係なの!!守りたいって思って…当たり前だよ!」
私の胸がパッと光り、2人と色違いのカギと錠前が現れ光に包まれる。
「プリキュア・メモリアルコネクト!!」
私の姿が一瞬にして、紫色のスタイリッシュな衣装に変化し髪が藤色のロングヘアになり星がキラリと輝く。
胸元に錠前が付いたリボンが飾られ、両腕に藤色のリストバンドが付けられ耳にカギを模したイヤリングが付けられる。
「今紡ぐ、希望の記憶!キュアメモリーズ!」

ーメモリーズside
「クロック!蔦を燃やして!」
「ええ!クロック・フレイムスパーク!」
クロックが火の玉を放ち蔦を燃やす。
「「今だ!/よ!」」
「プリキュア、メモリーズフラワーオーケストラ!!」
花吹雪がお化けを包み込む。変身を解く。
「3人揃ったアル〜♪」
「よろしくね、2人とも」
「「うん!/ええ!」」


「助けて…!」
美桜、大ピンチ?!
(SH-M08/mesh ID:XzTqCt)
29 莉那
#4 敵の罠?!プリキュア、解散の危機!

Ayame《何時に待ち合わせる〜?》
Miyu《朝10時とかどうかな?》
Keita《さんせ〜》
Ayame《じゃあ、10時ね!》

ー翌日
「ふう、彩愛と美桜とお出かけだから準備しなくちゃな…ん?」
Miyu《ごめん!いけなくなった!》
Keita《それなら仕方ないか…また今度ね》
美桜からラインが来ているが…。
(いつもの美桜じゃない…おかしいな…)

「「桂太ー!」」
聞き馴染みのある声が聞こえると、彩愛と美桜が来ていた。
「あれ?美桜、来れないんじゃなかったっけ?」
「え…?そんなライン、送ってないけど…」
「ごめん美桜!そ、そっか!僕の勘違いだった」
「謝らなくていいよ!…私が…悪いんだから…」
パシッ
「2人とも!お互いを攻めるんじゃない!」
「「彩愛…?」」
音がなった方をみると彩愛が両手で僕らをビンタしていた。
「まだ分からないの…?私達幼馴染でしょ…?お互いを信じられないとか疑うとか、幼馴染らしくないよ…!」
彼女は泣き出していた。
「…ごめん、悪いのは私よ…またね…“繋さん”、“藤咲さん”」
「私も帰る…繋さん、1人で帰って…」
「ま、待って!このままでいいの?!待ってよ…!2人とも!」

「あれ〜?君はキュアチェインじゃん♪どうしたの1人で。」
「…許さない」
「ん?」
「僕達3人の絆を壊して!友情を切り裂いたあなたを許さない!!」
「よくわかるじゃん、チェインくん」
「…プリキュア・メモリアルコネクト」
僕は…1人で変身した。
「はぁっ!たあっ!」
「えいっ♪」
「ふっ!」
「やるじゃん♪でも…」
彼は…フカイダーの種を飲み込んだ。
「うっ…」
「ボクには敵わないよ♪」
「そんなの…やってみなきゃ分からないじゃん!」
「あ〜あ、立ち上がっちゃった…」
「当たり前だ…!僕は、“癒しの心”キュアチェインなんだからー!!」
僕の胸から眩しい光が飛び出すと、カギが大きくなりバイオリンに変化し、光が葉形のジュエルに変化した。
「繋げ、癒しの心よ!メモリーバイオリン!」
♪♪✨🎶🎶🎶🎶🎶🎶🎶🎶🎶✨♪♪
「繋げ!プリキュア・メモリアルチェインヒーリング!!」
✨💨
「くっ…やるね、キュアチェイン」
「ありがとう//。でも、この先僕達の友情を切り裂いたら…」
「分かってるさ。それより…」
「どうしたの?」
「ボクたち…立場が違ったら良かったね…」

ー翌日
「おはよ、繋さん、藤咲さん」
「…ごめん!美桜の事、信じてあげられなかった…。敵の罠だって分かってたのに…!」
「敵の罠…私こそごめんなさい。罠に引っ掛かって…言ってくれてありがとう、桂太」
「桂太…ありがとう。それから私もごめんなさい…」
「「「ふっ…あはは!」」」
「僕達、もっと仲良くなれたね」
「うん。」
「これからもよろしくね、2人とも」
「「うん!」」

次回、強化怪物登場!
「私は…チェインとメモリーズが大好きなの!」
#5 大好きな友人のために!クロックの新たな力!

追加戦士、もうすぐ登場!!
(SH-M08/mesh ID:XzTqCt)
30 莉那
#5 大好きな友人の為に!クロックの新たな力!
ー昼休み
「もうすぐ7月だねぇ♪」
「だね〜♪」
「あっ、美桜これ♪もうすぐ誕生日でしょ?」
「ありがとう桂太!緑と赤のミサンガって可愛い〜♪」
「…繋ー!先生から呼ばれてるぞー!」
「ありがと平井!!今行く!」
桂太は平井くんに言われ先生の所に行った。
「行っちゃったね…」
「ごめん藤咲さん!ちょっと図書委員手伝って!」
「あ…美桜ごめん、私いくね!」
(2人とも行っちゃった…今のタイミングで敵が来たらまずいよね…)
ドーン!
(本当に来たしっ?!私1人でいかなきゃ…桂太も1人で行ったから…)
私はミサンガを手首に巻き、駆け出した。

ー外
「待ちなさい!私が相手よ!!」
「来たんだ♪…キュアクロック…」
「プリキュア…!メモリアルコネクト!!」
赤色の光が私を包み、プリキュアへと変える。
「今刻む、輝く瞬間!キュアクロック!」
「やっちゃえ、チョウフカイダー」
「チョウフカイダァー!」
チョウフカイダーが私に近付いて来る。
「プリキュア、フェニックスクロックスラッシャー!」
「チョウフカイダァ!」
技を放つが効いていない…。
「チョウ…フカイダァー!」
攻撃が私に迫る。
(この技が効かない…チェインならきっと…!)
「キラーズ・ブリザード♪」
「くっ…!」
氷が私の体を覆いだす。
(ダメっ…!私がやらなきゃ…ダメなんだ!!だって私は、炎の…炎のキュアクロックなんだから!!)
「ああああああああ!」
「何っ…燃やしたの?!」
「ダメじゃない私に氷を食らわすとか…チェインもメモリーズも居ないのに私を凍らして、プリキュア終わらす気?!私はチェインとメモリーズが大好きなの!その気持ちに…あんたの氷が効くはずがない!」
赤いオーラを放ち
「だって私は…私は、キュアクロックだから!!!」
耳のカギと手に巻いたミサンガが共鳴し…空中で融合すると赤いピアノになる
「輝け、メモリアルピアノ!プリキュア・メモリアルクロックバーニング!!」
「ユカイダナー…」
「チェック…メイト♪」
「やるじゃん…クロック♪」
「ありがとう♪」
私は変身を解いた。

ー??side
「助けて…お姉ちゃん…!」

次回!試される姉妹愛!彩乃は私が守って見せる!

追加戦士、もうすぐ登場!
(SH-M08/mesh ID:XzTqCt)
31 莉那
オリキュアオールスターズ、近日投稿!
あらすじ
プリキュアになったばかりの春音/キュアアンサンブル達。不馴れな怪物に襲われピンチになった瞬間、キュアチェイン/桂太をはじめとしたプリキュアメンバーが現れて?!メモリアルプリキュア、ジュエリンクプリキュア、クリスタルハーモニープリキュア、メモリーズプリキュア、フィーリングプリキュアの5組が華麗に集合!!

登場人物
♪クリスタルハーモニープリキュア(最多7人)
キュアアンサンブル/愛歌春音
キュアプレリュード/七音歌織
キュアクレシェンド/星音愛桜
キュアレクイエム/日阪奏
キュアセッション/水無月音
キュアフィーネ/祭音風花
キュアスコア/水瀬樹


◆ジュエリンクプリキュア(4人)
キュアクォーツ/桃川愛
キュアアウィン/青石海
キュアトパーズ/黄石輝
キュアルビー/赤羽茜

◯メモリアルプリキュア(計4人)
キュアチェイン/繋桂太
キュアクロック/成沢美桜
キュアメモリーズ/藤沢彩愛
キュアサプライズ/繋結太

*メモリーズプリキュア(計4人)
キュアライト/桃原光理
キュアブレス/青海優歌
キュアペインター/黄原彩葉
キュアフォーカス/藤沢彩乃

★フィーリングプリキュア(6人)
キュアスマイル/桃沢笑
キュアジャンヌ/日川茜
キュアコスモス/黄森蛍
キュアミスティ/緑木澪
キュアネージュ/青山雪
キュアサイレント/夜月静

チーム分けはまた明日投稿します⭐️
(SH-M08/mesh ID:XzTqCt)
32 莉那
#6 試される姉妹愛!彩乃は私が守って見せる!
ーダークネス
「アングリー、プリキュアを倒してこい」
「は〜い♪」
「大丈夫なのですか、カーズ様。アングリーを行かせて…」
「大丈夫だ。あいつならやってくれるさ。」

ー人間界
「アルトー、起きて〜」
「おはようアル、彩愛♪」
私は彩愛、キュアメモリーズ!このぬいぐるみはアルトっていうメモリー王国から来た妖精なんだ♪私には大切な人がいる。それは…
「彩乃(あやの)、起きて〜」
妹の彩乃。私より2歳下で小学4年生。私と同じ藤色の髪が綺麗なんだ♪
「おはようお姉ちゃん…」
「…?彩乃だよね?」
「彩乃だよ〜!!」
「…違う。いつもの…彩乃じゃない…!」
何だろう…この違和感。口調も違うし…何より、この声は聞いた事のある声。もしかして…
「アルトは避難して!ここは私でやる!」
「わかったアル!」
アルトを避難させると…
「彩乃、来て!」
「え〜?」

ー外
「どこまでいくのお姉ちゃん…助けて…」
「…違う。あなた彩乃じゃない!あなたは…アングリーね!」
どこか違うと思った。口調も違えば、髪色も違うはず。僅かに…オレンジのメッシュが入っているのだ。
「…バレちゃったならやるしかないか。いいよ、おいで…遊んであげるっ!」
彼女は彩乃の扮装を解き、オレンジのゴスロリ服とメッシュが入ったツインテール姿の女子…アングリーになった。
「プリキュア、メモリアルコネクト!!」
私は錠前とカギを構え、プリキュアになる。
「今紡ぐ、希望の記憶!キュアメモリーズ!」
「はあっ!」
アングリーが私にレイピアで襲ってくる。
「白兵戦なら私も得意なの。…メモリースティック!」
先端に星が付いた細いスティックを取りだし、レイピアに重ねる。
「くぅぅ…」
「ほらほら、遊んであげるって言ったよねぇ?アングリー・ダークネスオーケストラ!!」
レイピアから赤紫の弾丸を放つ。
「プリキュア、メモリアルクロックバーニング!」
「…!クロック、来てくれたんだ!」
そこにいたのは私の大切な仲間、キュアクロック。
「クロスメモリー・ハリケーン!」
キュアチェインも来てくれてる。
「こらアングリー!私達の仲間をいじめない!」
「じゃなきゃ僕らが許さないよ!」
2人とも、私の事大切にしてくれてる…!
「2人とも…もういいよ…」
「「えっ?」」
「私、2人が私を愛してくれてるの知ってたのに…仲間を守って、大切な妹を守ってあげられないって最悪だ…。自分の力に甘えてた。だから…3人で沢山の人が守りあって行こうよ…私達3人で、メモリアルプリキュアだから…!」
私の胸元から眩しい光が溢れ、カギが大きくなり、スティックと重なる。
「2人とも下がって…。メモリアルタクト!」
タクトをクルクルと回し、光を集める。
「紡げ!プリキュア、メモリーズ・フラワークレシェンド!!」
溢れんばかりの花吹雪が舞い、赤紫の弾丸を包み込む。私達3人は変身を解いた。
「待ってて、助けてあげるから…」
弾丸の1つを拾うと…音と同時に1人のシルエットが現れ、段々人になる。
「お姉ちゃん…!怖かったよ…!」
「大丈夫だよ、彩乃…プリキュアって言う人達が助けてくれたから」
「そっかぁ…!会いたかったなぁ…!」
「じゃあお姉ちゃんが会って、写真もらってくるね。」
「本当に?!お姉ちゃんありがとう!」
「うん♪」

ー桂太side
「アルト、ごめんね彩愛の家に行かせちゃって…」
「大丈夫アル♪藤咲家の御飯も美味しかったアルから♪」
「ならいいけど…そうだアルト、1つ質問があって…」
「何アル?」
「アルトさ…プリキュアになりたいとか思ったことある?」
「…」


次回予告
「我が名はカーズ…恨みや妬みを司る者…!」
「アルトは見てて!行こう、2人とも!」

「無駄だ…お前らに成す術は無い…」
「いや…あるよ!僕ら三人が心と手を合わせるって方法が…!」

#7 プリキュア大ピンチ!最高の合体技誕生!

追加戦士、いよいよ登場!!
(SH-M08/mesh ID:XzTqCt)
33 莉那
#7 プリキュア大ピンチ!逆転の合体技誕生!
ーダークネス
「何…またプリキュア達に負けた…」
「はい…またチャンスをくださ…」
「ダメだ。我輩が見てこよう…」

ー人間界
「彩愛、美桜おはよー」
「「桂太!」」
2人は何かを持っている。
「どうしたの?」
「これ、お礼。3人お揃いにしたの。どう?」
それは、緑・赤・紫のミサンガだった。
「かわいい!ありがとう、2人とも!」
「おはよー」
「平井くんおはよ〜」

ー美桜side
「ねえ、今日の天気予報晴れだよね?」
桂太が話しかけてきた。
「うん…それにしては暗くない?」
彩愛も頷く。
「やっぱり…あの人達が…」
その時。
「何やっても無駄だ…」
「上手く行かないならやらない方がマシ…」
皆の様子がおかしい。皆揃ってうなだれてしまっていた。
「…彩愛、桂太。着いてきてくれる?」
2人は頷いた。
「当たり前よ!」
「早く行こう!」
私達は外に向かった。

ー外
「我輩は闇と絶望の僕、カーズ…」
「やめなさい!!」
「僕ら三人が相手だよ!」
「もうこれ以上、自由にはさせないわ!」
「ほう…出来るか…?」
「アルトは下がって!2人とも、変身だよ!!」
僕達は緑・赤・紫の錠前とカギを取り出し構える。
「「「プリキュア・メモリアルコネクト!!!」」」
体が光に包まれ、戦士としての姿に変わり耳にカギを模したイヤリングを着ける。
「今繋ぐ、癒しの心!キュアチェイン!」
「今刻む、輝く瞬間!キュアクロック!」
「今紡ぐ希望の記憶!キュアメモリーズ!」
「「「3人で繋ぐ笑顔と絆!煌めけ、メモリアルプリキュア!!!」」」

ーチェインside
「はぁっ!」
「メモリーズ?!」
メモリーズがカーズに向かって攻撃を放つ。
「…他愛もない」
「メモリーズ!…メモリアルクロック・バーニング!」
「無駄だと言っている」
メモリーズが弾き飛ばされ、クロックまで吹き飛ばされてしまう。
「3人もいてこれか…これでよく、我輩の手下を倒せたな…」
カーズは僕らを見て嘲笑う。
「あはは…確かにそうだね…」
「そうだ。良く分かっているな」
「だけど…ここで、止まってられないよ」
僕は立ち上がった。
「全く仕方ないわねチェインは。…私もね、あなたから見たら弱いけど私達にはあなたより強いものがあるの」
クロックも…
「そうね…それが何か分かる、カーズ?」
「…何だ?何がいいたいのだお前らは…」
「良く聞いてくれたわ、私達があなたに勝つもの。それは仲間を信じる心…」
「そして、諦めずに立ち上がる心。皆やアルトを守ると言う固い意思。」
「最後は…仲間に寄り添う、慈愛」
「「「それがある限り、僕/私達は絶対あなたに負けない!!!」」」
僕達の耳のイヤリング、錠前が光り武器が現れる。
「…2人とも、やろう」「「ええ!/うん!」」
僕らは手に武器を持ち重ねた。
「繋げ癒し!」「輝け瞬間!」「紡げ希望!」
「「「3人の心を1つに!プリキュア・メモリアルフラッシュ!!!」」」
僕達は武器を持ち光を放つ。
「はぁっ!」
「やぁっ!」
「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
ーカーズside
「…やるな、メモリアルプリキュア…。また会おう…」
「ええ、また会いましょう!」
「今度はもっと強くなるわ!」
「ありがとうカーズ!君のお陰で、また1つ強くなれた!」
(我輩のお陰か…面白いやつだな、キュアチェイン…)

僕達は変身を解いた。
「すごいアル!カーズを退けたアル!」
「いや…それほどでもないけど…」
「まあ良く言うじゃない!カーズのお陰で強くなれたとか!」
「本当だよ!どこまで桂太はお人好しなの?」
(3人とも…アルトは嘘を着いてるアル…)

ーダークネスside
「お前らが負ける理由がわかった。…アングリー。例のあれを渡せ」
「はぁ〜い♪♪♪」
アングリーは赤紫の玉を渡した。
「カーズ様、こちらは…」
「…使って見たらわかる。」
「今使わなきゃ、プリキュア達に負けるよ♪」
「「は、はい…」」

次回予告
アルトだアル!次回は桂太達が何やら強そうなモノと戦うみたいアル…アルトは、3人の力になりたいアル…!
見ているだけは…もう嫌なんだアル!!

次回!メモリアルプリキュア!
#8 俺も守りたい!喜びのキュアサプライズ!!

「今満たす、1つの夢!キュアサプライズ!!」

「大丈夫か?」
「誰…?」
「俺?俺は…アルト。キュアサプライズだ!!」
「えぇぇぇぇ?!」

追加戦士、次回登場!!
(SH-M08/mesh ID:XzTqCt)
34 莉那
メモリアルオールスターズ!
登場人物
メモリンク*プリキュア
キュアギフト/心野結愛
キュアブーケ/花束莉乃
キュアリボン/七海結
キュアディライト/光野紬

メモリーズプリキュア
キュアライト/桃川愛
キュアブレス/青歌海
キュアペインター/黄咲彩
キュアフォーカス/藤崎彩乃

メモリアルプリキュア
キュアチェイン/繋桂太
キュアクロック/成沢美桜
キュアメモリーズ/藤崎彩愛
キュアサプライズ/夢有紫音
※全員植物の名前から。

チーム分け
A組→ギフト、ブーケ、ライト、ブレス、クロック、サプライズ(桃青赤組)

B組→リボン、ディライト、ペインター、フォーカス、チェイン、メモリーズ(緑黄紫組)

色分け
桃キュア→サプライズ、ライト
青キュア→ブレス、ディライト
黄キュア→ペインター、リボン
緑キュア→チェイン、ブーケ
赤キュア→クロック、ギフト
紫キュア→メモリーズ、フォーカス(姉妹)

あらすじ
私、心野結愛!ある日、莉乃たちと出掛けたら知らない怪物に出会ったの。やるしかないよね!って事で倒そうとしたらその怪物を出した人と戦うことになって大ピンチ!メモリアッププリキュア、メモリーズプリキュア、メモリアルプリキュアの12人がこの秋華麗に集結だよ!
(SH-M08/mesh ID:XzTqCt)
35 莉那
#8 俺も守りたい!喜びのキュアサプライズ!
ーダークネス
「プリキュアが、新たな力を…?」
「ああ。我輩も想定していなかったが…。そろそろ貴様らも新たな力を手にするときだ。やれ、アングリー」
「は〜い♪」
アングリーが力を渡すと…
「デストロイ、その力を試してこい。負けるなよ」
「御意」
ー人間界・アルトside
「桂太、お願いがあるんだけど…」
「分かった。いいよ」
桂太は皆に頼られる人気者アル。
「美桜、ここ教えて!」
「分かったわ。ここはこうなるのよ」
美桜は頭脳明晰でカッコよくて…。
「へぇ〜!そうなんだ!」
「今度見てみようかな…」
彩愛は面白くて天真爛漫…桂太も美桜も彩愛も皆に必要とされているアル。本当に誇らしい事アルけど…最近思うアル。この3人なら、アルトが居なくても戦えるはず。アルトは…必要とされているアルか…?

ー桂太side
「2人とも、ちょっと…」
「ん?」
「アルトが…僕達に必要とされているか分からなくなってるかもしれないんだ…」
「やっぱり…」
「私達はアルト無しでは戦えないってこと…教えなきゃ。」ズドォォン!!
「2人とも行くよ!」「「ええ!/うん!」」
僕達は駆け出した。

ーアルトside
(待って…アルトも行きたいアル…!3人の横に並んで立ちたいアル…!)
ふわふわと浮かんで3人の元に向かうアル!
「行くよ!」「「うん/ええ!」」
「「「3人で描く、笑顔の絆!メモリアルプリキュア!!!」」」
※変身は省略
「いけ、メッチャフカイダー!」
「メッチャァァ…フカイダァァー!」
「ハァァ!」
「フカッ!」
クロックが先陣を切るも吹き飛ばされ…
「ちょっとクロック!…メモリアル・フラワー!」
花吹雪が舞いフカイダーの視界を防ぐけど逆も防がれるアル。
「やれ、メッチャフカイダー!」
「メッチャァァ…フカイダァァ!」
「僕は負けてられないんだ…クロスヒーリングッ!!」
そうだ…まだ…負けてられない。アルトは走り出したアル。
「チェイン!危ないッ!!」
アルトが来たのを見たのか…デストロイが話しかけてきた。
「そこの妖精…何がしたい?君の希望は消えたよ?」
「分かってる…分かってる!だけどまだ消えた訳じゃない!アルトが作り出せばいい話…見ているだけの助けられるだけも自分も嫌!アルトも…“俺も”戦いたい!3人が俺の希望のように俺も3人や皆の希望になるッ!!」
その時胸が光り…錠前とミサンガが重なりブレスになり手に巻かれ、カギを持った。後はやるだけっ!
「プリキュアッ!メモリアルコネクト!!」
そう叫び、カギを穴に指すと桃色の光に包まれ俺の体が人間になり桃色の袖無しトップスと長ズボンを纏い短いブーツを履く。瞳が青色に煌めき髪が桃色のポニーテールに結ばれ結び目に桜の花弁を飾り耳にイヤリングを止め桃の半袖ジャケットを羽織り地に舞い降りる。
「今満たす大いなる喜び!!キュアサプライズ!!」
ーサプライズside
「行くよ?ハァァッ!」
素早く蹴りを放ちフカイダーを牽制する。
「何をやっている!やれ、メッチャフカイダー!」
「メッチャァフカイダァ!」
「悪いけどその手に乗らないよ!サプライズハープ!」
武器を取り出し演奏すると次第にフカイダーが癒されていく。
「満たせ喜びよ!プリキュア!メモリアルサプライズ・ディライト!!」
俺の技が効き怪物は浄化。
「メッチャ…シアワセダ…」
「おのれ妖精…いや、キュアサプライズ…」
彼が俺を呼ぶと…
「ああ!俺は妖精でプリキュア…キュアサプライズだッ!!」
その声が聞こえたのか、3人は目を覚ました。
「皆、大丈夫か?」
「フカイダーは…?」
「ん?俺が助けたよ。…借りは返したよ、桂太」
「桂太…?まさか、君は…」
「ああ、俺だよ。アルト。まあ今はキュアサプライズだけどな。」
「「えぇぇぇ?!アルトが?!」」
「まあな♪…よっと」
俺は変身を解く。だけど…違和感が。
「あれ?俺…人間になってる?!」
そう、ぬいぐるみの時のフワフワとした毛並みが無い。逆に人間のようにサラサラとしているんだ。洋服は桜色の半袖トップスに淡い桃色のデニムパンツ、足にスニーカーと白靴下を合わせている。
「凄いじゃん!」
「名前が必要か。桂、桜、菖蒲、植物系。決めたよ。夢有紫音…俺の名前」
「「「紫音!よろしく!」」」
「皆…おう!よろしくな!」

ー繋家
「おかえり桂太。…お友達?」
「うん。紫音」
「あっ、お邪魔してます!お…僕、桂太の友達で留学してきた夢有紫音です!」
「礼儀正しいのね紫音くんは。私は繋小梅よ。」
「小梅、ご飯作ろっか…あ、はじめまして。僕、小梅の旦那で桂太の父親・繋桂斗。よろしく」
「はい!桂斗さん、小梅さん!」

次回予告!
紫音です!次回は僕の学校生活が始まります!
次回!メモリアルプリキュア!
#9 紫音の選択!今一番俺がやりたいこと!
(SH-M08/mesh ID:XzTqCt)
36 莉那
#9 紫音の選択!俺が今一番やりたいこと!
ー綱雅梨小学校
「ねえ!転入生来るってまじ?!」
「うん!そうらしいよ。天音はどう思う?」
「私?女の子かな…来るとしたら。」

ー紫音side
(ふう…土日があって助かった。人間界のこと…いや、日本の事が知れたし…)
そう、俺は土日の間分かる内容を桂太達に教わった。今日本と訂正したのは“フランスからの留学生”としているから。
(そういえば…メモリー王国の事、話してなかった…プリキュアは3人だけ。そんなルールを俺1人が変えた。つまり…次は4人戦えるんだ…良かった…)
実は俺の故郷…メモリー王国には昔から決まっていたルールがある。それは、プリキュアは3人だけというルールが。つまり、前の戦いで俺がプリキュア…キュアサプライズに覚醒した影響で伝説が変わったということになる。

ーメモリー王国・リンクside
扉を叩く音が聞こえ、ある人物が入って来た。
「入りなさい…!あなたは!!」
「もうお母様、私の事をお忘れですか?」
忘れはしない…彼女は私の2人の娘でその姉、ピクチャだった。
「いえ…それはあり得ないわ。“ピクチャ”。」
「ふう…覚えていただけて光栄です。リンク様、お話があります。」
「ピクチャ、話とは…」
「お母様が驚かれると…プリキュアを探しに行ったはずのアルトが、自身もプリキュアに覚醒いたしました。」
「…!それは本当ですか、ピクチャ」
ピクチャは徐に頷く。
「はい、本当です。長らくプリキュアは3人だけとされてきましたが…王国の者でプリキュアになられたのは彼、アルトだけかと思われます」
「アルトが…確かに、長年メモリー王国に伝わるプリキュア達は代々人間界の3人の者が多かった物ね…」
「報告は以上となります。また異変があれば、またご報告に参ります。」
「…待って!」
「どうかいたしましたか?」
「ピクチャ、フューチャーは元気かしら…」
「はい、元気ですよ。では。」

ー人間界
「ふう…よしっ」
「転入生が来るぞ〜、入ってくれ」
「はい」
ドキドキと心臓が音を立てる。…不思議だ…扉を三回叩き、中に入る。
「名前、書けるか?」
「はい。(黒板に名前を書く)今日から転入してきた、夢有紫音です。フランスから帰ってきて数日ですが、半年間よろしくお願いします。」
「夢有は生まれてから約10年フランスに住んでいた為日本での生活が少ない。だから分からないことがあるとき速やかに手を貸してやってくれ。…そうだな。繋の隣に座れるか?」
(桂太の隣かぁ…ラッキー)「はい!」
そうして僕の学校生活が始まった。
「夢有君、10年フランスに住んでたの?!」
「うん。まあ話せなくもないけど…親に日本語で話すように言われちゃってさ…」
(本当はフランスに似た町なんだけどね〜。)
僕が話していると…いつもの地鳴りが聞こえた。後ろを向くと、桂太達が頷いてくれた。

パート1はこんな感じ。いよいよ、4人同時変身です!
(SH-M08/mesh ID:XzTqCt)
37 莉那
ー外
「出てきて、メッチャフカイダー♪」
「皆、行くよ!」
俺と桂太の号令で、カギと錠前を構える。
「「「「プリキュア!!!!メモリアルコネクト!!!!」」」」
光に包まれ、緑、赤、紫、桃の衣装に姿を変え地に舞い降りる。
「今繋ぐ癒しの心!キュアチェイン!」
「今刻む輝く瞬間!キュアクロック!」
「今紡ぐ希望の記憶!キュアメモリーズ!」
「今満たす一つの夢!キュアサプライズ!」
「「「「4人で描く笑顔の絆!メモリアルプリキュア!!!!」」」」
「1人増えてる…?あんた誰?」
「俺だよ俺!妖精のア・ル・ト!」
「えぇぇぇ!?あんたプリキュアだったの?!」
「…同じリアクションか。…いくよ!」
「「「うん!」」」
俺が走りだし、手をパンと叩き箱を取り出す。
「サプライズボックス、オープン!!皆、俺が持ち上げるからメモリアルフラッシュ放って!」
「「「OK!」」」
「よっと!」
俺がメッチャフカイダーを持ち上げる。
「「「プリキュア!メモリアルフラッシュ!」」」
光がボックスごと包み込むが効かない。
「「「サプライズ!!!」」」
「オーライ!プリキュア、メモリアルサプライズ・ディライト!!」
「メッチャシアワセダ…」
「「「「せーの、メモリアップ!!!」」」」
「きぃ〜!また遊びに来るからっ!」
(俺…やりたいこと見つけた。皆の役に立てる人になる。)


次回予告
次回から進路回に入ります!
#10 未来は無限大!桂太のやりたいこと!
(SH-M08/mesh ID:XzTqCt)
38 莉那
#10 帰郷か友人か?迷えるサプライズの決意!!
ー繋家
「メモリー王国に来い?それ本当?」
紫音にその話をされたことにより僕は驚きを得ない状況に。
「うん…多分…」
「本当なんだ…メモリー王国って何があったのか分からないんだよね…」
「うっ…話してなくてごめん…」
「大丈夫大丈夫!とりあえず土曜日に行こっか…」

ー土曜日(早くないからね〜?)
「揃ったし…メモリー王国へ!」
ポワァァァ
「ここが…メモリー王国…」
「寂れてるわね…」
「コラ〜!なぜ人間界の人がいる!」
なぜか紫音が前に出た。まさか…
「…!あなたはもしかして…アルト様でございますか?」
「「「アルト様?」」」
「ああ、そうだ。アルト・メモリア・ディライト。この姿では夢有紫音」
「紫音さまとお呼びしましょうか…彼らは?」
「プリキュアだよ?俺が見つけた、かけがえのない仲間。俺含め4人全員が」
「それはそれはご失礼なことを…お入りくださいませ」
「ありがとな、テノール」
「はい」

ー桂太side
「テノールって誰?」
「俺の幼馴染。アルトって音楽用語にあるから…」
「…!アルト様!」
黄色のロングヘアの少女が来た。
「お〜、ピクチャ、久しぶり!元気か?」
「はい!アルトお兄様!」
(((可愛い…ピクアル尊い…)))
「はじめまして!わたくし、ピクチャ・メモリアル・ディライトでございます!」
「ピクチャちゃんか〜!僕は繋桂太!小学6年生!」
「私は成沢美桜。同じく小学6年生よ」
「私は藤崎彩愛。よろしく〜!!」
「桂太兄ちゃん、美桜姉ちゃん、彩愛姉ちゃん、アルト兄さんはわたくしが案内しますわ。こちらです。」

ー王宮
「母上!お連れいたしました!」
「ありがとうピクチャ。…はじめまして、私はリンク・メモリア・ディライト。プリキュアの皆様、よく来ましたね…アルト、お疲れ様。メモリー王国に、帰ってきませんか?あなたはプリキュアを探すという大役を成し遂げました。今、あなたがいる意味はありませんよ。それよりこの王国の復旧を任せたいのですが…」
「母上、まだそんなことをおっしゃるのですか?…僕は、俺は…やっとこの3人の役に立てるんですよ…プリキュアになったのだって3人や人間界の人を守る為だったのに…」
俺はもう逃げねえ…皆と笑いあいたいんだ…。
「まだ下らないお涙頂戴か?あーあー、堪らねえ!行け、メッチャフカイダー!」
「メッチャァァ…フカイダァァー!」
「行くよ、皆!!」
「「「うん!/ええ!」」」
「アルト…お気を付けて!」
「「「「プリキュア、メモリアルコネクト!」」」」
俺達は光に包まれ、プリキュアへと姿を変える。
「今繋ぐ癒しの心!キュアチェイン!」
「今刻む輝く瞬間!キュアクロック!」
「今紡ぐ希望の記憶!キュアメモリーズ!」
「今満たす一つの夢!キュアサプライズ!」
「「「「4人で描く笑顔の絆!メモリアルプリキュア!!!!」」」」
「メモリーズ!クロック!行くよ!」
チェインが2人に声をかける。そっか…
「ごめんねサプライズ!どんな選択をしても、僕らは友達だよ!!」
「私達は…あなたを頼りすぎてたのかもしれない…今は頼っちゃだめよね!」
「私達は…あなたなしでも戦えるって事、証明して見せる!」
3人はリンク様に影響されてる…
「くぅぅ…」
「っっ…」
「ダメだ…!サプライズを頼ったら…!」
「やれ、フカイダー!」
「フカイダァァー!」
3人は攻撃を受けそうになる。
「何が俺なしでも戦える?俺を頼りすぎる?どんな選択をしても構わない?…ふっ、いいよもっと頼れ!俺はそのためにここにいる!いつまでもいるから!だって俺は…桂太達の…いや、チェイン達の、かけがえのない親友だから!!!!」
俺の叫びに応じ、胸が光り武器が生まれる。
「響け、メモリアルハープ!プリキュア!メモリアルサプライズ・ディライト!!」
技を放ち、メッチャフカイダーが浄化。すると以前より大きな錠前が降ってきた。これって…伝説の…。
「アルト…いや、サプライズ。よくやりましたね。」
「リンク様…」
「いいでしょう、3人と居なさい。」
「ありがとうございます!」
俺は笑った。まだいていいんだ。
「紫音、良かったね!」
「まあこうなるって分かってたけどね」
「もう美桜…」
「リンク様、また来ます!!」
「ええ。また会いましょう」

次回予告
紫音が何かを手にしたけど…一体…?そして、つながり小学校の運動会があるよ!見慣れない灰色の短髪の男の子が…?あれ、君もしかして…。
次回、メモリアルプリキュア!
#11 君と一緒にいたい!チェインVSデストロイ!

「バイバイ…大好きだよ…」
「俺もだ、キュアチェイン」

最終話まで、あと4話!!


次回作予告
やっほ〜!私、桃川愛(ももかわあい)!点描中学2年生!ある日、不思議な夢を見たらその日の内に夢の中で出会った妖精ちゃんとトキメク出会い!異変を感じて周りを見たら悲鳴が…一体どうなってるの?女の子に聞いたらそしたら「楽しいから」って…許せない。思い出の力はトキメク素敵な力なんだから!そう叫んだら…プリキュアって呼ばれる物に変身していて…。
メモリーズプリキュア!11月16日午後4時ぴったり連載開始!
皆で一緒に、コネクトアップだよ!


後書き
今思えば…今回のメモリアルプリキュア、主役がチェイン/桂太じゃなくてサプライズ/紫音だった…。
あと微妙に今日のデパプリ(スパイシー/ここねと別れるかも回)と似てる…悪いサプライズ、元々こう言う回を設定にしていただけだ…。
サプライズ「そもそも俺の回だったんだよな?」
はい、そうです…
そして、第二期製作決定!ドンドンパフパフ〜!
ということで主人公の名前も解禁しました。桃川愛ちゃん、中学2年生。従来のプリキュアと同い年ですね。実を言うと第10話で転入生の話をしていた女の子達の1人が愛ちゃんです。
おつりな!
(SH-M08/mesh ID:XzTqCt)
39 莉那
メモリーズプリキュア!
あらすじ
桂太達の活躍で平和が訪れたメモリー王国。その横にあるコネクトガーデンで異変が…。実は封印したはずの闇が新たな脅威として甦ってしまい…その王女・コレクトは妖精・メモリアに変身し人間界へ行き人間界の少女、桃川愛に出会い…メモリアルプリキュアから4年を繋ぐ、新たな物語。

登場人物
キュアライト/桃川愛
本作の主人公。明るく天真爛漫な心海中学校2年生。一人称は私。睡蓮の幼馴染。制服のリボンとイメージカラーは桃色で属性は光。
「今描く愛情の光!キュアライト!」
「ライティングメモリーフラッシュ!」
キュアブレス/音鳴睡蓮
愛の幼馴染で中学2年生。一人称は俺。クールで真面目。制服のネクタイとイメージカラーは青で属性は音。
「今歌う祝福の音!キュアブレス!」
「ブレス・メモリアルハーモニー!」
※睡蓮くんはメモリアルプリキュアの敵・デストロイが光落ちした名前です。彼が気に入りすぎてプリキュア化させちゃいました…
キュアペインター/黄原彩羽
愛達の親友で中学2年生。一人称はアタシ。ハイテンションで明るい。制服のリボンとイメージカラーは黄で属性は星。
「今彩る幸せの絵!キュアペインター!」
「ペインター・ハピネスグラフィック!」
キュアフォーカス/藤咲綾乃
愛達の親友で中学2年生。一人称は私。真面目で冷静沈着。制服のリボンとイメージカラーは紫で属性は花。
「今写す心に焦点!キュアフォーカス!」
「フォーカス・フラワーコントラスト!」


ディテスト
本作における組織のトップ。
キルド
ディテストの側近。飄々として掴み所がない。なぜかブレスを敵視している。
タブー
普通幹部。
グラッジ
普通幹部。

その他の人物
繋桂太
心海高校1年生。睡蓮達の親友。一人称は僕。優しくお人好し。制服のネクタイは緑色。
成沢美桜
心海高校1年生。睡蓮達の親友で良き相談相手。制服のリボンは赤色。剣道部員。才色兼備で冷静沈着。
藤咲彩愛
心海高校1年生。睡蓮達の親友。一人称は私。綾乃の姉。制服のリボンは紫色。写真部。明るく天然。
夢有紫音
心海高校1年生。睡蓮達の親友でメモリー王国出身。
心野結愛
心海小学校3年生。明るくハイテンション。
花束莉乃
心海小学校3年生。成績優秀な小学生組の突っ込み担当。
七海結
心海小学校3年生。無口で掴み所がない。


メモリー王国関連
ピクチャ・メモリアル・ディライト
メモリー王国の次期王女候補で16歳。桂太達
フューチャー・メモリアル・ディライト
メモリー王国の次期王女候補で14歳。愛達と同い年。
コレクト・リンク・メモリアル/メモリア
コネクトガーデンの女王で本作の妖精枠。一人称はわたくし、メモリア。伝説のプリキュア・キュアメモリアルを尊敬している。
※キュアメモリアル→メモリアルプリキュアの最終決戦時にチェイン/桂太と睡蓮が合体変身した姿。コレクトは変身者を知りつつリスペクトしています。


各話リスト
#1 結ばれる伝説!メモリアルプリキュア復活!
#2 俺も戦いたい!祝福の歌声、キュアブレス!
#3 頼れる幼馴染のために!キュアペインター!
#4 大好きだから助けたい!ライトの新たな光!
#5 笑顔は未来への道しるべ!ペインターの虹!
#6 姉や皆を守りたい!キュアフォーカス誕生!
#7 支配された学校!睡蓮の奮闘劇!

とりあえず。
(SH-M08/mesh ID:XzTqCt)
40 莉那
#11 君と一緒にいたい!チェインVSデストロイ!
ー桂太side
「運動会だ〜♪」
ども、僕は繋桂太です!小学最後の運動会だから少し浮かれちゃうな…
「桂太達ったら…」
「まあいいじゃない。紫音は日本に帰ってきて初めての運動会なんだから…」
次は確か持久走だったような。
「紫音、行こ?」
「うん!」

ー睡蓮side
「何で…俺がこんな楽しい場所に…」
俺はデストロイ、灰谷睡蓮。デストロイは破壊を意味する英語。睡蓮の花言葉は滅亡。まさに俺にふさわしい名前だ。
「?あれ、君もでるの?」
聞き慣れた声に目を向けるとキュアチェインが微笑んでいた。
「…灰谷睡蓮。小学4年生」
「僕は繋桂太!よろしくね、睡蓮」
「俺は夢有紫音だ。よろしくな」
何でこの2人は優しいんだ…?
「何で泣いているの…?ごめんね…」
ギュっと抱き締められ、桂太を見つめた。
「違う…!桂太達は悪くない!俺は優しくされるのに慣れていなくって…」
「苦しかったね…助けるから…何したらいい…?」
彼が尋ねてきて…
(メッチャフカイダー!!)
「…!紫音、今すぐ逃げて美桜達を助けてあげて。」
「俺からも頼む!杏莉達がいるんだ…」
「…分かった。無理するな、桂太!睡蓮!」
ー桂太side
「さて…桂太、俺を倒してよ…」
「え?何で…僕ら友達じゃ…」
睡蓮からの意外な言葉に驚く。
「頼む!このまま帰ったらカーズにやられる。なら、俺のオリジナルである桂太に倒された方がいい…お願いだ、俺が俺でなくなる前に…」
睡蓮は叫んでいた。
(こんなに苦しい思いをさせていたんだ…)
「分かった。やるよ、睡蓮…」
ギュと錠前を持ち叫んだ。
「プリキュア…メモリアルコネクト」
「今繋ぐ癒しの心…キュアチェイン!」
僕は癒しの心を持つ繋桂太、キュアチェイン。なら闇に生まれた彼を癒すこともできる!
「さあ…来てよ!」
僕は走り出すが…
「くぅぅ…」
「桂太…?」
ー睡蓮side
桂太は俺と同じような苦しい顔を浮かべ、攻撃を寸前で止めていた。
「あはは…やっぱり、君を倒すのは難しいかな…」
「バカみたいなこと言うな…俺は後悔しない。だから倒してほしい…何で倒さないんだよ…」
桂太はいつの間に俺を抱き締めていた。さっきのように。
「君が大好きだから!君と一緒にいたいから!だから倒せないんだよ…」
ああ…こいつは優しすぎる…
「俺も…やっぱり倒してほしくない…桂太や美桜、彩愛、紫音と笑い合いたい!」
その時、白く輝く小さな携帯が2つ生まれた。
「えっ…?これって…」
「伝説の…メモリアルコミューン…?」
「桂太…」
「…うんっ!」
ー桂太side
「闇に聖なる救済を!プリキュア!クロスヒーリング!!」
彼の技により俺の黒い衣装は消え、桂太の着ていた衣装を淡くしたような洋服に変わる。
「…桂太…ありがとう…!」
「こちらこそ…睡蓮…」

ー美桜side
「行くわよ!」
「「うん!/ええ!」」
「「「プリキュア・メモリアルコネクト!!」」」
「今刻む輝く瞬間!キュアクロック!」
「今紡ぐ希望の記憶!キュアメモリーズ!」
「今満たす一つの夢!キュアサプライズ!」
「「「3人で描く笑顔の絆!メモリアルプリキュア!」」」
ーサプライズside
「メモリーズ!俺の相手にならないか?」
「クロックは私が相手するよ♪」
2人の幹部…キラーとアングリーの再来。
「メッチャァァ!フカイダァァー!」
「2人とも行け!メッチャフカイダーは俺が倒す!」
「「うん!/ええ!」」
2人を向かわせた後、俺は構えた。
(今頃、チェインと睡蓮の決着は着いたはず…ここは俺でやるしか…)
「さあ…助けるからね。プリキュア、メモリアルサプライズ・ディライト!!」
「メッチャシアワセダ…」

次回予告っ!
前回、ダークネスから救われた幹部の少年・デストロイこと灰谷睡蓮は見事家族のもとへ帰ることに成功。しかしそれを見て焦るキラーとアングリーはキュアメモリーズとキュアクロックと一騎討ちするが…
次回!メモリアルプリキュア!
#12 さよならキラーとアングリー…涙の決着!
最終話まで、あと3回!


次回作予告はありません。

後書き
長かったです。デストロイの退場、灰谷君の登場。実は1期のキャラの中では桂太並みにデストロイを気に入っていました。だから彼を退場させるわけにはいかず、和解という形にさせていただきました…さて、新たなアイテムが登場しました!メモリアルコミューンは…まだ使います。今、使うところを悩んでいるところです…。
(SH-M08/mesh ID:XzTqCt)
41 莉那
#12 さよならアングリーとキラー…涙の決着!
ー灰谷家
「ただいま…」
お母さんが走ってきて俺を抱き締めてきた。
「睡蓮…遅かったわね。友達と帰ってきたの?」
「え…?あ、うん!そうなんだ」
以外と時間は経っていないようだ…
「じゃあ、睡蓮の好物にしましょうか♪」
「うん!」

ーキラーside
「さあやろうか…キュアクロック…」
「ええ。」
クロックは俺へと走ってくる。
「やぁぁ!」
「そんなもん効かねえよ!」
彼女を吹き飛ばすが…
「分かってる…なら接近戦よ!!」
立ち上がったあとは武器を構え。
「ならやるしかないよな!」
彼女と俺は剣術対決に。
「ふっ!」
「たぁぁ!」
また彼女を吹き飛ばすと…
「きゃっ…!」
「お前、1番弱いんだよな?ははっ!」
「知ってる…!でも弱いってのは優しいってこと。だから私はその優しさをあなたに分けてあげたい!!」
ークロックside
2度も投げられると流石に参る…。
「お前、1番弱いんだよな?ははっ!」
確かにそう。私は二番目にプリキュアになったけど…
「知ってる…!でも弱いってのは優しいってこと。だから私はその優しさをあなたに分けてあげたい!」
私が叫ぶと、優しい光が溢れた。
「これって…?やるしかない!」
私は決心し武器を構えた。
「助けてあげるから…!プリキュア・メモリアルクロック・バーニング!」
私は技を放ち、キラーを浄化した。
「クロック…!大丈夫?!」
「…チェインこそ…大丈夫なの?サプライズから聞いたけど…」
「僕は大丈夫。泣いていいよ。僕しか見てないから」
「桂太…っ!キラーが…っ!うわぁぁん…!」
「よしよし…」

ーメモリーズside
「アングリー、久しぶりね…!」
「っ…!そ、そうだね…あの、メモリーズさごめんなさいっ!!」
アングリーは何故か謝ってきた。
「…何で謝るの?」
「わたし、前に綾乃ちゃんに化けたから…消える前にそれだけは詫びたくて…!」
アングリーは私の妹・綾乃に化けたことがあった。
だから謝るって…!
「アングリー、いいよ…“やらされた”からなんでしょ?」
「…何で許すの?!私は酷いことをしたんだよ?!」
「だけど…アングリーは酷いことをしたって分かってるから謝ったんじゃん。ならいいよ。それに、本当の悪い人は悪い事をしたって自覚してないでしょ?」
「…!うんっ!」
アングリーは満面の笑みで頷く。
「じゃあ…キラーの所へ帰ろっか…。プリキュア!フローラルクレッシェンド!」」
私が技を放った後、白い携帯のようなものが落ちてくる。
「これ…紫音なら分かるかな…?」

ーカーズside
「もう我慢できん…!我輩が決着を着けようではないか…!」
「「「待て!!」」」
我輩の部屋が開く音が聞こえ、3人の青年達が入ってきた。
「お前…まさか…」
「ああ!俺はメモリー王国の妖精でプリキュア、キュアサプライズこと夢有紫音だ!」
「灰谷睡蓮!元デストロイ!」
我輩に堂々と名乗った2人の真ん中にはあの時感謝をのべた彼がいた。
「久しぶりだね、カーズ君。君を救うためにまた来たよ!」
(我輩を…?そうか、確か彼は癒しの心のプリキュアだったな…)
「ほう…やれるならやってみるがよい。かかってこい、プリキュア!!」
ー桂太side
これが、たぶん最後の変身…紫音とも離れ離れになる。
「行くよ!紫音!」
「うん!」
「「プリキュア!メモリアルコネクト!!」」
「今繋ぐ癒しの心!キュアチェイン!」
「今満たす1つの夢!キュアサプライズ!」
ー睡蓮side
「はぁぁぁっ!」
「…」
「やぁぁぁ!」
プリキュアになった桂太と紫音はカッコ良かった。
(なんであんなに輝けるんだろう…?俺には何にも出来ないのかな…?それじゃ、皆を笑顔にするためにダークネスを抜けた意味…ないじゃん…)
(違う、違うよ!ダークネスを抜けた意味はある!紫音は妖精ではじめてプリキュアになれた。なら俺にも可能性はあるはず…!)
「プリキュア!クロスメモリーヒーリング!」
「…」
「チェイン…!プリキュア・メモリアルサプライズ・ディライト!」
「効かないといっている…カーズ・オブ・デス!!」
カーズの技が迫る。だめだ、見てられない!俺は飛び出した。
「やめろ!!2人を…傷つけるなぁぁぁー!!」
俺の叫びに応じて白いコミューンが光輝く。
「それって…!メモリアルコミューン?!どうして桂太と睡蓮が…!」
「まさか…伝説の…!」
俺と桂太は頷いた。
「「カーズ君!皆!皆の希望、俺/僕が取り戻すから!!」」
ー桂太side
「「プリキュア!メモリアップ!!」」
僕と睡蓮は鍵をコミューンの穴に差し込んだ。すると溢れるばかりの白い光が僕達2人を包み込み1人の青年になる。緑のトップスと白い長ズボンを纏い、緑のショートブーツを履き、髪が伸び金髪のポニーテールに結ばれる。結び目に羽の飾りをつけ、耳にイヤリング。長袖のジャケットを着る。コミューンを腰につけ、地に舞い降りる。瞳が緑色に輝く。
「「繋ぎ刻む、無限の未来!!キュアメモリアル!!」」


次回予告
メモリアルプリキュア、最終回ー。
「君に出会えて幸せだよ…」
「お母さん…お父さん…るな…会いたかった…!」
「桂太…美桜…彩愛…睡蓮…大好きだよ…!」
「「繋ぎ刻む、無限の未来!!キュアメモリアル!!」」
「次は君が、思い出を守る番だよ…♪」
次回!メモリアルプリキュア最終回!
夢よ響け!僕達は過去最高最強のプリキュア!


次回作予告
私!桃川愛、中学2年生!ある日、コネクトガーデンから来た妖精・コレクトと運命的な出会い♪でもそれは、4年ぶりの戦いの始まりだったんだ…素敵な仲間と共に桂太先輩たちのように皆の思い出を守ります!
“メモリーズプリキュア!”11月18日7時連載開始!
次回も皆で、メモリーライティングだよ!
(SH-M08/mesh ID:XzTqCt)
42 莉那
#13 夢よ響け!僕達は過去最高のプリキュア!
ークロックside
「あの光…、桂太がいる方向から…?」
私が見た光は桂太のいる方向からに違いない。
「私、いかなきゃ…!」
私は走り出した。桂太…チェインの元へ。

ーメモリーズside
「チェイン…今いくから…!」
あの光は桂太と誰かの放つ光のはず。
「またね、アングリー」

ーメモリアルside
「まだ立ち上がるか、裏切り者が…!」
「ああ!俺は裏切り者のデストロイ…灰谷睡蓮だ!だけど…カーズを救いたいという気持ちは桂太達と同じだ!!なあ、皆!」
俺が呼び掛けると、3人のプリキュアがいた。
「全く迷惑をかけるじゃない!…まあ、力になってあげるけど?」
キュアクロックが俺の隣に立ち。
「良く言った!私も手伝うわ!」
キュアメモリーズがまた隣に立ち。
「この3人には感謝しきれないよ…その感謝を今返すときだと思う!」
サプライズまで…ああ、桂太の仲間はいい奴らしか居ない…桂太、お前に託す。最高の俺のオリジナルにな。
「皆、行くよ!」
ー桂太side
「皆、行くよ!」
僕は睡蓮を含む四人に声をかけ、前に出た。3人は光輝く白いコミューンを取りだし。
「「「プリキュア、メモリアップ!!!」」」
3人の衣装が白っぽくなり、新たな装いになる。頭にはティアラとクラウンが輝き。僕達“5人”は最初で最後の新しい名乗りを決める。
「「繋ぎ刻む無限の未来!!キュアメモリアル!!」」
「紡ぎ刻む無限の瞬間!キュアクロック!」
「紡ぎ刻む無限の記憶!キュアメモリーズ!」
「紡ぎ刻む無限の夢!キュアサプライズ!」
「「「「「世界を紡ぐ永遠の絆!メモリアルプリキュア!!!!!」」」」」

「はぁぁっ!」
「…ほう」
「あなたと久々に戦える…私は最高に幸せよ!メモリーズアンサンブル!!」
「…やるな。だが…防げるかぁ?!」
「当たり前だ…プリキュア!サプライズディライト!!」
「流石だ、メモリー王国の生き残り。いや、キュアサプライズ」
「…お褒めどうも。でも俺達はここまでだな。な、メモリアル!」
「「うん!」」

ーアングリーside
「私達消えなかったね…」
「まあな。俺達、カーズにお礼してないだろ?それに…」
「デストロイのこともあるからね。早くお礼言わなきゃ…」
私達はあの白色の光を見つめた。
(頼むわ、勝って…!メモリアルプリキュア…!デストロイ…!)
(お前らに託す…!)

ーメモリアルside
「「メモリアルタクト!響け、世界中の夢と思い出よ!プリキュア!オールメモリアル・ヒーリング!!!!!」」
僕らは緑、赤、紫、桃色、白の螺旋状の光を放った。
「ぐわぁぁぁ…!」
カーズが光に包まれる。僕は彼を抱き締めた。
「おい…離せ…」
「やだ。君、苦しそうだったから…(桂太、変わってくれないか?俺から話したい)分かった」
僕から白い光が出ると、1人の少年が現れる。
「お前…まさか…」
「カーズ様、お久しぶりです。僕を拾って頂きありがとうございます…この2人からもお話しがあるので」
「「カーズ様!」」
「キラーにアングリーか…」
「俺は正直、生きるのを諦めていました。でもあなたと出会ったお陰で幸せになれて大変嬉しいです。」
「私も同じく…生きていても仕方ない…そう思っていました。だけど…私にとって今が1番大事。そう思えるのはカーズ様、キラー、デストロイ…そして、あのプリキュアたち四人のお陰です」
「「「カーズ様、ありがとうございました」」」
「お前ら…俺こそありがとうな。俺に感謝してくれて…桂太、美桜、彩愛、紫音、デストロイ、アングリー、キラー。俺に出会ってくれてありがとう…」
「…ふう。カーズ、君に出会えて幸せだよ。ありがとう」
「…おう。また会おう、桂太…」
カーズは光に包まれ消えていった。
「終わった」
「そうだね」
「紫音は?」
「…俺は残るよ。色んなこと知りたいし、皆と居たい。それが俺のやりたいこと。」
「俺も!皆や杏奈とキラがいるし」
僕は四人を抱き締めた。

ー杏奈side
「…ただいま!」
「杏奈…!」
「お母さん!お父さん!大好きだよ!!」

ーキラside
「ただいま…」
ギュっ
「おかえりなさい、キラ。」「おかえり!お兄ちゃん!」
「遅かったな、キラ」
「お母さん…お父さん…るな…会いたかった…!」

ー入学式
「平和だね」
「うん…」
桜が舞うなか、僕達は高校の入学式を迎えた。
「杏奈達は元気みたいだよ?ほら」
その写真は杏奈、睡蓮、キラが笑う様子がとられていた。
「愛ー!行こう?」
「睡蓮くん!うん♪」

「睡蓮達幸せそうだね」
「うん!」
僕達の戦いは終わった。桜が舞う中で。そう、僕らの戦いは新たなフェーズへと移る。
「次は君が、思い出を守る番だよ…♪」

次回予告
私、桃川愛!中学2年生!ある日、コネクトガーデンから来た妖精・コレクトと運命的な出会い♪でもそれは、4年ぶりの戦いの始まりだったんだ…素敵な仲間と共に桂太先輩たちのように皆の思い出を守ります!
“メモリーズプリキュア!”明日連載開始!
次回も皆でメモリーライティングだよ!
(SH-M08/mesh ID:XzTqCt)
43 莉那
#1 動き出す伝説!愛情のプリキュア誕生!!
ー2023年
(助けて…プリキュア…!)
ピピピピッ、ピピピピッ、ピピピピッ…
「わあ?!朝っ?!」
私は急いで着替え外に出た。
「愛ー!行こう?」
「…うんっ!」
私、桃川愛!中学2年生!今は幼馴染・音成睡蓮と登校するところ。

ー心海中学校・??side
「クラス一緒だよ!」
「本当だ!」
(あれは愛さんと睡蓮さん…いいな、あんな楽しそうに…)
私、藤崎彩乃。性格は無口で大人しい…って思ってる。
(私、変われないのかな…?姉さんみたいに…)
姉さんみたいになれないことを悔やみ空を見た。

ー教室
「やっほー!愛ちゃん、睡蓮くん!」
「あ、黄原ちゃん!」
金髪の少女は笑った。
「黄原ちゃんじゃなくて彩羽だって!いーろー…ごめん、うるさかった?」
「…別に。話してていいわよ」
(あの子…藤崎さんだっけ?何か、気になるな…)

ーコネクトガーデン
「女王のおな〜り〜!!」
ドカァァァン!
「逃げてくださいませ!女王様!」
雪のように白い肌、白いドレスを纏った女王が現れた。
「私は大丈夫。あなた方こそお逃げなさい。」
「でも…リンク様が…」
「ふふっ。私を誰だとお思いですか?大丈夫ですよ、何とかなります。さあさあ」
「分かりました…」
兵隊が逃げたのを見て。
「リンクイリュージョン!」
私は妖精になる。

ー人間界
「あれ…?流れ星?」
「お〜ち〜る〜ク〜ト〜!」
「わわっ?!大丈夫?!」
私が空を見ると、フワフワの妖精が降って来た。
「大丈夫クト。助けてくれてありがとうクト。」
「私は桃川愛。あなたは?」
その妖精は少し考えてから名乗った。
「わたしはコレクトだクト。コネクトガーデンから来たクト。」
「コレクトかぁ…!かわいい〜!」
「…驚かないクト?」
「うんっ!かわいいから!」
私が喜んでいる、その時…
「その妖精を渡せ。そしたら何もしない」
《愛さん…私を置いて、お逃げください…!》
縮れた洋服を着た男性が現れて妖精を渡すように命令してきた。
(怖いのは嫌…!でも)
私は抱き締めた妖精を見た。
(この子が怖がるのは、皆が困ってるのはもっと嫌!!)
《愛さん、お逃げください!私は何とかなります。さあ早く!》
「ごめんね、コレクト。逃げるのは嫌。だって…コレクトや皆を放っておくことになる…それはもっと嫌だ。私は桂太さんや美桜さん達に助けられたから…今度は、私がコレクトや皆、桂太先輩たちを助ける番!!逃げる私は嫌なんだあぁぁぁぁぁぁぁー!」
私が叫ぶと白いコミューンと鍵が生まれた。
「これって…!」
コミューンと鍵を持ち、叫んだ。
「プリキュア!メモリーライティング!!」
私が光に包まれ、桃色のハート、リボン、レースで飾られた衣装に身を包む。髪が伸びサイドテールに束ねられ結び目がハートで飾られる。鍵のピアスを着け、両手に手袋を装着。コミューンを腰に着け、目が緑色に変化。
「今描く、愛情の光!キュアライト!!」
ーライトside
「これならイケる!」
私は駆け出した。
「いでよ、カナシミー!」
「カナシミィ!」
「はぁぁっ!」
「やれ、カナシミー!」
私は手を発光させ。
「プリキュア!ハートフルフラッシュ!」
怪物は浄化。私は変身を解く。
「ありがとうクト、愛!」
「うん!私、頑張る!」

「あれ…“また”怪物が現れたんだ…。愛が…」
少年の手にも白いコミューンが握られていて。
「…俺のやりたいこと…プリキュアになって、また戦いたい…」
彼は静かな決意と共に歩きだした。

次回予告
プリキュアになった私、愛。コレクトから何かあったかを聞いたけど…プリキュアになるところを誰かに見られていて…?!次回、メモリーズプリキュア!
#2 俺は運命と戦う!決意の音色、キュアブレス!

「…睡蓮…?何で…」
「4年前、俺はプリキュアになって戦った。だけど今は違う。俺は俺の手で、プリキュアとしてまた戦う…!!」

「今歌う祝福の音色!キュアブレス!!」
(SH-M08/rakuten ID:XzTqCt)
44 莉那
#2 俺は運命と戦う!決意の音色、キュアブレス!
俺ははじめて知った。怪物にされる怖さを。恐怖を…。
(あの恐怖を俺は今まで与えてきた。俺にできるのは怪物を助けること。…愛が助けたように…)
『プリキュア!ハートフルフラッシュ!』
(あれは愛しか考えられない。)

ー翌日
「愛、話があるんだけど」
翌日、私は睡蓮に呼び出されていた。
「どうしたの?」
「…俺を助けたプリキュア。愛でしょ?」
睡蓮には嘘をつけない。私は頷いた。
「うん。そうだよ。」
「やっぱりそうだと思った…なあ、話したいことがあってさ…」
「…えっ?」
「俺、プリキュアだったんだ。正確には桂太と合体して変身しただけなんだけどさ」
俺が変身した時、桂太という少年が変身したキュアチェインと合体した。その名前がたしか…キュアメモリアル。
「キュアメモリアル…伝説の…?」
「うん。俺と桂太はそう名乗ってカーズを浄化した。それが俺の過去。」
「そうだったんだ…知らなかった…」
「だから愛がプリキュアになって俺を助けた時、ああ、愛だって分かった。…だけど」
睡蓮は目をまっすぐむけた。
「俺にはやっぱり誰かを助けたいって思う心がある。ならその心を生かせるんじゃないかって。」
「…睡蓮…」
ドカァァァン!
「カナシミー!」
私と睡蓮は頷き外へでた。
ー外
「「待ちなさい!/待て!」」
「ふぅん…ただの子供じゃない。何が出来るのよ?」
「睡蓮はここにいて。プリキュア、メモリーライティング!!」
私は昨日の姿になる。
「今描く、愛情の光!キュアライト!」
「キュアライトねぇ…アタイはグラッジ。行きな、カナシミー!」
「カナシミィ!」
私は駆け出し、武器を取り出した。
「はぁぁっ!」
「カナシミィ!」
「やぁぁっ!」
「カナシミィ・チェーン!!」
「きゃぁぁっ?!」
私はカナシミーの鎖で縛られてしまう。
「さあプリキュア…大人しく変身アイテムと妖精を渡しなさい。そしたら解放してあげるわ」
「誰が…あなたなんかに…!私は…負けない…!睡蓮や皆を守るために…!」
「あらあら、毒が効いてきたみたいね。やりな、カナシミー!」
ー睡蓮side
「やめろ!!」「カナシミィー?!」
「あら?君は何の様かしら?」
「ダメっ…!睡蓮、逃げて…!」
俺は叫んだ。カナシミーとグラッジに対して。
「逃げるわけないだろ!俺はまだ何もできていない!俺のやりたいことは…プリキュアに再びなること。4年前、俺はプリキュアになって戦った。だけど今は違う。俺は俺の手で、プリキュアとしてまた戦う!!」
制服にいれていたポケットが輝き、鍵を手にした。
「プリキュア!メモリーオーケストラ!!」
俺の衣装が青を基調とした長ズボン、半袖トップス、半袖ジャケットに変化。髪が伸び水色に染まり、ポニーテールに結ばれる。耳に鍵のピアスを着け、手袋をはめ衣装に音符が飾られる。コミューンを腰に装着し地に舞い降りた。
「今歌う祝福の音色!キュアブレス!!」
ーブレスside
「睡蓮…何で…」
「ライトを救うため…かな?やぁぁぁっ!!」
「カナ…シミィ!」
「ブレスソニック!!」
ブレスソニックで動きを止め、マイクを手にした。
「歌え!プリキュア、ブレスハーモニー!!」
「タノシイナ〜…」
「フィニッシュ!!」
俺は浄化し、変身を解く。
「睡蓮、カッコ良かった!ありがとう!」
「…おう!よろしくな、愛!」
「うん!」
「あと2人クト〜♪」

次回予告
睡蓮だ!俺がプリキュアになり、残るはあと2人。って、ええぇぇぇぇ?!あのハイテンションガールが?!
次回、メモリーズプリキュア!
#3 ときめく明日を彩る!キュアペインター登場!

「皆大丈夫?私、キュアペインターに任せて♪」
「「キャラ変した…??」」
次回も皆でメモリーオーケストラだ!
(SH-M08/rakuten ID:XzTqCt)
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