くそったれいベイビー

田中はカネがほしい。フリーターは低賃金。マイヤースを買いたい！
　電車に乗った。伝説のグルドキースを探す旅。グルドキースを売ると億はくだらない。
　おばあさんにみかんをもらった。甘かった。
　ごとんごとん。
　ごとんごとん。
　眠い。ケータイのアラームをセットして寝る。
　夢にスタッカーが出てきた。グリモンダーをマンサールして、投げたら、爆発した。
　ざんざっ、ばっ。
　ざんざっ、ばっ。
　スマルトがタクトした。あまりに怖くて目が覚めた。おばあさんがみかんをまたくれた。


　田中は旅館に泊まった。温泉が気持ちよかった。夢にマッサルが出てきた。マッサルを包丁で刺した。マッサルの上司、スマルタがキレて田中を包丁で刺した。夢だから痛くない。田中は走って逃げた。
　マスリードに到着。ムスリドが数名、ブダルマストしてたので仲間に加わった！
　朝から晩までクルタートしてた。飽きてきた。田中はムサラーズに向かった。

なんておもしろい小説だ

　田中は、泣ける。税金があまりに高い。田中はフリーターだ。つまり低賃金だ。だから税金を安くしてもらわないと非常に困る。
　カップヌードルである。
「うまい。安くてうまい。カップヌードルを発明した人はすごいな」
　と感謝しつつ、悲しい。松坂牛とか食べたい。負けそう。
　とはいえ負けるわけにはいかん。
　いかんけど、つい死にたくなってきた。
　自殺したい！　自殺したい！　自殺したい！！
　しかしながら死んだらプロになれん。
　そんなわけで生きる。絶対にプロになるんだ。９６歳くらいになったら自殺する。
　田中は部屋にいると鬱々としてくるから、外に出た。
　女が歩いていた。かなりかわいい女だ。
「こんちくわ」
「こんちくわ」
　ハイタッチした。まるでアメリカ人じゃん。
「おじさん。どこ行くの？」
「図書館さ」
「まどかも行く」
　二人で図書館へ行った。
　図書館で本を読む。
　だから何だ。おもしろくないなー？
　でもいいのさ。そういうのも小説には必要なのさ。
　まどかは田中に言った。
「おじさん。まどかのこと好き？」
「今日会ったばかりだからよくわかんない」
「おじさんの馬鹿！！」
　怒った顔もかわいい。
　田中は、うれしい気持ちになってきたが、野良犬は不気味吠えていた。
　Am7。

くだらん