1 トムソン

■小説■ 

 北村は、コーヒーを飲んでいた……っ!
 マジか?
 マジなのである。
 分析するに、北村はコーヒーを飲んでいたから、コーヒーを飲んでいたと作者に書かれてしまったのでは?
 悲しいことである。
 とはいえ、泣いてばかりでもいけない。明日に向かって進まないと。
 北村!
 ファイトだ!
 北村は喫茶店を出た。野良犬に会った。
「北村さんこんちくわ」
「こんちくわ」
 ハイタッチした。
「どこに行くんだい?」
「フランス料理店。残飯をもらいに」
 北村もついていった。
「おいしい」
「うめえな」
「はっはっは。ありがとー」
(WX12K/w ID:EGaPkU)
2 トムソン
 北村は、コーヒーを飲んでいた……っ!
 マジか?
 マジなのである。
 分析するに、北村はコーヒーを飲んでいたから、コーヒーを飲んでいたと作者に書かれてしまったのでは?
 悲しいことである。
 とはいえ、泣いてばかりでもいけない。明日に向かって進まないと。
 北村!
 ファイトだ!
 北村は喫茶店を出た。野良犬に会った。
「北村さんこんちくわ」
「こんちくわ」
 ハイタッチした。
「どこに行くんだい?」
「フランス料理店。残飯をもらいに」
 北村もついていった。
「おいしい」
「うめえな」
「はっはっは。ありがとー。うれしいね」
 野良犬と北村は腹いっぱい。コック長にお礼を言った。
「北村さん。ゲーセン行こう」
「無理だよ。喫茶店行ったからカネがない。フリーターは低賃金だ」
 野良犬はいいことを考えた。駅前広場に行く。北村はギターを弾き、野良犬が歌う。小銭を投げてもらった。
「こんだけあれば、ゲーセンで遊べる」
「もったいないから牛丼代にとっとけ。図書館に行こう」
 二人(一人と一匹?)は歩いた。
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3 トムソン
 明日へと。
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4 トムソン
 うーん。
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5 トムソン
とーよーは喫茶店とか行くかい?
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6 トヨソン
 
やきとり屋もそうだし、喫茶店もこの前彼女と行ったけど、それまでは何年と行っていなかったね。俺、あんまり店とかも好きじゃないんだよ。そもそも、外が好きじゃないから仕事以外は出歩かないしね。トムソンは喫茶店が好きなのかい?
(PC ID:tWPyNB)