1 パイン

カマンベールくん

カマンベールくんは、
将棋で負けそうになった。ムカついて、コマの尖端で相手の目を突いた。「うぎゃああああああ」目から血が出た。カマンベールくんは笑った。外道である。
(WX12K/w ID:EGaPkU)
2 パイン
 カマンベールくんは、飽きてきたから歩いた。
 映画館に来た。財布の中身が寒い。パンフレットだけもらう。
 カマンベールくんは図書館に来た。喫煙ルームがないんで、外のベンチでタバコすいながら本を読む。
 寒くて寒くてムカついてきた。
 カマンベールくんは、あったまるために、逆立ちして歩いた。
(WX12K/w ID:EGaPkU)
3 とーよー
 
カマンベールくんが逆立ちしながら向かった先はハイパー図書館であった。ハイパー図書館はハイパーなのでタバコを吸いながら本を読むことが出来た。本の種類も豊富で、欲しい本や読みたい本の傾向などを告げると自分に合った本を届けてくれるロボットまで備え付けられていた。それだけではない。ハイパー図書館には本の他に映画やレストランや飲み屋、はたまた、風俗、ヘルス、ストリップ劇場まであった。もはや、1つの街とも呼べる程にハイパー図書館はデカカッタ。それもそのはず、この時代の日本の面積の約5分の1はハイパー図書館だったのだから。ハイパー図書館に着いたカマンベールくんはいつものよう、ハイパー図書館の門番と逆立ちハイタッチを交わした。
(PC ID:tWPyNB)