好き過ぎる

苦しい
だからいやなんだよ

　
分かるぜ、ブラザー。

なんじゃこりゃー？

　
確か君は、クレイジーボーイズ在籍代表のクレイジーboys君だったね。君が驚くのも無理は無い。なんと言っても、このドリームワールドに入室したのは君が初めてだからね。ココがどんな国か？と、聞かれれば、どんな夢でも叶う場所、とだけ答えておこう。まさに、夢みることならめいいっぱいの感覚にね。クククク……。

クックックックッ

　
ハイ！！カット、カットォ〜！！
めちゃくちゃカットォォオオオ〜！！

なんだねー？何を一緒になって「クックックックッ」笑っているんだね？そこは、ふつーに、「な、なんだと？」とか「どーゆーことだ？」とか言いながら、ドリームワールドの真相に迫っていくシーンではないのかね！！これだけの伏線が引かれているのだからちょっとは考えたまえ！！まったく、呆気に取られてしまったよ。

お金貸して

　
おう。俺からも融資頼むぜ。
ロックバンドは意外と金が掛かんだよ。