1 黙れ

試作品

 アパートのドア前に、ニャンコの死体が置いてあった。まるかのやつだ。この前、まるかの部屋の前に干してあった下着を盗んだから怒っと仕返ししたんだ!
 ASKAの曲が流れてきた。

♪(著作権の関係から削除)

 くそ。まるかめ。なめたことしやがって。許さん。また下着を盗んでやるか。でもまたニャンコの死体置かれたらいやだな……クソッタレ。忌々しい。ストーキングをするのは愉快だが、されるのは不愉快である。
 俺はいろいろ考えた結果、まるかに無言電話することにした。
「はい。まるかです」
「……」
「たけちゃんでしょ?」
「……」
「たけちゃん。今、何色のパンツはいてんの?」
「白」
 しまったー!
 クソッタレ負けてたまるか!
「まるかは何色のパンティはいてんだよ」
「セクハラよ!」
 むちゃくちゃだ。てめえが先にゆうたんだろ。
「ピンクよ」
 答えてるじゃん!
「まるか、いいか。よく聞け。もうニヤニヤの死体を置くな。不愉快だ」
「やだ。たけちゃんこそもうまるかの下着盗まないで」
「約束はできん」
 なんだ、この会話は!
 バカか!
(WX12K/w ID:Uahu/n)
2 ゴットーヨー
 
うん。いい。

大雑把で失礼な話、俺は文章を見て、良いと思う判断基準って、必ずしも内容だけじゃないんだよ。文体、形、そこでの文章の作りなども見て、これは、精神が安定して書かれているなというのが伝わる。これは、今、もっと文字数打ちたいけど、出し惜しんでいるな、ということなんかも初見で大体分かるけど、これは、明らかに、パッと見で、パレハが、この時に書きたかった書き回しから、内容も付いて来たといった感じだよね。
(PC ID:uT5YMk)