1 おとう

書く

書いてから寝る
(WX12K/w ID:Ss4TNH)
2 おかあ
 
はいよん。ゆっくり寝なされ。
(PC ID:uT5YMk)
3 じじい
 
私はどーしたらいいのじゃ?
(PC ID:uT5YMk)
4 ばばあ
じーさまや、
山で柴刈りをしてきておくれ。
ゴルフ場で芝刈機使って芝刈りもしておいておくれ。
(SOV36/dion ID:ph8e.v)
5 じじい
 
へいへい。ほんっと、毎度、ばーさんにはコキ使われっぱなしじゃわい。ばばあはばばあらしく、さっさと、川で洗濯をしに行かぬか。さっき、大きな桃が、川のふもとに流れ、滝から流れ落ち、3件先の、3年峠の手前まで流れておるとの情報を、花坂じいさんのイトコ、チューリップばーさんから聞いたため、そこまで、急いで、バタフライで泳いでいくのじゃ。ホレ!よーい!ドン!!
 
(PC ID:uT5YMk)
6 ばばあ
ざっぱーん!ざっぱーん!
ハアハア...じーさんめ!
わしにこんな仕打ちをするなんて!
わしゃ上手く泳げぬぞよ!?

おん?
なんじゃこの張りぼての桃は?
防水性もなさそうじゃのに川を流れておる。
なんか汚ならしいから洗濯終わらせてさっさと帰ろ。
こやつも流れたいから流れておるのじゃろう。
そのままにしておこうぞ。
(SOV36/dion ID:ph8e.v)
7 じじい
 
コ、コレェ〜!!

ちゃんと桃を持って帰らぬかぁ〜!!

防水されておらぬから、桃の中に眠る、ナントカ太郎も、今頃、溢れかえる水で溺れ死んでおることじゃろぉーのぉー。可哀想に。これで、今年に入って、何人目じゃ。ええ加減にせにゃ、川の上流から赤ちゃん入り果物を流す係の人から、またクレームを入れられるぞよ。ふむ。仕方ない。ばーさんや、タンスの戸棚の下から2番目のパンツシリーズの引き出しの下の方に入れてある、ワシのビート版を出すのじゃ。今度は、ワシの方が、チョックラ上流に出向くとしよう。
(PC ID:uT5YMk)
8 ばばあ
じーさんは大人の事情を話しすぎたようじゃな
先程、黒い衣を纏った男から連れ去られたぞ
ビート板を取り出そうとパンツシリーズ引き出しを開けてみたところ、若いおなご向けの下着を隠し持っていることを発見したので罰として放置プレイじゃ!

仕方がないのう
先ほどの桃を追ってみるとするかの

桃よーー!
おるなら返事をせい!
おお!そこにまだたゆたっておったとは!

中から大声がした。

「この戯けがあぁぁぁぁっ!!!」
バリバリバリバリーンッ!

ひぃぃいいぃ!
なんじゃ、お主、自力で桃をぶっ壊...割って出てくるとは!話が違うぞよ?!ずぶ濡れではないか!

「おんどりゃー!1度はオイラを見捨てやがってーー!時間は限られてるというのによー!早いとこ子育てして立派な桃次郎にしておくれよ!」

お主は喋れるのか!?
台本通りならまだ赤子だった気がするのじゃが

「ちっ!おんぎゃあーー!おんぎゃあーー!はいお仕舞い!新生児期も終わって物心がついてからの?青春真っ盛り!」

小癪な!

そしてそれなら服を着ろ!

婆様はそう思った。
こうして桃次郎と自ら名乗ったその者は婆様と2人暮らしをすることになった。

桃次郎に青春などなかった。
時間が限られているため、そこは省かれたのだ。
その、翌日のことであった。

「行ってきます!」

おお桃次郎や、まあこんなに立派になって
ばばあはうれしゅうございます
心ばかりではありますが、旅のお供にゴマ団子を用意させていただきたく候

「ははははは苦しゅうない苦しゅうない」

桃次郎の旅が始まった。
婆様にしつこいほど見送られた彼は家が見えなくなるまで一応とぼとぼと歩いてみた。
彼は気付いた。
「オイラには目的がない。そうだ友達を作ってみよう。」
目標が出来た。
物語の始まりからここまで恐ろしいほどに順調。
良い感じだ。

だがしかし、ここに来てこの物語を打っている者が冷静になってきた。果たしてこの物語に続きはあるのだろうか?
(SOV36/dion ID:ph8e.v)
9 桃次郎
よおみんな、オイラだぜ!
ひょんなことからばばあに家を追い出されて山あり谷あり、波瀾万丈ちちんぷいぷいだ!
これからお供を探しに行く旅に出るところさ

婆様が桃次郎に渡したゴマ団子ときたら、紙製の袋に入っていた。只でさえ脂ぎった中華風のゴマ団子。
折角の晴れ衣装がギトギトの台無しであった。
しかもお腰につけたその団子袋は神様のイタズラか、股関の辺りに垂れ下がっていたため、ほら、あれだ、お漏らしをしたかのように見えてしまうではないか。
これには流石の桃次郎もしかめっ面になった。
しかしこのとき、後にこのゴマ団子が更なる悲劇を生むとは知るよしもなかった。

1歩進むと犬が現れた。

犬「ガルルルルルルッ!」

いかん、興奮しているようだ。おい、桃次郎、そいつは危険だから慎重に行けよ?おい、おい待てって!
桃次郎は犬を見るのが初めてだったため、そういうものだと思って気にもしなかったのが運の尽き。
彼は構わず近づいた。
次の瞬間!
「ガブリッ!」

んぎゃあああああーーっっ!?!!!

桃次郎は急所を殺られた。
あの垂れ位置の悪いゴマ団子が災いしたのだ。
団子袋は破れ、ごろごろと地面にはギトギトとした団子が散らばってしまった。

犬「バクバクバク!」
犬はやはり食べる。

不思議なことに、急所に痛みは走ったものの、直ぐ様立ち上がり桃次郎は犬を相手に果敢に戦った。素手で。
その戦いは三日三晩続いたという。

はあはあ...
お主、中々やるなあ!

犬「おめーもな!わん!」

と、どこかで聞いたことのありそうな台詞を交わし、彼らは仲間となった。

桃次郎は散らばった泥団子とも呼べそうなそのゴマ団子たちを全て拾い集めて大事そうに給食袋のような小さめのナップサックに入れた。
最初からそれに入れ換えておけば良かった。
彼はそう思った。
(SOV36/dion ID:ph8e.v)
10 桃次郎
1歩進むと猿が現れた。
それにビビる犬。

猿「ウキャキャッ」
この猿は空気を読めた。

猿「もーもじろさん♪もーもじろさん♪小股に下げたーゴマ団子♪ひとつーわたしにくださいなー♪」

ええい!曲者ぉっ!!!

桃次郎は身を乗り出してそう叫んだ。

お主、何故ワシの名を知っておる?!

そこか。

猿「旗を掲げて歩いているからでありますウキ」
この猿は正直者だった。

桃次郎はハッとし手に持っていた旗を背中で隠した。
犬は、時既に遅しと思っていた。

ゲフン、そなたがワシのお供になりたいと言うなれば、それを受け入れんこともないぞ

桃次郎の態度がやたらとデカい。仁王立ちである。

猿は両手を叩いて桃次郎を小馬鹿にしているようにも見えなくはなかったが、キャッキャと喜んでいたので一発殴ろうかという気持ちは抑えつつ、泥ゴマ団子をひとつ猿にあげた。

猿「............。」
受け取る手前から猿の顔が曇った。

こうして桃次郎は犬と猿をお供につけ次なる1歩または数歩を踏み出すのであった。
さっきから猿が元気が無さそうに見えるのはご愛嬌。
(SOV36/dion ID:ph8e.v)
11 作者不明

お腰につけた覚醒剤くださいな。
桃太郎
てめえ。そんなに幻覚見てえのかよ。

見たいわん!
ストレスたまってたまらんからラリってしまいたい。

わいも覚醒剤やりたい。うっきー。

拙者はやりません。プロの小説家になりたいから。
桃太郎
真面目やな。

桃太郎さんはなんで覚醒剤やるんですか。
桃太郎
まあ現実逃避だよな。鬼を倒さんといかんプレッシャーから逃れるためさ。

拙者、担々麺食べたい。

急になんだ。雉おもろ。うける。

いや、マジで食べたい。
(WX12K/w ID:Ss4TNH)
12 パリハ???
やった!パイナさんの桃太郎キター!
待ってました!っていきなり覚醒剤出て来てまさかの展開だぜ!ははあ、鬼退治のプレッシャーか。リアルだ。

担々麺の文字を見ただけでお腹空いたよ。
俺も食べたい。
(SOV36/dion ID:ph8e.v)
13 とーよー
 
「犬?猿?キジ?おいおい?まさか、そんな、ベターで、定番的な3匹を従えたところで、オマエは満足しているわけではないよな?そんな、姑息で、古めかしいアングルから、オレラを倒そうとしているわけではないよな?勿論、仮に、そこ止まりの戦略から、この場に乗り出して来たのならば、3匹纏めて、おでんにした末、ナントカ太郎のオマエさんも、一生、この島の奴隷となって貰うのは仕方ねー話じゃあるが、当然、その覚悟は出来ているのだろうな?」

……と言った青鬼の顔面を睨み付けた時には、時すでに遅しで、3匹は全身の皮を惹きちがれ、食材っぽい雰囲気にされていた。それを見た桃太郎は焦ったが、ココで焦った感じを出したら負けだと判断し、すぐに言い返した。

「勿論、俺が鬼ヶ島に来た以上、犬猿キジの3匹が、オマエラの食材にされることなんざはとっくに予想済みだ。どころか、むしろ、これから、本腰入れた俺と戦って貰うためのハンデ、オマエラに体力を付けて貰うためのコッチの計らいによるマカナイだと思って貰いたいくらいの差し入れだとも言っておこう。そう、オマエラの察する通り、勿論、俺の家来は、このどーしようもなく雑魚丸出しな3匹だけではなく、犬に加えネコも待機し、猿より強いゴリラも、今も、木の陰から、俺の合図1つで、ココにのさばり倒す準備は出来ており、キジなどでは到底飛ぶことの出来ない遥か彼方の頭上より、タカとワシ加え、銃撃ミサイルを搭載したじーさんばーさんのヘリまで待機させているといった手の込みように、果たして、これより、奴隷となってしまうのが、どちらであるのか、逆に伺いたくもあるが、まあまあ、俺も人の子、オマエラが皮をひん剥き、これよりタイラゲようとしている3匹を食べる程度で、満足出来るというのであれば、この場は、コチラサイドが引き上げる方へ回ってやっても良いとは思っているが……」と、まで、言い掛けたところで、赤鬼からドロップキックをカマされた。
 
ナントカ太郎はスグサマ立ち上がろうとしたが、続けざまに、黄鬼からパイルドライバーを掛けられ、緑鬼からフォールドされた瞬間、シマシマのジャッジスーツに身を包んだ緑鬼が、マッハで飛び跳ね、地面に寝そべり、地面を叩き「ワン!!ツー!!ス……」と、まで、カウントを入れられたところで、まさかのシンデレラが、ガラスの靴を投げ付け、電撃参戦を果たして来たのだから、さあ、大変!!イッタイ、どーなる、鬼ヶ島!?
 
(つづく)
 
(PC ID:uT5YMk)
14 パリハ???
おい、トーヨーさんの頭の中はどんだけ自由すぎるんだよ!褒め言葉だよ!ちぇっ!2人とも流石過ぎてぐうの音も出ないぜ!お腹はぐうぐう言うけどね。
(SOV36/dion ID:ph8e.v)
15 とーよー
 
まあ、読んだ瞬間、このくらい違う方向に走らなければ、上3つのパリハのコメントには対抗出来ないなと感じたのが、俺の上コメを打つに当たっての率直な意味合いだよね。作者不明は作者不明なだけあって、ココでは少し奇をてらい過ぎだぜ。ココは、パリハのスマートなユーモアを軸とした伏線が張られているのだから、そこを生かしてやるのが、先輩としての礼儀だろーよ。
(PC ID:uT5YMk)
16 パリハ???
素直に言うと、俺としては伏線を活かしてももらいたかったし、その逆に、いちから新しい桃太郎を作り上げても欲しかったから、結果的に2人ともそれを叶えてくれたんだよ。ありがとう。楽しかった!!

仮に誰も俺の後で打ってくれなかったとしても独りでぼちぼち哀しみの涙に明け暮れラストまで続けてみようかとも思っていたよ。なんてね。
鬼の登場らへんから全くストーリーが浮かばなかったけどね。
(SOV36/dion ID:ph8e.v)
17 とーよー
 
これは、ここだけでなく、パリハの文字打ちエネルギー全般から全体の活動に対して感じるものではあるけど、もっと、早く、パリハと出会っていれば良かったなと感じることはかなり多いよね。俺自身、今でも、そこら辺のユーザーには負けないくらいに文字が打てている自信はあるし、経験から来る手先で、こなせることも多いとは思うけど、それでも、体力って意味では、昔程、王国を作った当初に比べれば、ポテンシャルが落ちているのも事実だからさ。それでも、パリハという新要素が加わり、俺もパレハも刺激を受けていることは確かだし、パリハの言うよう、ソレゾレ、形は違えど、パリハのエネルギーに対抗出来る力は今でも十分持っている気持ちには俺もパレハもなれているとは思うぜ。前にも話した通り、俺にとっての文字の凄さって、自分が打つこと同様、「コイツのために打ちたい」と、思わせてくれるのも、ソイツからの影響だったり、パワーだったりと解釈していて、そーゆー意味でも、パレハ&パリハは、俺にとっては根強い労力原となっている事は確かだぜ。まあ、今後も個性的な3バカトリオとして、他では味わえない世界観を増築していきましょうやい。
(PC ID:uT5YMk)
18 パリハ???
有難いこと言ってくれるね〜。
そんなエネルギーあるのかな俺。
俺は疲れると文字打つのを止めるから、いつまで続くか分からないぜ。充電期間も必要だよね。
(SOV36/dion ID:ph8e.v)
19 とーよー
 
うん。充電期間もそうだし、これはパレハにも言い続けているテーマの1つではあるけど、本当、充電期間は必要なものだと思う。これは、同様に、パリハにも共通する部分でもあるため書いておくけど、俺は言っても、休む時は普通に1〜2ヵ月と休むこともあるし、マイサイトを作るまでは、半年打って、半年休むといったくらいの割合で休んでもいた。で、実際、その時期に、自分の文字を進化させる材料ってものも、十分にあるにも関わらず、とくに物書きは、その期間を成長の時期と、捉えられない傾向にあることが多いとは感じる。逆説的に語れば、パレハやパリハクラスの文字の打ちっぷりをしているユーザーであるなら、宣言する必要もなく、全然休んだ方が良いとさえ思う。俺自身、これも書いて来たよう、この2人に対しては、半年、1年辺り休んだところで終わる程度のヌルイ関係性だとも思っておらず、ココこそ、向こうが気を遣えば、コッチも気を使わざるを得なくなる部分でもあるとは思うため、バンバン休んで、打ちたい場所で、好きな文字に勤しんで貰えれば上等だと思う。勿論、俺もそうして来たし、今後もそのスタンスは変わらないと思う。
(PC ID:uT5YMk)