続きが浮かばない　

　松竹は、いかんせんアホすぎた。この前なんか、０点なんてレベルでない。マイナスがついたのか？　そんなレベルと違う。ｉ点なんてつけられた。ｉは虚数（イマジナリー・ナンバー）ｉ×ｉ＝−１という、要するに「ありえない」と先生は言いたかったのである。
　とはいえ、松竹は優しい。それが救いである。と言いたいところだが、それもない。
　街で、おばあちゃんの荷物を持ってあげる。そこで終われば、いい。
「悪いねえ……あっ待て」
　松竹は荷物を抱え、走って逃げるのである。サイアクだ。
　唯一いいとこは、顔である。頭が悪い。性格も悪い。でも、顔だけはいいのである。
「まるかちゃんお金ちょうだい」
「いいよ」
　まるかは松竹にお金を渡すためにアルバイトしてるようなもんだ。でも松竹の顔が好きだから、どうしようもない。

続きが浮かばん…

面白いなぁ、ヒモ男になれるってどんだけのイケメンなんだよー(笑)

まるかちゃんには幸せになって欲しいぜ。
いや、彼女は今でも幸せなのかなぁ。