早起き

やべぇ。俺は明日、今の時刻は午前2時過ぎなんで今日と呼んでも差し支えはないのだが、朝から出掛けることになっているので早起きをしなければならないのである。

だがしかし、毛布が俺を許してくれるだろうか？
毛布は俺のことを愛している。
俺も同様に。どころか俺の方が愛している。
そんなラブラブな俺がベッドから去るとき、毛布は悲しみの表情を浮かべてしまうのではなかろうか。
嗚呼、俺はそんな毛布を置いては行けない。

君よ、共に来たまえ。

とは言え毛布を背負って家の階段からずるずる引きずる訳にもいかず、結局はお留守番させることになるのだが。許せ、毛布がいたら俺はお前の虜になってしまい支度も出来ないのだ。

つべこべ言わずに寝ろ。
早起きするなら寝ろ。
どーせなかなか眠れないんだよ。
あれこれ頭に浮かぶから。
寝させてくれないんだよ。

明日、ついでにパフェを食べる予定。
勿論、自腹。
金が減る。
破滅への道のりが近付く。
でも喰ってやるんだかんな！
へへへ。
あーあ。