＜冷和気象改善理論＞

　
最近の天気予報は分かりにくい。やたら「３月並みの気温」や「４月並みの気温」だと表現するが、毎年のように、異常気象だと言うのであれば、逆に、ソッチが、正常だとさえ感じてしまうわけである。

この前の４月なんて「これから１週間、６月並みの気温が続く。去年の今の時期も、これに近い気温が続いた」などと言っていたが、だったら、もう、それこそが、今こそが、コッチこそが、フツーの４月で良いわけである。

当たり前の話、温暖化で北極や南極の氷は溶けているのだ。地球全体の温度は高まっているのだ。過去の４月を標準的な４月だと思う方がおこがましいわけである。従って、我々人類も、いつまでも、過去の４月にばかりしがみつかず、新たなる時代の４月を受け入れていかなければならないわけである。

分かったか！！４月！！

まったく、ちょっと目を離した隙に６月風になりやがって。この前の３月の一部なんて、１月並みの気温だと言われていたぞ。もう、２ヶ月もズレてしまえば、海水浴の日取りから、カレンダーのテンションまで、色々と変わってしまうわけであり、サンタさんも煙突に潜るタイミングが掴めないわけである。

そう考えると１月も悪いし、２月も悪い。４月だけのせいにするのは良くない。６月は俺の誕生日なのでヨシとしておく。

７月は梅雨が終わったクセに、季節をハミ出して、ケッコー雨が降る事もあるので卑怯である。反則である。ルール違反である。

８月は夏を気取っちゃいるが、本当の夏は９月からなので偽物である。偽物の夏である。TUBEも本気を出して唄わない時期である。

９月は暑く、その延長からか、１０月にも世間一般では夏のイメージが定着しつつあるが、１０月下旬は一枚上着を羽織りたい気候の日もあるため、夏としてのカテゴライズに加えるのは安易な考えであると言えよう。ただし、だからと言って、１１月を冬として捉えてしまうのも、それはそれで、行き過ぎた考えとはなってしまうため、ここにも注意が必要である。ならば、ここで『秋』とも呼ぶべき、グレーゾーンである逃げの季節表記を使うことも出来るが、俺は決して季節から逃げたくない。季節に背中を見せることだけはしたくない。また、こういった俺の揺るがざる姿勢が周囲に買われ、今の地位とカリスマ性を獲得するに至ったわけである。

踏まえて、男気溢れる心持ちから、１２月へと立ち向かっていくが、１２月はイベントが多過ぎるため、バランス調整を要請したいと思っている。上記でも登場したサンタさん的なところもそうだが、後半に行くにつれ、年末、紅白、日付が変わる大晦日、と、１２月にばかり負担が掛かり過ぎているため、ここはもっと他の月にも１２月のイベントを散りばめて貰いたいと思う。なので、暇そうな８月辺りにクリスマス（イブの方だけでも）譲り渡した上で、年間トータルのイベントバランス調整に勤めるところから始め出していこうではないか。我々、人類の未來のためにも……。以上、社会派丸出しな俺でした。

ＢＹ／とーよー

低賃金はつらい