う〜ん！

眠れない

　
そんな時はこーゆーやつっしょ！

賞味期限は短めシリーズね。

状況は絶望的。お父ちゃんが他界してから、お母ちゃんが引きこもりになっちまった。
こんなとき、おいらがしっかりせんといかんのに、低賃金アルバイトからなかなか脱出できん。
お先真っ暗とはこのことだ。夢も希望もない。頭がおかしくなりそうだ。
もういやだ。

どうしたら、お母ちゃんが引きこもりから脱出できる？
どうしたら、おれは低賃金アルバイトから脱出できる？
わからない。
ひたすら、闇。


★
おいらハッピー！
お母ちゃんがまた友達と出かけるようになった。いきいきしてる。おいらはおいらで正社員になって、彼女もできた。もうすぐ結婚する。お母ちゃんに孫を抱かせてあげられるかも。
「いやっほー！」
光が見えてきた。

★
夢だった。
お母ちゃんは引きこもり。
おいらは低賃金アルバイト。
これが、現実。闇夜。

ひたすら、小説小説小説。
小説小説小説。
小説小説小説。
小説に未来を託す。
おいら、絶対にプロの小説家になる。

小説とは？
少し考えた。
拙作「まるか★まるか」と「ロボット☆ロボット」を比較する。
前者は小説。後者は文学。
おれはそのつもりで書いた。
「まるか」は、分かりやすい。
「ロボット」は、分かりにくい。
おれには双方必要だ。
分かりやすいのは、ハッピーになるし、分かりにくいのは、脳ミソがきたえられる。

うそつきみっくんが、「ぼく、担々麺がきらいさ」と言って、担々麺を食べ始めた。「まずいなあ！」
店長はニッコニコだ。

この文章は、すごくハッピー。分かりにくいとこ、ぜんぜんない！
読んでて、気持ちがよい！


うそつきみっくんが、「ぼく、うそつきだよ」と言った。

これは、頭から煙出る。うそつきみっくんはうそをこくから、「ぼく、うそつきだよ」と言うってことは、みっくんは正直者ってことか。あれ？
でも、それじゃ、うそつきみっくんじゃないよ。えーっ？
わかんない…………。
ぜんぜんハッピーではないが、思考するから頭がよくなる。

分かりやすい小説の弱点。ばかになる。
分かりにくい文学の弱点。うつ病になる。

だから併用が肝要！！！
小説じゃねえけど、論語もアンパンマンも必要。
おれはそう考える。
論語を放り捨てアンパンマンばかり観てるとばかになる。
アンパンマンを禁止にして論語ばかり読んでると頭が痛くてたまらん。