＜デスノート＞

　
デスノートの新作映画がハッキリ言って全然面白くなかった。

デスノートは原作の漫画が好きで、主演フジタツの映画も好きで、ドラマ版も期待を裏切らずに面白かったが、去年公開となった映画だけは正直まったく面白くなかった。俳優はわりと好きな若手も多かったが、内容はちょっと込み入り過ぎているように感じた。大作の続編というだけあって、余程、練り込んで作られたのだろうが、少し練り込み過ぎである。映画の作り的に、オチも大いに裏切って見せようとしたのは伝わったが、正直、まったく予想していないオチでもなかった。というより、少し映画慣れしている人間にとっては、まあ、最終的にはそうなんじゃねーかと考える範囲内での出来事であった。似たような失敗作に【着信アリ２】や【バトルロワイヤル２】がある。個人的には【バトルロワイヤル２】は大人になって観てみるとそれなりに面白いと思える部分もあるのだが、一般的な目線から、これらの作品が何故、１のインパクトに２で負けたのかと考えるなら、内容を込み入らせ過ぎてしまったからである。今回のデスノートはなかったことにし、改めて、続編を期待したい。本日は以上。

　
今度、ハリウッドのリメイク版が作られるとの事だね。

作られたのかな？

白くなかったデスノートはこの前、金曜ロードショーでもあっていたので再び観たけど、改めて、俳優は菅田くんや将棋映画でイケメンな羽生役をやった東出くんと、良いところをチョイスしているなと思った。ただ、これらの俳優の演技がちゃんと生かされた作品かなという視点から見れば、ちょっと厳しい評価を付けざるを得ないかな。前半のスクランブル交差点で通りすがりの人を殺しまくるシーンや、ノートが何冊もあるという設定は悪くないけど、どうせ、ココまでノート増やすなら、序盤の女みたいに破天荒なキラが何人も入って成立するわけだし、そーゆー突き抜けたところを期待したくなる設定であるにも関わらず、話が内々に入込み過ぎている部分が勿体ないと感じた。なんか、勿体無いなと思う作品だよね。