1 パイン

こういう仕事がしたい

小説
1面白い
2らく
3儲かる
→デビューが難しい


フリーター
1つまらん
2しんどい
3儲からん
→募集はたくさんある
(WX12K/w ID:EGaPkU)
2 とーよー

おはよう。毎週火曜の夜中はユーチューブでフリースタイルダンジョンがアップされるので、今日も朝から観たんだけど、今日はポニーと旬潤という俺が好きなラッパー2人が2on2で戦っていた。フリースタイルダンジョンは次から次へと新たなシステムを導入して、バトル形式を変えていき、食い気味にアップデートを重ねる素晴らしい番組だけど、ラッパーの目線から語れば1つだけ嫌なことがある。それが何かと言えば字幕が出るという部分であって、ラップって人によって色んな見方をするんだけど、字幕が出ることによってどうしても言葉の重み的な部分に勝敗のポイントが片寄ってしまう部分がある。俺が好きな鎮座ドープネスもフロウに突出したラッパーで、番組オーガナイザーのジブラも熱烈なオファーを出し続けているにも関わらず、未だフリースタイルダンジョンへは出場していない。まあ、やらないってのもそれはそれで1つの決断だとは思うんだけど、ラッパーとして同じ土俵で戦うフィールドが用意されている以上、ココから上を目指すラッパーであるなら出場するべきだし、出場した奴は偉いとも思うよね。テレビで即興のラップを披露して、罵り、罵られて、勝敗を付けられるわけだからさ。ポニーと旬潤もどちらかと言えばフロウに長けているラッパーで、言葉のリズムと独特なメロディーラインで客の心を掴むのが上手いラッパーなんだけど、今日もポニーがレゲエのフロウを入れ掛けたところに旬潤が被せて、更なるレゲエスタイルで客を沸かせていた。他のバトルでも活躍している2人だし、今後もこの2人には頑張って貰いたいと思う。パイナが使ったデビューって言葉は素晴らしいと思うよ。前向きに現状を打開しよう、現実を捉えようという気持ちがあるからこその言葉だとも思われる。知っての通り、俺は声が掛かったにも関わらず、そういったチャンスをこれまで幾度と無く捨てて来た。それは、その時の俺の考えではあるけど、その瞬間の自分の決断を悔やむこともないし、過去の自分を否定することもしない。また、今後もそのスタンスは変わらないものだと思われる。ただ、それらの経験から学んだものはもっと器用に生きなくてはならないなというものだった。プロと言われる者達が何を持ってプロと呼ばれるのかと考えた場合い、その道で金が稼げているかどうかなんだよ。逆にそれしかないんだよ。夢や希望を与える的な、過去に何処かしらのスターが幾度と無く使い回したような言葉は結果論から述べるだけのものであって、幾ら夢や希望を与えたくとも、ソイツ自身にそれによって金を得る力が無い、ましてや苦しい生活を送っているとなれば、誰もソイツに対しては憧れを抱かないし、言葉にも説得力は生まれて来ない。現実でのし上がるためには、もっと現実的で泥臭い淡々とした計画性がいる。計画を頭で考える力も必要になって来る。フィールドを意識し出したなら、あとはそこに向かってひたすら突っ走っていくしかないよね。応援してます。頑張れよ。

BY/とーよー
(PC ID:tWPyNB)