〜ジャパニーズミサイル〜

　
日本人の良さがなんであるかと言えば、その繊細さにある。

例えば、野球でも、外国人選手と日本人選手のフォームを見比べてみれば分かる。バッターの場合い、日本人選手はバットを立てて使う。腰を使い、全身を使って、球を捉えようとする。外国人選手はバットを寝かせて使う。腕の振りだけで球を捉えようとする。そして、実際に、球が当たれば、ホームランに出来てしまえるパワーもあるため、フォームとしても成立している。ピッチャーの場合いも、日本人選手の場合いは全身を使って球を投げるが、外国人選手の場合いは腕の力だけで剛速球を投げてしまう。日本人にはパワーが無い分、技術力が磨かれ、同時に技術力を身に付けるためのアイデア力も備わった。

言葉にも似た様なものがある。

日本語は世界１複雑で難しい言葉だと言われている。

難しい理由としては、言葉の種類もそうであり、文体のバリエーションも外国のものと比べれば、数限りないものがある。従って、外国の読み物を日本語訳する事は出来るにしろ、日本の読み物を外国の言葉に変換するというのは、言葉そのままに、言葉足らずとなってしまう。従って、日本人はどの国の人間も表現しきれない、細かな感情を伝え合う事が出来る。意志を伝え合う事が出来る。ココが日本の武器でもある。

そして、運の良い事に、我々はこの日本語を生まれながらにして習得して来た。他の国には解読不能な暗号的感情を存分に表現しながら表明しようではないか。悲鳴を歓声へと変えたのならば完全なる解放を呼び込んでやろうではないか。

ジャパニーズミサイルが本気で撃ち込まれれば、ネットという最新時代の領土は確実に我々の手に落ちるであろう。周りをハッピーにするミサイルならば、ドンドン撃ち込んでしまえば良いのである。

BY/トーヨー

　
良いね。それじゃー戦闘体制に入ろうかね。

　
いいぜ。何処からでも掛かって来やがれ。

　
おっけい。それじゃー、まずは、お宅のAGSと、うちのモージーズ軍団の全面戦争でも繰り広げてみるかい？

　
了解。それじゃー、犠牲者は、互いにチーム全体の３分の１程度を見積もって、殺し合わせよう。