1 とーよー

<最強ピクセル日記〜スキンに込めた己の魂>

 
今朝は7時過ぎに家のチャイム音で目を覚ました。

先週へ引き続き、メイが泊まりへ来たため、本日は1日中、メイと遊んでいた。とは言え、もうメイも6歳となり、前のように付きっ切りでなくとも、今や互いに寝っ転びながら、のんびりタブレットを触るといった時間も随分と増え、疲れる事もほとんどない。ピクセルガンは所謂、FPSゲームであり、メイはパズルゲームや、リズムゲームでは半端ないスコアを叩き出すが、流石にこのゲームを教えるのはまだ早いと思っているため、今のところさせてはいない。FPSは他のゲームジャンルと比べても操作が非常に困難で、大人のちょっとゲーム慣れした人間がゲーム専用のコントロールを使っても大変だというのに、子供がいきなり楽しめるわけがない。俺自身、ただでさえ、あれやこれやとボタンを押さなければならなFPSを、正直、スマホやタブレットのようなタッチパネル操作では、やりにくい事この上無いだろうとも予想していたし、その予想が外れることもなく、ピクセルを始め出した当初はこんなんでFPSが出来るか!!と、とても、馴染める気もしなかった。それを考えると、現在、俺のピクセルフレンド83人の中で、未だアリーナランキング8位にいるシオミは改めてゲームセンスがあるなと感じた。

というのも、最近、ピクセル内で情報交換するユーザーにはクランリーダー、言ってみれば、俺と同じ立場の人間なども多く、中には前まで、ピクセルランキング世界1のスコアを持っていた『しょぼ神様』というユーザーや、ピクセルデビュー当初から最も多く戦い、同時にチームを組んで来た、ヨーヨーこと、ヨーヨーファミリアンズこと、現在はアソパソマソといったように、名前の定まらない変わった男がおり、名前こそ変わっているものの、彼もピクセルが相当上手く、接近武器のヨーヨーに関しては彼の右に出るものはいない。といった具合に、現在、ピクセル界で活躍するユーザーもそれなりに居る中で、十代そこそこの女がランクインするというのは非常にカッコイイとも感じたし、流石であるとも思った。

人間としてはドイツもコイツもバカみたいな奴等だが、ゲームは上手いのでこれらの名前は書いておきたいと思った。

メイにピクセルをプレイさせるのはまだ早いが、スキン作りなら出来るだろうし、彼女の得意分野でもあるため、自由に作らせてみると、本日、ドラえもんと、エイリアンを作った。創作に対する興味は昔から強く、3DSでも一緒にふざけたアバターを沢山作ったりしていたので、キャラデザインの経験も豊富なプチャマル君であった。

真面目な話、ゲーム業界はどの程度、ココに重点を置いているのかは不明だが、ピクセルのよう、オリジナルスキンが作れるといったシステム、また、モンハンダブルクロスのよう、数百はある防具装備を自由に組み合わせ、自分が思い描く容姿に近いキャラクターを作れるといったシステムは非常に重要なものであり、ココによって、ユーザーのゲームへ取り組むための熱意も変わり、長い目で見て、多くのユーザーを取り込んでいけるかどうかのポイントともなって来る部分でもあるのだ。

俺が最初にピクセル内のピクセルコインを使い購入したものは武器でもガジェットでもなく、50コインのオリジナルスキン作り機能であった。まずは、この世界で生きる自分を作り、気持ちを高めようと、これ以外、最初に買おうと迷ったものもなかった。

自分を好きになる事が何より大事だ、といったような曲の歌詞は腐る程あるが、まずは自分を好きになるための環境や後押しは、その世界を作る者達が提示してくれなければ出来ないという事は本日の最強ピクセル日記ラストへと書き記しておこうと思う。サンキュー。

BY/とーよー
(PC ID:uT5YMk)
2 とーよー
 
最近、クランチャットのコメントが上下バラバラに表示されることがある。そのため、どんなにつまらないコメントであろうと、オモシロおかしく返しきることでお馴染みの俺がコメントをスルーしているように思われる瞬間が生まれる。そのため、非常に気分を害している。人によっては、なんだその程度のこと、と、言い兼ねないが、俺は繊細でデリケートな人間であるため、もう、これがピクセル程、のめり込んでいるタイトルでなければ、これをキッカケに止めていたかもしれないと、思える程、俺にとっては重要なことでもある。とは言え、クランチャット自体は最近、少しずつ俺以外のユーザーも回してくれるようになったため、これも何かしらのお告げかもしれないといった解釈の元、本日の1本へ移りたいと思う。

本日はヨーヨーがスキンの違いをアレコレ試した1週間分の統計データを書き記したものをクランチャットで打っていたため、俺がそこで返した言葉に加え、ココにもその手のテーマを1つ書いておきたいと思った。というのも、ピクセルしかり、FPSゲームに置いて、スキンというものは直接自分のデス数、つまりは死亡率に大きく関わって来るものだからである。

従って、これは、格ゲーに置けるキャラコスチュームを変えることや、コンピューターのモンスターのみを相手にするアクションRPGゲームで見た目装備を変えるようなテンションで好きにやれば良いといったものではなく、詰めていけばいくだけ、マップによって使い分けを行う必要性が生まれて来る。本日、ヨーヨーが書いたものは赤スキンでいるより、黒スキンでいる方が勝率は1、5倍程上がるといったものの他に、裸のようなふざけたスキンは反感を買い易く狙われやすいとも語っていたが、実に的を得た意見だと思った。単純な話、そのマップで最も目立つ色、範囲の広い色に近い色のスキンでいることが、相手にとってはエイムが合わせずらく、結果、自分が死ぬ確率が下がるのである。

この点については俺も分かった上で、今のスキンを使い続けて来た部分がある。

知る者は知るだろうが、俺のスキンは非常に目立つ。顔は真正面が黄色でカッコイイサングラスを掛けており、左右、後ろにも顔が付いているが、右の顔は青、左の顔は赤、そして、後ろはデジタルメカニックな眼鏡を掛けた顔と、ふざけきった作りとなっており、真上から見た頭の色も紫と、結構、カラフルで狙われやすい色をチョイスしているが、俺の場合いは、敢えて、そうしているといった部分もあるのだ。説明しよう。

目立つということは、言い方を変えるなら、それだけ相手に見付けて貰える機会が増えるというものともなる。同時に撃ち合いをする回数が増えるということにもなる。当然、横や後ろは取られやすくなるが、その分、相手の位置を把握するまでのコチラの時間も短縮出来、先手を取られようと撃ち勝つ自信があるなら、敢えて、目立つスキンを使うということも理に適っていないとは言い切れないのである、といった持論は、チョイト個性的過ぎるだろうが、更に言い方を変えるなら、撃ち合いに強くなるための修行としては目立つスキンも悪くないよ、といったものである。

ちなみに、俺がメインで戦う、デスマッチコロシアムなんてものは、ただでさえ、全員敵といった状況の元、狭いフィールドでドンパチが繰り広げられているマップであるため、ココで、あのスキンを使えば、まあ、毎度、四方八方から弾が飛んで来るのは正直なところであった。あったと書くのは、今は、前程、飛んで来なくなっていることも事実だからであり、これに関しても、実は、俺は、目立つスキンを使ったイメージ戦略によって、その状況を作り込んでいった部分もあるのだ。前のバージョンでは負け知らずだった俺が、アプデ後、コロシアムの常連ユーザー達の顔ぶれが変わったこともあって、その頃は狙われまくっていた。しかし、ココは1週間掛け、俺を狙うと、ずっと、その試合中、スマブレとナノポットライフルに狙われるものとなりますよ、と、しつこいくらいに嫌な攻撃を仕掛けまくった。それでも、最初はアプデ後の戦い方が今程安定していなかったこともあって勝ちこせなかったが、こんなものは泥臭く、しつこいくらいに追い掛け回しておけば、向こうはダンダンと俺のスキンを見るのも嫌になり、遂には、攻撃を仕掛けず、逃げるようになって来るといったものである。目立つからこそ脅威となり、反感を買いやすいからこそ、強さが強調出来るといった部分は『大日本最強帝国軍』というクラン名にも含まれているものでもあるため、この名前に負けないプレイスタイルを作り込む事はクランの帝王として当たり前のことだとも思っている。さて、それでは、本日もとーよーがコロシアムに行きますよっと。
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