＜東洋文学論／過去から未来のエールと本能＞

　
ネットを使う時期同様、敢えて使わない時期を作る事によって見えて来るものがある。

昔はコンピューターゲームは悪影響だといった戯言も横行していたが、今ではほとんど聞く事も無くなった。実際、今の初老程度なら、スマホで調べものをする事くらい当たり前にやってのけてしまう。去年は、俺のじいちゃんやさくらももこ、山本キッドや、西城秀樹と、親しみのある者達が多く亡くなったが、今年も冒頭の正月より、パレハの親父さんが亡くなられた。いつかは、俺やパレハ、また、それ以外の者達にも、当たり前のよう、その順番は訪れるのだろうし、こればかりは、仕方がないという言葉以外に、出るものもないが、その時が来るまで、俺達も俺達に残せるものを作っていきたいといった気持ちである。俺達は何処へ向かって進んでいるのか？何を目指すべきなのか？そんなものは、大した問題ではない。要は、己のオンリーワンを更新し続けることが大事だと俺は解釈している。その時期、その時、その瞬間の文体に心を寄り添わせ、打てる文字を打つ。結果、それが、答えで有り続ける。作者は読者と戦おうとしない。同様に、まったくではないながらに、読者も作者と戦おうとしないのが普通でもある。俺が去年より、ツイッターをキッカケに、よく皆様が口にする流行りのSNSというものを使い始めた理由をサプライズ程度の解釈で受け取って貰うには気が早い。完結に述べるなら、俺の２０１８年の活動内容は全て宣戦布告である。俺は去年より、ココ含め、東洋文学論などといった調子に乗ったものを書き続けて来た。これは、ある意味では、読者を振るい落とすためのものでもある。少なくとも、俺自身には、そんな気持ちもあって、書き進めていたものでもあった。にも関わらず、年を超え、２０１９年、未だ、トーヨーハウスのサイトアクセスランクは１位をキープし続けているのは何故であろうか？これも、ある意味という言葉を持って表させて貰うが、要は振るい落とせていないのである。言い方を変えるならば、もっと、やってしまって良いわけである。俺は俺という人間を犠牲にしてでも、仲間達の文字を守り続ける。文字の未来、言葉の未来へ向けて、エールを送り続けている。今や、目に見えぬ仕切りを取っ払ってやれるのは俺だけではないということも十分理解されている。何故、育てない？領域を提示しない？これ程、優れた日本語という武器が有りながら、そのポテンシャルを高めようと思わないのだ？この責任を過去の者達全てに押し付けるつもりもなければ、大物の中には、星新一や筒井康隆と、俺自身が尊敬に値すると考えるべき作家もいるが、ほとんど、全員と呼ぶしき限り、自分を売るため、有名になるため、要は自分のために、文字を打って来たのである。結果、現状が今である。もっといかなくてはならないのだ。時に、読み手を振るい落とし、時に、どん底に蹴落とす程に、文字の限界を知らしめてやって良いのである。ただ、そんな事が、王国に暮らす３人以外にやってのけれるわけもないだろうから、俺達は仲良しこよしに喧嘩を繰り返しながら、高みの見物をするしかないのである。残念。無念。しかし、そんな執念如きでは太刀打ち出来ぬ程、今年も新たな伝説は幕を開けてしまうのだろう。それが文字打ち王国という場所であるのだから……。

ＢＹ/東洋

しらくの落語進化論
図書館で借りた
らくだちゅうタイトルの古典落語うけた
死人の裏に回って手足動かせ
愉快に踊らさせ
笑いをとるちゅう
ブラック落語

火葬場で
おかんが遺影落として割ったら
みんな爆笑
普通は怒るとこ
オレの家族らしい


笑いにはいろんな機能がある
親父が
しみったれんな
笑え笑え
と言ってるような気がした

　
オフクロは未だに、ことある事にじいちゃんとばあちゃんの話をする。俺の両親は未だ健在であるが、いつか俺も、恐らく俺が死ぬ前に死ぬ事となる両親のことを、考えねばならんと考えるようになった……というには、まだ、少し気が早いだろうが、それでも、分からんもんは分からん。命なんて、所詮そんなもんさ。その中で、限りある時間の中で、どう時間を過ごすか。それも、家族の良さと共に、生ある内に感じることの出来る大切な想いなのだろうと感じる。遺影が落ちて、イエイの感覚を持ち備えた、パレハ家族なら、きっと、今後も、親父さんが作りたかった家族の色合いを表現してくれることだろーよ。古典も斬新な汚点と成り得る円満心の現れってなもんですぜ。

親より先に死ぬからな。とーよーは。親不孝だ。
わしはおかんより生きる。おかんを残して死ねん
ツラくてもな

早死にするとーよーが羨ましいぜ

当たり前たぜコノヤローッ

　
なんだとぉ〜？

スマホデビューでエロ動画見放題モードのウキウキ浮かれ気分もいい加減にしておけよ？お？ん？むむむ？ちゃんとイイカンジの最新アプリは取ったのかよ？俺とパリハとざつむほ女とハイパーケンちゃんもちゃんと楽しめるゲームはピックアップアドバスティックしてんのかよ？まったく、せっかくのスマホデビューを飾ったわけだから、こんなところで油売ってねーで、メルカリで油でも売りやがれってんだ！！ニョロポケー―――ンっと！♪

世の中ワケわからん
だけど進め
理由など知らん
本能だ