Write
1 小畑

舞子先生の思い出

舞子先生は学年全体から恐れられていた。
去年に引き続いてのクラス担任だと知った時は、僕を含めた周りの人間は思わずお尻に力が入ったことだろう。

『初めましての人も、一年間よろしくね』

舞子先生の恐ろしいところは、お仕置きの容赦のなさだ。
背もそれほど高くなく、一見すると活発というよりはお淑やかな雰囲気を醸し出しているから。
最初はみんなそれに騙され、気を抜いてしまった。
[作者名]
小畑
(PC)
2 小畑
忘れもしない。
お仕置き第1号となる被害者は、朝の教室に遅れてやってきた。

『3分遅刻ね、お仕置きです』

小学3年生。
個人差はあるが、大柄でもない女性が片手で持ち上げるには少々大きい。
そんな3年生の男子を軽々と持ち上げ、一瞬のためらいもなくお尻をひん剥いた瞬間。
クラス中の目は舞子先生にクギ付けとなった。

『時間は守らないとね』

まるで漫画のように左腕で抱え込まれたお尻。
舞子先生はその露出された丸みめがけて、バシッ、バシッと手のひらを叩きつける。
叩かれた部分はもみじのように赤くなってゆき、30発ほど続いたところでようやく下ろされた。

『はい、席に戻ってよろしい』

舞子先生は息一つ乱していなかった。
あくまで噂だが、お仕置きを執行する体力維持のためにジョギングや筋力トレーニングまで行っているらしい。
クラスの誰もが、それがただの噂でないことをこの日確信しただろう。
(PC)
3 小畑
舞子先生はたとえ女子が相手でも容赦しなかった。
男子と同じようにひょいと抱え上げて、スカートを捲り、パンツを引き下ろす。
これが一連の動作としてあっと言う間に行われるため、叩かれる本人も恥ずかしいなどと考える暇がないようだ。

『痛い、痛い、痛いー』

痛みに耐えかねて暴れると、すぐに舞子先生は叩くのをやめる。
いや、やめてしまう。
女子が我に返った時に、自分の置かれている状況に気付くのだ。
(PC)
4 小畑
『落ちついた?』

しんと静まった教室。
叩かれ赤くなった自分のお尻にクラス中が注目しているという状況で、舞子先生が叩くのをやめてしまった。
それがどういうことなのか、お尻を出した本人が一番わかっているようだった。
しかし舞子先生は一度手をとめるとなかなか再開してくれず。
これもお仕置きのうちと言わんばかりに、暴れた本人が完全に沈黙するまで待った。
やがて痛みが少し引き始めた頃、あらためて平手打ちを再開するのだ。
(PC)
5 小畑
『……っ』

二度目はない。
そんな雰囲気のなか叩かれ続けた女子のお尻は、後ろに遠く離れた席から見ても真っ赤になっていた。
終わったあと、舞子先生は女子を抱えたまま右手でパンツを戻してやっていたのだが…。
パンツを穿き直しても、先生に散々ぶたれたあとのお尻だとわかってしまうほどだった。
(PC)
6 小畑
『宿題忘れはこれだけ?あとからわかったら3倍増しだからね』

週に5、6人。
これだけ厳しくても連日お仕置きがやまなかったのは、僕達の世代がそれだけ悪童だったということだろう。
舞子先生の手のひらは、忘れたくても今もお尻に思い出として焼きついている。
(PC)
7 無名さん
舞子先生のクラスに行きたい
(docomo)
8 削除済
9 削除済
10 削除済
11 削除済
12 削除済
13 削除済
14 削除済
15 削除済