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恥ずかしい背中

翔太のお尻の左右には、梅干しほどのお灸の痕が二つずつ残っている。これは、翔太が幼稚園に入園してからも寝小便が治らなくて、手を焼いた母の美咲が、寝小便をすると、小梅ほどの大きなモグサで、お尻の両ほっぺにお灸を据えた。お灸の度に熱さ、痛さで泣き叫ぶ翔太だったが、熟睡している中での寝小便はどうすることもできなかったのである。その寝小便も小学1年生の夏休みが終わるころに、自然と寝小便から卒業が出来た。それまで10回ほど寝小便をする度に美咲は翔太のお尻の両ほっぺにあるお灸の痕の上に重ねて、小梅ほどのお灸を据えていた。何回も同じ処へ重ねて据えていても痕が大きくなって来たので、ある時から今あるお灸の痕から少し離れたところにお灸を据えた。新たな処にも重ねて何度も繰り返しお灸を据えられたため、翔太のお尻には、梅干しほどに大きくなったお灸の痕が4つ残されたが、幸いにもお尻のお灸の痕は、他人見られることもなかったので、翔太は、あまり気にすることもなく過ごしていた。
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しかし、小学4年生になった時、翔太は友達と喧嘩をして小さなケガを負わせてしまった。友達の母が美咲の処に怒鳴り込んできた。幸い大きなケガではなかったので、美咲が相手の母親に平謝り続けて、何とか事なきを得たが、気が強い美咲は、翔太の事で平謝りしたことが悔しくて、夕食後に今日翔太が起こした事件の顛末を父に話し、翔太へのお仕置きをどうするか父と相談を始めた。翔太はどんなお仕置きをされるのか、気が気でない状況で待った。
とにかく友達の母親に平謝りした事で腹の虫がおさまらない美咲は、「人を傷つけたのだから、翔太には熱いお灸を据えて懲らしめないと・・・・」美咲に対して、頭の上がらない父は「幸いたいしたケガではなかったようなので、翔太にお灸を据えるのは、一寸厳しすぎるでは・・・・」に対して美咲は「いや翔太のために、二度と謝るのは“御免”だわ。そのためには寝小便の時のお灸よりも、もっと厳しいお灸を据えて、猛反省を促すべきだと思うの!」母の剣幕に負けた父は、渋々認めざるを得ず、翔太へのお灸のお仕置きが決定した。
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お灸と聞いた翔太は「ごめんなさい、ごめんなさい、友達を傷つけたことは謝ります。もう絶対にそんな事はしないから、お灸だけは赦して、赦して、赦して下さい」両親に泣きながら赦しを乞うたが、翔太の事で、友達の母に謝ったことが、気に入らなかった美咲は、翔太に「今夜はお尻ではなく、背中へお灸を据える」と申し渡した。翔太は、あの熱くて痛かったお尻のお灸を思い出して、今度の背中へのお灸はどんなものなのか分からず不安におののいていた。美咲は、モグサと火の点いたお線香を準備して、モグサをお尻の時と同様に小梅ほどの大きさに丸め始めた。泣きながら謝り続けている翔太を無視している間に、美咲は小梅ほどの大きさに丸めたモグサが6個準備できた。そして美咲は嫌がる翔太を無理矢理に上半身を裸にして、うつ伏せにして、翔太の太腿の上に跨った。そして小梅ほどのモグサの底を舌で濡らして、背中の肩甲骨の間に、背骨を挟んで二つ貼り付けた。
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美咲は、父に翔太が暴れないように、両肩を強く押さえ続けるように言い、お線香の火を両方のモグサに移した。二筋の煙が立ち昇り始め、二つのモグサの火がお互いを競うように下へ下へと降りていった。やがて到達したモグサの火が肌を焼き始め「ア、ッ、ッッッ・・・イタ、イタタタタタ・・・・・」「ウッ、ウッ、ウウゥゥゥゥゥ・・・・・」と、翔太が泣き叫び始めた。お尻の時のお灸より、今度のお灸の方が、数倍の熱さ、痛さに泣き叫び声から呻き声に変わり、その呻き声が段々と力尽きてきたころにモグサが燃え尽きた。「痛い、痛い、痛い・・・・・」と、泣き続けていた翔太だが、心の中ではこれでお灸が終わったと思い、ホッとした瞬間。
美咲が背中の燃え尽きたモグサを払い落して、次のモグサをその上に貼り付けた。今まではお灸は1回だったので、翔太は泣きながら「まだお灸するの?」と、美咲に聞いた。美咲は「友達にケガをさせるような事をしたので、今日は前の時より厳しく、お灸を3回据えることにしたの!だからあと2回残っているからしっかりと我慢しなさい」翔太は、お尻の時よりもはるかに痛かったお灸に「やめて、やめて、もう絶対にしないからお灸はやめて!やめて・・・」と、美咲に懇願したが、美咲は聞き入れず、2回目のモグサにお線香の火を移した。二筋の煙と共にモグサが背中を焼き始めた。翔太は、2回目の泣き叫びとも悲鳴ともつかない呻き声がしばらく続いたあと、モグサが燃え尽きた。先ほどより、背中の奥深くまで到達したモグサの火で、翔太は「痛い、痛い、痛い・・・・・」と泣き続けている間に最後のお灸を据えられた。3回もお灸の熱さ、痛さに泣き叫び続けて精魂が尽き果てた翔太であったが、背中に大きな穴が開けられたような物凄い痛さが、ズキ〜ン、ズキ〜ン、ズキ〜ン・・・・・・と背中が疼いている。この痛さは、寝る時間になっても、まだズキ〜ン、ズキ〜ン、ズキ〜ン・・・・・・と疼き続けていたが、泣き疲れもあった翔太はいつの間にか寝入っていた。翌朝目覚めた時には疼きもやんでいた。
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翔太はお仕置きのお灸で、背中の奥深く迄焼かれた肌は、治りも遅く、お風呂に入っても自分で背中を洗う事も出来ず、1カ月ほどは美咲が、背中のお灸の痕の処を避けて、翔太の背中を洗ってやっていた。また瘡蓋ができてくると、翔太は、瘡蓋を壊さないように、学校や近所の友達と遊んでいる時に、細心の注意をはらっていた。お尻にお灸を据えられた時に、何かが瘡蓋に当ったり、叩かれたりして瘡蓋が壊れた時に「痛ッ」と声を出してしまうほどの痛さを、お尻の時に何度も経験しているからである。お灸を据えられてから2か月ほど過ぎた頃に瘡蓋も完全に取れ、お灸の痕に薄皮もできて、やっとお灸の痛みや痒みから解放された翔太だった。

7月に入り学校でプールの時間が始まった。勉強よりも何よりもプールの時間が一番好きな翔太は、例年のごとく一番に海パンになり、はしゃいでいたその時、近くにいた級友が「翔太の背中に赤っぽくなった丸いのが二つ付いている」と言ったので、他の級友たちが寄ってきて、「何だろう?」「初めて見たけど?」などと丸い痕の正体が分からなかった。その時一人の子が「あれはお灸の痕だよ!きっとお仕置きでお灸を据えられたんだよ。翔太!そうだろう。まだ薄く赤肌になっているから最近お仕置きされたんだよね!」あまりにお灸の事についてよく知っているので、誰かが「お前もお灸を据えられたことがあるのか?」「俺はやられたことはないよ。だけど爺ちゃん、婆ちゃんがお灸をしていて物凄く熱がっているのを何時も見ていたから・・・・・翔太も物凄く熱かったと思うよ」そして、翔太は他の子達からお灸を据えられたことについて集中口撃を受けた。「お前の親はお灸を据えるんだ!」「お灸ってほんと、何時お仕置きされたの?」「何でお灸を据えられたの?熱かった?我慢できた?」「他の処にはお灸を据えられなかったの?」「そのお灸の痕って消えないの?」「背中にお灸の痕なんてかっこう悪い!」等々。お灸を全く知らない子が多かったので、いろいろと翔太に聞いてきた。翔太は、お尻にあるお灸の痕については、他人に見られたこともなく、勿論聞かれたこともなかったので、初めてお灸の痕の事を指摘され、戸惑い、パニック状態になり、顔が真っ赤になって、うつ向いたまま何も答えることはなかった。海パン一丁で楽しみにしていた翔太だったが、背中のお灸の痕が気になって、プールの時間が憂鬱のまま終わった。

この一見があった後も、背中のお灸の痕は、身体検査やプール、運動会での裸体操などで裸になる度に、他のクラスの子や上級生、中には父兄などからも、背中のお灸の痕の事を聞かれたり、囃し立てたり、からかわれたりすることがトラウマになって、大好きだったプールの時間も嫌いになってしまった。また海水浴やキャンプなども友達に誘われても断るようになった。
高校生になってからは、級友をはじめ他の人から背中のお灸の事を、直接口に出して言われることはなくなったが、明らかに好奇な目に晒されていることを感じることが多くなった。
翔太は、なぜ背中のお灸の痕でこれほど恥ずかしい思いをしないといけないのか、他にも背中にお灸の痕がある子がいるのではないかと、級友や同級生、同年代位の子達の背中を探し回ったけど、大人やお年寄りを除けば、翔太の周囲の子供達の中には、誰一人として背中のお灸の痕を見つけ出すことが出来なかった。そのため翔太は、背中にお灸の痕があるのは自分だけだと自覚し、裸になって背中を晒すことが今まで以上に恥ずかしいことだと思うようになった。  −完―
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僕も背中とお尻に特大大きいお灸の痕があるよ。小説と同じく寝小便が治らずお灸を据えたら治ると言われて寝小便をすると背中に1つお尻に1つづつ、朝に据えられ夜寝る前に据えられ、最初に据えられたお灸の熱い事熱い事泣き叫んでも許してもらえず、幾度ももぐさを替えてお灸のお仕置きを据えられました。一回や二回のお灸を据えられても寝小便は治らずお灸のお仕置きは据え続きもぐさも大きくなり背中もお尻も特大のお灸の痕になりましたがいつの間にか寝小便は治っていました。押さえつけられて熱い熱いお灸を据えられて来ましたが寝小便も治り今ではお灸に感謝しています。熱いお灸愛して居ます。
(SP)