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1 咲夜

十六夜咲夜と紅美鈴

これはまだ咲夜が幼い頃、美鈴に育てられていた頃の話
[作者名]
咲夜
(SP)
2 咲夜
ある春の日、美鈴は慌てていた。それと同時に怒っていた。博麗神社に遊びにいったきり咲夜が帰ってこないのだ。咲夜の門限は6時。今は8時。二時間も過ぎている。夜の10時。門限から四時間たって、咲夜が帰ってきた。咲夜は門前で仁王立ちしている美鈴に向かって、ごめんなさいといった。
美鈴「こんな時間まで何をしていたんですか?」
咲夜「れーむと遊んで、そこにチルノが来たから、遊んでたら、時間わかんなくなっちゃって………。ごめんなさい………………。」
美鈴「咲夜さん、今は何時ですか?」
咲夜「じゅ、10時……。」
美鈴「そうですね。門限は何時ですか?」
咲夜「6時………。」
美鈴「四時間も過ぎてますよ?私がどれだけ心配したと思ってるんですか?」
咲夜「ご、ごめんなさい………。」
美鈴「今日はもう遅いので、寝てください。明日、その事についてのお仕置きをします。覚悟をして、明日私の部屋に、8時に来てください。いいですか?」
咲夜「は、はい……。」
(SP)
3 咲夜
翌日AM7:30
(SP)
4 削除済
5 咲夜
咲夜「どうしよう……。怖いよ……。めーりんのお仕置き痛いし……。やだよぉ…。でもいかないとお仕置き増えるかな?でも怖いよ…。」

AM7:59
咲夜「め、めーりん?」
美鈴「入ってください。」
ガチャ バタン
美鈴「自分でこれて偉いですよ♪咲夜さん。さて、私の隣に座ってください。」
咲夜「は、はい……。」
美鈴「どうしてお仕置きされるか分かりますか?」
咲夜「門限破って、遊んでたから……?」
美鈴「そうですね。あと、他にはありませんか?」
咲夜「めーりんに心配させたから?」
美鈴「それもありますが、咲夜さん、昨日門限何時間破りましたか?」
咲夜「四時間……。」
美鈴「そうですね。それはいいことですか?悪いことですか?」
咲夜「悪いこと……。」
美鈴「そうですね。どうしてお仕置きされるかわかったようですし、お仕置きに移りましょうか、咲夜ちゃん。おしりを出して私の膝の上に来てください?」
咲夜「は、はい……。」
美鈴「いい子です♪何回にします?しょうもない数いったら増やしますけど。」
咲夜「めー………お母さんが決めて……。」
美鈴「あ、お仕置きのときはお母さんって言うルール覚えてましたか。でもめーりんっていいかけましたね。お仕置きは5回追加ですね。さて、昨日は悪い子だったし、100回かな?おしり庇ったら10追加、時を止めたら20追加だから、頑張ってお仕置き受けるんですよ?これからお仕置きだから、親子みたく、話しますからね。いいですか?」
咲夜「うにゅ、は、はい………。」
美鈴「いい子です。それではお仕置きを開始します。」
(SP)
6 咲夜
パチィン!!パチィン!!ピシャン!!
咲夜「うーいたい〜!」
美鈴「頑張ってください。」
パチィン!!パチィン!!パチィン!!ピシャン!!ピシャン!!パァン‼
咲夜「いだいよぉー!」
美鈴はこれでも半妖だ。そこらの人間よりは力があるため、叩かれる側はたまったもんじゃない。
パチィン!!ピシャン!!ピシャン!!ピシャン!!パァン‼パチィン!!パチィン!!
咲夜「うわぁん!いだいよぉー!うぐっ」
美鈴「痛くて当たり前です。お仕置きしてるんですから。痛みでしっかり反省してください。」
パチィン!!パチィン!!パチィン!!ピシャン!!ピシャン!!ピシャン!!パチィン!!ピシャン!!ピシャン!!
     :
     :
     :
     :
ピシャン!!パチィン!!パチィン!!パチィン!!
咲夜「うわぁん!ごえんなざい〜!おがあざん〜!」
美鈴「平手打ちは残り1回です。少し痛くしますよ?」
咲夜「ヒックは、はい……。ヒック」
バチィン!!!
咲夜「うわぁぁん!!ごえんなざい〜!」
美鈴「次は追加罰です。1回おしりを庇ったので10回、お仕置きのルールを忘れかけていたから5回、15回の追加ですね。さて、最後なので、このブラシで叩かせていただきます。頑張ってくださいね。」
咲夜「ヒック……」ギュッ
バチィン!!!バチィン!!!バチィン!!!
咲夜「うわぁぁん!!ごえんなざい〜!おがあざん〜!いだいよぉー!」
美鈴「頑張ってください。」
バチィン!!!バチィン!!!バシッ!!!バチィン!!!バチィン!!!バチィン!!!バチィン!!!
咲夜「うわぁぁん!!いだいよぉー!おがあざん〜!ごえんなざい〜!」
美鈴「あと5回だから、頑張って。」
バチィン!!!バチィン!!!バチィン!!!バチィン!!!
咲夜「うわぁぁん!!ごえんなざい〜!」
美鈴「あと1回ですよ。」
ビタァァン!!!!
咲夜のおしりは桃を超えて林檎位に赤く腫れ上がっていた。
咲夜「うわぁぁん!!ごえんなざい〜!おがあざん〜!ごえんなざい〜!」
美鈴「もう終わりです。よく頑張りましたね。」
咲夜「ヒックお、おかあさん…。」
美鈴「ん?何?」
咲夜「ヒッおかあさん、しゃくやのこときらいになった?」
美鈴「嫌いな人に、こんな手を痛めてまでお仕置きしませんよ。大丈夫。世界中が咲夜ちゃんを嫌いっていっても、おかあさんは咲夜ちゃんを愛してるから。」
咲夜「ヒックうわぁん!ごえんなざい、おかあさん〜!」
美鈴「ヨシヨシ。」
(SP)
7 削除済
8 咲夜
咲夜「ふふっ。こんなこともあったなぁ。」


美鈴「咲夜さーん?」
咲夜「あっめ、めいりん……。この前は……その……」
美鈴「いいんですよ?私は。でも、言いましたよね?やりたいことがあって、それを見られたくないなら、鍵をかけて誰も来ないところでやりましょうって。」
咲夜「ご、ごめんなさい……。」
美鈴「前も言いましたよね?“咲夜ちゃん”はいくつになっても中身は成長してませんね?」
咲夜「あわわ……。」
美鈴「謝るだけなら子供でもできますよ?」
咲夜「ご、ごめんなさい………。
美鈴「久しぶりにお仕置きが必要ですか?最近目に余るものがありますよ?おしりぺんぺんがいいですか?それともお灸を据えましょうか?」
咲夜「いやぁ……。お灸はいやぁ……。」
美鈴「ふふっ。それじゃあ私の部屋にいきましょうか。」
咲夜「あっ。いやぁ……。」
                          完
(SP)
9 無名さん
お灸を知らない子には、物凄く熱いお灸を据えて、
お灸の恐ろしさを知らしめたほうがよい。
(PC)