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1 咲夜

沙織と桐乃と黒猫と

俺は高坂京介。今日は沙織の家に集まって楽しい楽しい夏コミの打ち上げだ。だが、そんな楽しい日なのに、桐乃と黒猫はいつも以上にヒステリックな喧嘩をおっぱじめてしまった。流石にこれはヤバイと思った俺は沙織に相談し、沙織に二人をお仕置きしてもらうことにした。何で俺じゃないか?変態になってしまうじゃないか!沙織は
いつぞやのサングラスに付け替えた。そして
「おい、貴様等!」
「「ひっ!」」
「今日は楽しい夏コミの打ち上げの日なのに、貴様等ときたら喧嘩ばかり。貴様等には少々仕置きが必要だな。」
流石沙織さん。身長のお陰で怒りの迫力が半端ないっす。
「きりりん氏は拙者のところにこい!黒猫氏は拙者の前に正座しろ!」
「「は、はい!」」
ヒョイ トス
「え!?ちょ、ちょっと待って!この体勢ってもしかして………………‼」
「もしかしなくとも、尻叩きだ。打ち上げを台無しにしたこと、しっかり反省しろ。」
パァン‼パァン‼
「いっ!」
パァン‼パァン‼パァン‼
「いたっ!いたいっ!ごめんって!謝るからー!ゆるして!」
「きりりん氏、それはしかられる側が放つ言葉ではないと思うぞ。」
「え!?やっ!スカート捲らないで!」
パチィン!!
「ひっ!」
パチィン!!パチィン!!パチィン!!パチィン!!パチィン!!パチィン!!
「いたい!」バタバタ
パチィン!!パチィン!!パチィン!!
「いたいー!え!?ちょ、パ、パンツはだめ!おろさないで!」
バチィン!バチィン!
「いたっ!いたいー!」バタバタ
バチィン!バチィン!バチィン!
………………………………………………
チィン!バチィン!バチィン!
「さ、沙織ー!ご、ごめんなさいー!」ポロポロ
あの桐乃が泣いて謝ってる!沙織さんすげえっす。そして桐乃の尻は赤く、腫れている。痛そうだな。まぁ、自業自得だな。
「やっと謝ったか。貴様は壁に向かって尻を出して立っていろ。これも仕置きのうちだ。次は黒猫氏だ。早く来い。」
「………………。」ガクガク
まぁ、桐乃のあんなの見せられればなぁ。
「どうした。早く来い。数増やすぞ。」
流石に数が増えるのは嫌らしい。素直に沙織のところに、行った。
「来たか。それじゃ、きりりん氏と同じように拙者の膝の上に腹這いになれ。」
「は、はい………」ガクガク
「何がいけなかったのか反省しろ。」
パァン‼パァン‼
「ひゃうっ!」
パァン‼パァン‼パァン‼
「うぅ〜!」
「スカート捲るぞ。」
「い、嫌っ!」ヒック
パチィン!!パチィン!!パチィン!!
「いたっ!いたいっ!」ポロポロ
家では日向ちゃんと珠稀ちゃんにやってるくせに、自分はやられたことがないみたいで、もうすでに泣いてしまっている。少し可哀想だな。
パチィン!!パチィン!!パチィン!!パチィン!!パチィン!!パチィン!!パチィン!!
「いたいっ!………………だめっ!パンツはだめっ!」
「問答無用!」
………………厳しい。黒猫、頑張れ。
バチィン!バチィン!バチィン!
「うぅ〜!いたい!いたいっ!」ポロポロ
バチィン!バチィン!バチィン!バチィン!
………………………………………………
バチィン!バチィン!バチィン!バチィン!
「しゃ、しゃおりぃーヒックごえっごえんなざい〜!」(大泣)
「よく謝ったな。」
黒猫なんてもう顔が涙と鼻水でグショグショだ。さが発音できてないし。そして桐乃同様尻が赤く、腫れている。
「きりりん氏と黒猫氏。最後だ。四つん這いになれ。」
「「は、はい…………。」ポロポロ
「最後はこの定規で5回ずつだ。いいな?」
「「は、はい………………。」
「いくぞ。」
ヒュンッ! ピシャン!!ピシャン!!
「いたっ!ごめんなさいー!」ポロポロ
「ひゃうっ!うわぁん!ごえんなざい〜!」(大泣)
ピシャン!!ピシャン!!ピシャン!!ピシャン!!
「ヒックごめんなさいー!」ポロポロ
「いたいっ!ごえんなざい〜!」(大泣)
ピシャン!!ピシャン!!
「沙織ー!ごめんなさいー!」ポロポロ
「しゃおりぃー!ごえんなざい〜!」(大泣)
「貴様等、ラストだ。いくぞ。」
ヒュンッ! ビタァァン!!
「いだい!ごめんなさいー!」ポロポロ
ヒュンッ! ビタァァン!!
「うわぁん!しゃおりぃー!ごえっごえんなざーい!」
「よし、仕置きは終わりだ。よく頑張ったな。」
「ヒックさ、沙織?ごめんなさい…。」ポロポロ
「うわぁん!しゃおりぃー!ごえんなざい〜!」(大泣)
もう黒猫は幼女退行をおこしたみたいに幼い子供だなwそして沙織はいつものぐるぐる眼鏡を付け替えている。
「二人とも、謝ったんだから、いいでござるよ。ひとつ、拙者と約束でござる。こういう楽しい日は、喧嘩しない。いいでござるか?」
「「はい!」」
「約束を破ったら、またお仕置きでござる。いいですかな?」
「「は、はい!」」
このあとは、沙織が二人の尻に軟膏を塗ってやったら、二人とも、寝ちまって、結局沙織の家に泊まることにした。お袋に電話してな。打ち上げは別の日に楽しんださ。そして俺は家に帰ってから桐乃に踏まれながら怒られました。何故だ!あれからは二人は喧嘩を控えるようになった。めでたしめでたし!?
[作者名]
この物語はフィクションです本編とは一切関係はありません。
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2 咲夜
黒猫がこんなんだったらと思うとwwやっぱり厨二病の方があうわw
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