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1 無名さん

スパンキング・ビーチ☆

とある海水浴場。ここの海水浴場は全国的には名前もない浜辺なのだが、毎年夏になると地元の若者たちが穴場としてよく遊びにくる地元ではちょっとした夏の有名スポットだった。
今年も海開きが始まると、何人もの若者たちが毎日のように訪れていた。だが、年々若者たちのモラルが低下しており、ゴミの置きさり、夜の花火騒ぎが毎日当たり前に行われていて地元のライフセーバーたちは頭を悩ましていた。中でも遊泳禁止区域で飛び込みなどをして遊ぶ若者が急増していた。昨年は飛び込みが原因の怪我の報告も何件かきていた。海での事故を防ぐ立場のライフセーバーからしてみればあってはならない出来事だった。

そして今年からライフセーバーもモラルの低い若者たち撃退のためにある作戦を練った。そして数日後、海岸にはデカデカと看板が立てられた。

『遊泳禁止区域への入水、ゴミの置き去り、花火などの迷惑行為、または他の観光者が不快と感じる迷惑行為の禁止。これに反する者にはペナルティとして尻叩きの刑を与える』

ライフセーバーたちが考えた作戦とはいたって簡単だった。モラルのひくいお子さまはお仕置きしてしまおうというのだ。
すで市のほうにも許可をとっており、いくつかの条件をクリアすることにより、この作戦は許可された。

条件とは、叩き手は相手が男女問わず女性が行うこと、水着の上から行うこと、道具は使わないこと。
の三点。後はライフセーバー側が行った行為により回数などを決める。そうしてこのルールは実施されることになった。
(PC)