1 Airllo

【準決勝】ちぞちぞ vs たちの

先攻:ちぞちぞ
後攻:たちの

猶予開始は 3/12 20:00 から
猶予72h 延長1回 自由小節3本
2 ちぞちぞ
延長願います
3 ちぞちぞ
残り四名、それぞれの思いを胸に 戦えることに誇り持つべき


俺はこの遊戯を 愛しているが故、蓋世不抜で マイペースな風情
何人も力の差に竦み態勢不安定 で実を結ばずただ咲いて散る役目
枯れ木に凭れ、叫び、身悶え…… 嗤って浴びるは返り血の雨
睨まれるあまり、力で上書き すれば草木はおろか屍すらない
欠け飛んだメモリー、誰の負け惜しみ……総て等しく風の前の塵
そんな我が身の血や肉となり 消えてった幾千のリアリスト達


お前の腕にない疑いの余地 だが過ごしたくはない無駄な一時
この期に及びダンジョンの続きへと勘定をする贄を真っ向勝負にて
昇華遂げた韻 殴打込め書き 溢れて止まらぬノルアドレナリン
楽しませてくれ、と強者の願い さぁ考えろ、俺をどう倒せばいい?
4 削除済
5 たちの
口だけ達者な 痛いストレンジャー 達が述べ三十余名 地下に蠢いた。"腕"だけがルールの 治外法権下 で各々目論んだ ピラミッド制圧。気付けば残り4名の 血走る表現者 ※(お前が居る理由は 理解不能ですが) 実力無き者を 見限る処刑台 の正面に無傷のままの リアリスト見参。

戦場でマイペースと抜かす 猿芝居状態な 探り足の手段が ネットライムに対し 雑に愛を謳うか。その 安い内容たるは まるで闘争心を 感じない様な唄。その証拠が俺を照らし認める サーチライト・スカウター。嗜み方も二流どころの 勝つ気ない横断幕 を破り去る俺の 活字【快刀乱麻】。お望み通り楽しんだ結果、運命は 万事塞翁が馬?ここは"勝てた奴だけが本気で笑える 殴り合い"そんな舞台。

【上は灼熱、下は極寒】の 気温注意報 が常に鳴るこの場所で ニホン屈指の 左脳発達者が 披露する思考。遊戯は遊戯でも実力 史上主義の 死亡遊戯場。

返り血の量に酔って 作っちゃったステータス は 順風満帆ですか? 宛先ってのが 薄くなった傑作 皆様ご覧下さい。要モザイクの スプラッター映画。"どう倒せばいい?" スキルと勝ちへの姿勢で 充分なんじゃねぇか?

"ダンジョン"に疑問浮かんで、、、数分間が経過。

本当にわからないから拾えないけど I'm Sorry. 2バース目こそ真っ向勝負 Eyes On Me それなりに発言 確りと お願いしますね。
6 ちぞちぞ
羅列した怪気炎から滲む勝利宣言 とは裏腹にこの試合が事実上二戦目
此方、四戦目 巧者たちを三度(みたび)下した つまり遠く及ばぬ理解不可には
攻めに固執して打ち明けた無様 果たしてどちらが口だけ達者か?
自縄自縛 俺を"実力無き者" と嘲った代償、その傷の深いこと……

強い言葉の数だけで図る殺意の在処 これで裏もなきゃ浅過ぎて逆に怖いな
立て間違えた錦の御旗は相手頼りで まるでエサにありつけないハイエナの見栄
スカウターや刀を取り出すおもちゃ箱の中 「とう!やー!とう!やー!」と振り回すお子様の谺
愚かなものだな、その刃渡りも要は数センチ 深く掘れぬ穴が用足す雪隠
隠しきれぬ糞が溢れてバース全部に拡散 そこを余すとこなく周知させる懸垂幕出す

真っ向勝負が客に対して舞台挨拶 進んで目線を逸らした不甲斐無い奴
てんであべこべになる 口が体が 分不相応な炎天下で朽ちた徒花
大アクビが出るからもうラクになれ 最下層に突き落として評価塗り替え
低体温症による手痛い横死を課す氷点下の世界 太陽に手を伸ばす俺など当然倒せない 


裏付のない手紙を誤魔化す派手な便箋 発言が自身に返れば"薄い"どころか"宛先不明"
7 削除済
8 たちの
返り血に続いて 戦闘数自体 から 連想する自慢、腕=勝った数と 形容する牙、戦績をエサにして 冷笑する気か。"目の前の餌を食う"ハイエナにもになれぬ 便所虫以下。ヤグラを振り返る間に俺が対峙してる 前方注意だ。

実力だけじゃなく 誇りが霞む。 3人を下した事にして 驕り高ぶる。言いたかねーけど語謳讔にボコされての事実上 1回戦敗退 隠してまで 粋がっていたいか。あと、ダンジョンの話は 言い返せないんか?
お前が不戦勝を突いてくる辺り 隙だらけなんだが、逆に問うどちらが 口だけ達者か。

裏付けってのはこーゆーことだぞ、ちぞちぞ。

宛先不明?オウム返し 凡人の思考、スルーしたら 調子に乗りそう だから言っとくがAll Answer Forちぞちぞ。 お前の手紙はゴミ処理場。

"マイペース"は何処へやら。自己主張ない 持論集合体 に向け 遺恨生むような 一方通行化 した 誹謗中傷達 が飛び交う結果、ひどく重症な 太陽に手を伸ばせば勝てる 新興宗教家。俺の掌で踊り狂え@ 死の舞踏会、数センチと見誤った刃が 心臓部到達。抜けさせねぇよ Bのブロックは。
9 ちぞちぞ
不戦勝云々などまるで二の次だが 俺がいつ一回戦を秘匿したんだ
言いたくない、とは保険か遠慮か? 再度余所見か?俺に勝てるのか?
確かに彼奴は虚を穿ったリリックで たちのと似付かぬ素晴らしい腕
しかしルールに嵌って消えた麒麟児 さりとて勝利 してないインチキ
左様、勝ちこそ腕で腕こそが勝ち それ以外は美辞麗句の夢物語
否定だけでなく斯様に太鼓打つも作法 ならば聞こう、腕=何とするのかを

気になって仕方ない迷宮、そんな頓珍漢を相手にするも未だマイペース
斬り処を誤った素振りの刀 御自慢の"足"は不随のままか
棒立ちに終始の遊戯場が墓 直ぐにオサラバさせる無類の婆娑羅

随分上からご高説感謝 見えない誰かと踊ってクタクタ
相当傑作だ ゴミ処理場へ捨てた遺恨がオウム返し
鈍らのその腕はイコン画を産むが壊死 凍える弱者
直射日光じゃオーバーヒート ならば俺が此処を出るはずだ

ここに立っている理由は無尽蔵 利少なくともリスク買う自分が主人公
そこには燦然と光る技術革新と 鮮やかに描かれた傷付かぬ心臓
10 たちの
"隠してない"と 隠蔽否定も "下した"と豪語して 金メッキ変色。傷付かぬ≠気付かぬと知れば 一転致命傷。そんな 失言にResponse. IN Sentiment. 一戦目も勝ちにカウントするプライドは既に 1センチメートル。

YABOだから言いたくなかったんだよ。

一度死んだお前が語り継ぐ「我、敵を三度下したナリ。。。」みたいなのが鼻に付く。
そんだけだよ。
お前から感じない、勝者だけにみなぎるオーラ、やはり此処にいる理由は 理解不能だ。

ライマーの腕は観衆が沸いて腕を上げてくれた時に比例して上がる。

要はまずは どう沸かすか そんなヤツら ON THE Culture. お前みたいに星の付け方に 拘らずな 勝ちが価値ってゆー こんがらがった 価値感を 持ったカスは 洗脳するだけの 脳科学者。または自分の過去を求める主人公 like a ドグラ・マグラ。

俺は不戦勝の度に悔しかった、1バース目の"勝ちへの姿勢"の意味は分かったか?

質疑を有耶無耶にする 低リスク根性 1バースからのQuestionに 停止する応答。全部逆張りで 天地無用の 宛先は自身な 消印有効書。ネットライムでAnswerを 軽視する暴挙 現にYou Don't Know. 口だけの真っ向勝負を 制しフルボッコ。マイペースを盾に 現実・妄想 の区別なく センシティブ上等 に 演じ切るコント。1バース目からぶん殴り続けて折ってやったあばら骨 全二十四本。
11 コウ
たちのさんに一票で。

ちぞちぞさんの2バ冒頭
「羅列した怪気炎から滲む勝利宣言 とは裏腹にこの試合が事実上二戦目
此方、四戦目 巧者たちを三度(みたび)下した」
このラインがやはりちょっと引っ掛かってしまいました。不戦勝云々についてはたちのさんのせいじゃないのでそこにマウント取っても正直悪手だったかなと。
そこにたちのさんの
「実力だけじゃなく 誇りが霞む。 3人を下した事にして 驕り高ぶる。言いたかねーけど語謳讔にボコされての事実上 1回戦敗退 隠してまで 粋がっていたいか。」
これがヒットしていたと思います。
また、単に相手の隙を突くだけではなく
「俺は不戦勝の度に悔しかった」
などのラインで己の信念みたいなものを示してきたところもたちのさんかっけぇ!ってなりました。

韻の好みはちぞちぞさんでした。もう本当にスムーズかつえぐい踏み方しますよね。
ただ今回はきっちりポイント抑えてdisっていたたちのさんに分があったかなと思います。

棚上げすみません。
見応えあるバトルありがとうございました!
お疲れ様です。
12 霞双
たちのさんに一票で。

かなり難しいですが、論的に見るとたちのさんの方が上手だったかと思いました。不戦勝とかの部分。

実力だけじゃなく 誇りが霞む。 3人を下した事にして 驕り高ぶる。言いたかねーけど語謳讔にボコされての事実上 1回戦敗退 隠してまで 粋がっていたいか。あと、ダンジョンの話は 言い返せないんか?
お前が不戦勝を突いてくる辺り 隙だらけなんだが、逆に問うどちらが 口だけ達者か。

これが強かった印象です。まあ、ボコされての〜ってのは少々強引な気もしますが。

ちぞちぞさんもいいラインが多くてかなり迷いました。ダンジョンっていうのに対しては応答無かったのは痛いってのは言い過ぎでしょうが、説明不足な感じもしました。

裏付のない手紙を誤魔化す派手な便箋 発言が自身に返れば"薄い"どころか"宛先不明"
そこには燦然と光る技術革新と 鮮やかに描かれた傷付かぬ心臓

これが好きでした。かっこいい。

しかし、たちのさんの方が要点に対してきっちりアンサーできていた印象。あと言い回しとかでも上手く交わして展開できていたかなあって思いました。
本当に迷いました。かなりの僅差。というか自分の理解力の無さが逆に申し訳ないです。拾いきれてない部分が多くあると思いますがご了承を。

簡素棚上げすみません。
お疲れ様でした。
13 Airllo
ちぞちぞさん
1:ボス感がカッコイイっす
どう倒せばいい?で終わらせたの凄い良いっすね。
相手を認めつつも「かかってこい」の姿勢がとてもとても好きです。漢。
2:1vで威嚇、腰を上げるような2vもまたカッコイイです。スカウターや快刀乱麻をおもちゃ箱と表現したところが良かった。あくまでも質が違うというのを分からせる感じですかね
3:冒頭が良かったです。腕を何とするのかとかですね、ただ、後半は失速したかな…と思いました

たちのさん
1:マイペース、ってところから闘争心を感じないってところが良かったっす。【】の所が読み取りきれませんでした。ダンテの神曲と坂口安吾(ぐぐりました)ですか?スキルと姿勢で充分。その通りです。
2:ダンジョンは言い返さないのかとかこーゆーとこだぞとかBのブロックはとかパンチラインの連発でした。
3:怒涛の畳みかけが恐ろしい…勝ちが全てじゃないと主張することでそれまでの自分をよく見せてたと思いました。

票はたちのさんへ
突きどころが好きです。勝ちは価値と〜のところが決め手だったと思います。

両者お疲れ様でした。
14 型月
ちぞちぞに一票

たちのの怒涛の踏みも凄いのですが若干ハマらない所もあって韻の踏み方はちぞちぞさんの方が好きでした。

どう捉えるかっていう内容もあったり野暮っちゃ野暮って所もお互いありますが、ちぞちぞさんの綺麗な文章と言い分が良かったです。

しかしながら
たちのの三回目が相当格好良くてマジで悩みました。
15 141◆Rtu6AM
ちぞちぞさんに一票

どちらも穴らしい穴もなくこのレベルになると韻とか論とかでは差が見つけづらいです。ちぞちぞさんの「オウム返し〜からのイコン画」みたいなリリックの遊びの部分が好きだったので、入れます。
16 inge
たちのさんに一票

2バが分かれ目でした。

たちのさんの2裏がかなり強く、ちぞちぞさんが3表で上手く返して逸らすも一歩及ばず のような構図に見えました。
ちぞちぞさんが良くも悪くもマイペースだった気がします。パンチのあるラインが無いわけじゃないんですが 1、2、3回戦と比べると全体的に単調過ぎた感じがしました。
たちのさんは踏み抜くスタミナと突き所が厭らしいけどいやらしくならずむしろ格好良く見える言い回しが光っていたように思います。

以下好きだったライン
ちぞちぞさん
「欠け飛んだメモリー、誰の負け惜しみ……総て等しく風の前の塵
そんな我が身の血や肉となり 消えてった幾千のリアリスト達」
「裏付のない手紙を誤魔化す派手な便箋 発言が自身に返れば"薄い"どころか"宛先不明"」
「ここに立っている理由は無尽蔵 利少なくともリスク買う自分が主人公
そこには燦然と光る技術革新と 鮮やかに描かれた傷付かぬ心臓」

たちのさん
「本当にわからないから拾えないけど I'm Sorry. 2バース目こそ真っ向勝負 Eyes On Me それなりに発言 確りと お願いしますね。」
「実力だけじゃなく 誇りが霞む。 3人を下した事にして 驕り高ぶる。言いたかねーけど語謳讔にボコされての事実上 1回戦敗退 隠してまで 粋がっていたいか。あと、ダンジョンの話は 言い返せないんか?
お前が不戦勝を突いてくる辺り 隙だらけなんだが、逆に問うどちらが 口だけ達者か。」
「俺は不戦勝の度に悔しかった、1バース目の"勝ちへの姿勢"の意味は分かったか?」これズルい

お疲れ様でした!
17 語謳讔
たちのさんに1票

お互いに似たライムスタイルだったので、論が決め手だったように思います。

ちぞちぞさん
v1:ベスト4としてここまでの総括という感じの出だしは好きだったのですが、中盤の締めの「リアリスト達」がいまいちピンと来ませんでした。(その前に"夢"とかの関連ワードがあれば違ったのかもしれませんが…)
「ダンジョンの続きへ/勘定をする贄」も「真っ向勝負にて」で踏む為に選択した言葉という印象が強く、文章として意味が読み取りづらかったです。
一つ前の試合で遊び心を存分に発揮していたこともあり、1vは少し無難に感じてしまいました。
v2:"理解不能"や"理解不可能"ではなく「理解不可」というのは日本語としては微妙なラインだったので、わざわざ「三度(みたび)」と表記までして踏みに行った割には韻の威力が弱かったです。
「おもちゃ箱の中」や、相手の「横断幕」を拾っての「懸垂幕」等の切り返しは流石でした。
v3:一回戦は本当に申し訳ありません……と思いつつ、あの時3v目を書いて試合成立させる男前ぶりを見せたちぞちぞさんが「勝ちこそ腕 〜」と言うのは少し違和感がありましたし、先攻なのにアンサーに文章量を割いてしまったのが防戦一方に映ってしまいました。
「遺恨がオウム返し/イコン画を産むが壊死」の踏み方は無理やりな気もしますが反対ブロックで無念の猶予切れだった子音使いを踏まえての敢えての韻なら熱い!
18 語謳讔
たちのさん
v1:全体を通して言える事ですが、連踏みの中で最後の着地を特にしっかり決めにきていて、意識的にパンチラインを作っている印象を強く受けました。
ただ「気温注意報」みたいな造語や、注意報は出るものであって「鳴る」ものではない等、細部は繋ぎ等の粗さが目立ったように思いました。
「数分間が経過。」は攻撃として非常にやらしい韻の落とし方で好きです。
v2:相手のバースでは「エサにありつけないハイエナ」だったのを「"目の前の餌を食う"ハイエナ 〜」と微妙に意味合いをズラしての引用はクレバーな攻撃法でしたし、更に相手の「雪隠」と合わせて「便所虫以下」等、拾ったワードの処理の仕方が巧かったです。
「誹謗中傷達 が」の「達」は流石に違和感が強かったですし、別に「誹謗中傷が」でも韻にそこまで影響は無かったように思いました。
v3:「ライマーの腕は 〜 比例して上がる」は技量の意味での腕と、観衆のハンズアップを上手く掛けていて好きでした。
「俺は不戦勝の度に悔しかった」という言葉にv1v2が集約されていった感じがして、一貫したスタンスを印象付けていました。これが勝敗の決め手だったように思います。

お二人とも、お疲れ様でした。
19 ゾンビ鷲
たちのさんに一票です。

ちぞちぞさん「不戦勝で〜」

たちのさん「お前こそ一回戦で〜」
のやりとりにしても、たちのさんの方が納得できました。加えて、不戦勝の度に悔しかった。このバース3裏での落とし方がめちゃ格好よかったです。

ちぞちぞさんの整った韻の踏み方もすごく好きで、上の句?でぽん、ぽん、と踏んでリズムずらす感じとかもかなりイケてました。
20 ベースヘッズ
両者お疲れ様です。

僅差でちぞちぞさんに一票で。

少し立て込んでおり、取り急ぎ票だけで。感想と理由は後ほど落とします。
21 Airllo
判定期間を過ぎたため
勝者:たちの
22 たちの
判定をくださった皆様、
対戦相手のちぞちぞさん。
ありがとうございましたm(_ _)m
23 ベースヘッズ
先1
なんてゆうかリズムの取り方が気持ちよかったです。韻の踏み方も気持ちよくて唸りました。

後1
韻のレベルが高水準でスキルフル!サーチライトスカウターとか言葉選びも好みでした。

「返り血の量に酔って 作っちゃったステータス は 順風満帆ですか? 宛先ってのが 薄くなった傑作 皆様ご覧下さい。要モザイクの スプラッター映画。"どう倒せばいい?" スキルと勝ちへの姿勢で 充分なんじゃねぇか?」
ここの返しがハマって決まってました。

ですが、対するちぞちぞさんもスキルフルだったが故に「口だけ達者」「実力無き者」と言う言葉は当てはまらなかったなと。故にリアリストと言う言葉にも少し疑問が。

先2
「羅列した怪気炎から滲む勝利宣言 とは裏腹にこの試合が事実上二戦目」ここはちょっと蛇足な感じがしました。不戦勝の件はたちのさんに非があるわけでなく、私が一方的に申し込んだ形ですし。(棄権の件は本当に申し訳ありません)

「俺を"実力無き者" と嘲った代償、その傷の深いこと……」
「強い言葉の数だけで図る殺意の在処 これで裏もなきゃ浅過ぎて逆に怖いな」
ここは核心だったかと。GOOD

後2
「返り血に続いて 戦闘数自体 から 連想する自慢、腕=勝った数と 形容する牙、戦績をエサにして 冷笑する気か。"目の前の餌を食う"ハイエナにもになれぬ 便所虫以下。ヤグラを振り返る間に俺が対峙してる 前方注意だ。」ここら辺、めっちゃ上手い返し刀だったなぁと。

ですが、「事実上 1回戦敗退」についてが引っかかりました。あの一連の流れを全て見てたのですが「猶予」や「準備」も含めて実力の内だと思うのでちぞちぞさんの勝ちで間違いないないと思います。(今後の大会の為に意見させていただければ、上で言ったように全てがライマーの実力の内で「勝ち」なの間違い無いと思うのでああ云う試合に関しては感想だけとるべきと思います。)
24 ベースヘッズ
先3
「確かに彼奴は虚を穿ったリリックで たちのと似付かぬ素晴らしい腕
しかしルールに嵌って消えた麒麟児 さりとて勝利 してないインチキ
左様、勝ちこそ腕で腕こそが勝ち それ以外は美辞麗句の夢物語
否定だけでなく斯様に太鼓打つも作法 ならば聞こう、腕=何とするのかを」

ここらへんの返しが個人的にきっちりと決まっていて論戦を優勢にもちこんだかと。

後3
「俺は不戦勝の度に悔しかった、1バース目の"勝ちへの姿勢"の意味は分かったか?」棄権した俺が云うのもあれすけど人間がでて凄く良かったです。

ですが個人的に前半の返しはちょっと返し切れずな感じがしました。


【総評】
どちらもスキルフルでハイレベルでしたが論的に頷けられたのがちぞちぞさんでした。なのでちぞちぞさんに票を入れさせていただきました。

いい試合でした!両者ビガップ!
25 ちぞちぞ
判定下さった皆様、ありがとうございました!!
100:0で負けたかもと思ってたのでだいぶ救われました(笑)

たちのさん、89年組の威信は任せました!!
26 たちの
ちぞちぞさん。

強かったですし、とても格好良かったですm(_ _)m

かしこまりました!任されました!
27 のなめ
感想だけ失礼します!

ちぞちぞさん
【1v】
開幕から脚韻スキルの高さに魅力されます。ただ、全体としてみると初手だけにやや様子見な感じも受けます。
>「楽しませてくれ、と強者の願い さぁ考えろ、俺をどう倒せばいい?」
1vっぽく話題提供もしつつ、セルフボーストとしても機能しててお洒落な締め方だなと思いました。
【2v】
>「スカウター〜〜〜用足す雪隠」
アンサーの質が高くて好きなラインです。脚-脚-頭/脚-脚の踏み方も綺麗で良い。
>「裏付のない手紙を誤魔化す派手な便箋 発言が自身に返れば"薄い"どころか"宛先不明"」
アンサー交えつつワードチョイスもニクい、1v同様締め方がキュッとしてて好みです。
【3v】
冒頭段落、「隠して」に対する反論としては正当に返しているのかなぁと。
ただ「たちのと似付かぬ素晴らしい腕」のラインは1vの「お前の腕にない疑いの余地」と若干ちぐはぐなのが少しマイナスでした。
>「ゴミ処理場へ捨てた遺恨がオウム返し 鈍らのその腕はイコン画を産むが壊死」
「イコン画」は知らなかったのでググったら、結構当意即妙な意味で驚きました。
相手の放った「オウム返し」「新興宗教家」も拾ってのアンサーかなと思います。駄の付かない洒落って感じで巧みです。
>「そこには燦然と光る技術革新と 鮮やかに描かれた傷付かぬ心臓」
ちぞちぞさんの3vを濃縮したようなライン、素晴らしい。一貫して締め上手いなぁと感心しました。
28 のなめ
たちのさん
【1v】
節々に相手の言葉を拾いながら連踏みに混ぜる、ライムバトルにおいての基礎力の高さが凄まじいです。
特に冒頭段落、韻の自然さと長さもさることながら、小節ごとの音も合わせていて凄い。
8小節で落としてくれてるので丸ごと読み心地が良かったです。
【2v】
韻や表現よりも、論・アンサーの点に目が行きますね。
>「実力だけじゃなく〜〜〜逆に問うどちらが 口だけ達者か。」
論の拳骨でぶん殴ってる感じがたまりません。こういうこってりしたアンサーを観られるのが非即興ネットライムの醍醐味って感じですね。
>「数センチと見誤った刃が 心臓部到達」この返し方も好きです。
【3v】
初っ端「金メッキ変色」の表現が上手かったです。
「≠」は「=」の方が意味的にしっくり来た感じがあります。(意味を取り違えてたらすみません)
>「俺は不戦勝の度に悔しかった、1バース目の"勝ちへの姿勢"の意味は分かったか?」
自分の中ではこのラインで差がつきました。ひたすらかっちょ良い。
ラストの連踏みはだめ押しって感じで上がりました。
>「宛先は自身な 消印有効書。」特にここ大好きでした。

アンサーの返し方・論の強さで言えばたちのさん、踏み方の個性で言えばちぞちぞさんが優ってたかなと思います。
良い試合でした。両者お疲れ様でした。