短編集3

あげ

フォースプリキュア
テーマ：光 変身前の名前は植物由来。
登場人物
キュアブライト／星川咲良
本作の主人公で中学1年生。常に眼鏡をかけているが実はだて眼鏡。
「心照らす桃色の光！キュアブライト！」
キュアライジング／光野葵
咲良の同級生でクールな学級委員。変身前はボブヘア。
イメージカラーは青色で属性は雷。
「心輝く青色の雷！キュアライジング！」

とりあえず。

フィーリングプリキュア！設定
登場人物
キュアスマイル／桃宮咲
明るく天真爛漫な主人公。芯が強くポジティブ。
制服のネクタイとイメージカラーは桃で属性は光。
「愛情溢れる笑顔の光！キュアスマイル！」
「スマイリー・サンライズシャイニング！」
キュアジャンヌ／火山茜
無口で情熱的な陸上部のエース。澪のライバル。
制服のネクタイとイメージカラーは赤で属性は炎。
「情熱みなぎる正義の炎、キュアジャンヌ！」
「ジャスティスフェニックス・バーニング！」
キュアコスモス／黄原蛍
大人しく読書家の文芸部員。皆の愛称はほたるん。
制服のネクタイとイメージカラーは黄で属性は花。
「勇気弾ける元気の花！キュアコスモス！」
「スターライトフラワー・フレグランス！」
キュアミスティ／緑木澪
明朗快活なサバサバ系。陸上部員で茜のライバル。
制服のネクタイとイメージカラーは緑で属性は風。
「自由高鳴る癒しの風！キュアミスティ！」
「ヒーリングリバティー・シルフィード！」
キュアネージュ／蒼海雪
真面目で誠実な学級委員長。学年一の成績を誇る。
制服のネクタイとイメージカラーは青で属性は雪。
「誠実秘める知性の雪、キュアネージュ！」
「ダイヤモンドフリーザー・ブリザード！」
キュアサイレント／夜月静
クールで自分に厳しく人一倍優しい。成績な中位。
制服のネクタイとイメージカラーは紫で属性は月。
「希望広がる感情の月！キュアサイレント！」
「ホープクレッセント・サイレントアロー！」

妖精※人間時の名前で話を進め、また結と花は後に人間界にやってきます。
エル／白羽翼
リンプリの妖精で唯一“光の翼”を持つハピネスパレスの次期王様。普段は白羽翼として咲達を見守る。責任感が強く真面目な性格。妖精時は白ウサギで一人称は俺。
「オレはエルだ。よろしく頼む。」
「この姿では俺を翼と呼んでくれ」
ナイト／騎崎洸
静の相棒で翼の守護騎士。紳士的で冷静沈着な騎士長。結と共に咲達の同級生となる。妖精時は黒ウサギ。
ピジョップ／朝峰結
後に人間界に来る妖精でハピネスガーデンの歌姫。
咲達の同級生となる。妖精時はリス。
ルーク／鳴沢花
後に人間界に来る妖精でハピネスガーデンの執事。
翼と青海中学の教師として咲達を見守る。

プリキュア側の名前は名字が4文字+名前2文字（〇〇〇〇+〇〇）か、名字と名前両方が3文字（〇〇〇+〇〇〇）のどちらかで決めています。
パターン
〇〇〇+〇〇〇→茜、蛍、静、翼、洸
〇〇〇〇+〇〇→咲、澪、雪、結、花

髪型
咲→桜色のボブヘアー+桜のヘアピン
茜&澪→朱色と若草色のショートヘア
蛍→薄い金髪のゆるふわサイドテール
雪→水色のセミロング+ハーフアップ
静→菫色のロングヘア+サイド三編み
翼&洸→栗色のショート
結&花→桃色と赤色のポニーテール

変身後はまた明日！おやりな！

#1 謎の少女と笑顔の証、キュアスマイル！
ーハピネスガーデン
「エル様、私も行きます！」
「ナイト…わかった。共に行こうか」
「…はい！」
ここはハピネスガーデン。今話していたのは白いウサギ型妖精・エルと黒ウサギ型妖精・ナイト。
「いるのでしょうか、プリキュアは…」
「大丈夫だ、ナイト。いるはずだ…。」
どうやら2人はプリキュアを探すために人間界にいくようだ…。

ー人間界
「ねえねえ知ってる？！転入生が来るんだって！」
「マジ？！どんな子かなぁ…♪」
ワイワイガヤガヤと転入生の話でクラスが満たされる。
その刹那…
「皆さん、ご静粛に…先生が来られます…」
『は、はいっ！分かりました！！』
（転入生ですか…私も少し楽しみです…♪）
ガラガラ
「皆、今日から新学期だな。俺は今日から2年3組の担任になった白羽翼だ。よろしく頼む」
（白羽先生…何か、不思議なオーラを感じる…。）
「そして、転入生が来た。入ってくれ」
黒髪の男子が入って来る。
「はじめまして、黒夜洸（こくよひかる）と申します。よろしくお願いします。」
「黒夜は…そうだな、夜月の隣に座ってくれ」
「はい」
先程注意したのは夜月静（よづきしずか）。藤色のロングヘアーが特徴の女子。
〔よろしくお願いしますね、黒夜さん〕
彼女は紺色の、まるで夜空のようなメモにそれだけ書き渡した。
〔こちらこそ、よろしくお願いします。夜月さん〕
洸もメモの裏に書き返す。

静side
「静、一緒に昼御飯食べて帰らない？」
彼女は緑木澪。私・静の幼馴染で大親友。深緑のショートカットがとてもカッコいい女子です。
「澪…ありがとう。でも今日は黒夜さんと帰るね」
「わかった。黒夜クン、また明日ね」
「黒夜さん、分からないことがありましたら私にご連絡くださいね。静、また明日」
この水色のセミロングをハーフアップにしたのは私の幼馴染・蒼海雪。才色兼備で冷静沈着な学級委員。
「えっと…うん、また明日」
そうやって澪と雪達を見送る。
「黒夜さん、行こっか」
「うん」

ー咲side
「やっぱり、ここの図書館は少し特別だよね」
「うん、咲ちゃんが来てくれるからだと思う」
私、桃宮咲。今話してるのは黄原蛍ちゃん。本が大好きな図書委員の女の子で私の友達です。
「お二人さんお熱いな〜？アタシもいるよ」
「ちょっと茜！ごめんね、私のライバルが」
そこに朱色と深緑のショートカットの女の子2人組が。もうあの2人…桧山茜と緑木澪しかいないよね。
「「茜ちゃん！澪ちゃん！」」
私、茜ちゃん、蛍ちゃん、澪ちゃん。実は私達、2年3組の同級生です。
「転入生、中々イケメンだよね？アタシ、連絡交換しちゃおっかな〜？」
「何でそうなるの！普通、部活のスカウトでしょ！」
茜ちゃんと澪ちゃんはいつも夫婦漫才を繰り広げてる。まあそこが好きなんだけどね♪
「あっ、噂通り転入生が来たよー」
ナイス蛍ちゃん。
「静、転入生とデートしてるん？」
「違うから！あ、ごめんね…今の子は桧山茜で隣は緑木澪。薄い金髪の可愛い子は黄原蛍。その隣にいるのは桃宮咲。で、私は夜月静。わからなかったら言って？」
「ありがとな、静。分かりやすかったよ。赤毛が茜で深緑が澪、金髪が蛍、隣が咲だろ？」
「すごーい！」
私がそう言った瞬間…お化けが現れた。まるで、本をそのまま開いたような。
「マズイな…あいつらが来た」
その声は転入生…黒夜洸くん。
「黒夜くん、知り合い…？」
「オレの…いや、オレ達の国をメチャクチャにしたやつらだ…」
「おい、そこまでだ！大丈夫か、ヒカル」
「ツバサ様、大丈夫でした…でも、ウンザリーが現れました」
洸は黒夜くんって分かるけど…ツバサ様って白羽先生？
どうして？？
私が疑問符を浮かべた瞬間、お化けが白羽先生と黒夜くんを襲おうとしていた。
「おい、桃宮！危険だぞ？！」
「…危なかったわね、大丈夫かしら？」
そこに現れたのは紫のスタイリッシュな衣装を身に纏った女の子。
「大丈夫です…」
「ここは私に任せて、あなた方は逃げてください」
彼女は薙刀を構えて私達に逃げるよう促す。
…そんな事、出来るわけないじゃん。
「ごめんね、私も…戦いたい」
私が静かに声を出したと同時にハート型のブローチが現れる。
「分かったわ、でも無理は禁物よ！」
「OK♪ここからは、私も協力するよ！」
ブローチを掲げ、叫ぶ。
「プリキュア・フィーリングコネクト！」
桃色の光に包まれ、衣装と髪を一新する。髪型は桃色のポニーテールにリボンが靡き、耳にハート型のピアス。両腕には桜色のリストバンド。足には桃色のブーツが、女の子と色違いのガーリッシュな衣装に身を包む。
「やるじゃん♪」
「名前、どうするんだ」
「笑顔を守る、愛情…それが私のなりたい戦士像。なら私の名前はこうかな。」
女の子、黒夜くん、白羽先生。私は3人の前で名乗りをあげる。
「愛情溢れる笑顔の光！キュアスマイル！」
キュアスマイル、それが私の名前！
「スマイル、一気に決めて！ムーンチェーン！！」
女の子が金色の鎖で怪物の動きを止め。
「分かった！笑顔の光を手に！プリキュア・スマイリーサンライズシャイニング！！」
ぱぁぁ…
「ありがとう、えっと…」
「また会いましょう、スマイル」
彼女…不思議だけど、また会える予感！

次回、2人目誕生？！

僕のヒロインになってよ。設定
あらすじ
小学生の頃、悲しい別れ方をしたことにより交際をしなくなった会社員のヒロイン・白梅奈未。彼女が出会ったのはタイプの違う2人の王子様・黒松和紗と望月隼人だった…。

登場人物
白梅奈未 「私の知らない私…和紗君なら見れるはず」
本作のヒロイン。会社員で大人しく真面目。通称白姫。22歳。一人称は私。凛和紗に片思いしているが…。
黒松和紗 「俺がお前を世界一幸せにしてやるよ」
奈未が出会った通称黒王子。クールで無愛想な会社員。22歳。一人称は俺。
望月隼人 「君を守ってあげたいんだ。ダメ？」
奈未の中学時代の同級生で初恋の人。穏やかで優しい動画実況者。
水沢優月 「僕じゃ…ダメなのかな？」
奈未の幼馴染。隼人のパートナー。奈未に思いを寄せる。
水無月凛 「パイセン、私のこと…助けてください…」
奈未の後輩であざと系女子。和紗を狙っている。19歳の新入社員。颯にディスられており、奈未に助けを求めるが…。
神無月颯
奈未、和紗、凛の上司。地味に凛をディスっているが奈未にバレている。

各話リスト
#1 私、恋愛は性にあわないんです
#2 お前のコト、俺が守ってやる
#3 僕が恋の相手はダメですか？
#4 私の後輩、イビらないでください
#5 私と付き合ってもらえませんか…？
#6 私のコト、助けてください…
#7 俺がお前を世界一幸せにしてやるよ
#8 大好きだから…隼人と凛の１日
#9 上司を救え！奈未と和紗の大逆転
#10 ありがとう…私、世界一幸せだよ

#1 私、恋愛は性に合わないんです
ー2017年
「…奈未、好きだ」
嬉しかった。11年間生きてきて初めて彼氏が出来たときは…。毎日が楽しくって、生きてるってときめきを感じてた。だけど…
「光太くん、一緒に帰…えっ…？」
“あの日”を期に私の運命は変わった。
『ふふっ、奈未ごめんね。光太を奪っちゃって…』
そう感じた。女友達の三坂陽翔が光太と付き合い始めたのだから…
だから私は決めた。誰かを失わないように、傷つけないように…
（もう、男性とは交際しない。ただ、好きになるだけで幸せだから…）

ー2021年
「おい、奈未。隼人がお前の事好きらしいぞ？」
『えっ…気持ちは嬉しい…なんで…』
望月隼人。私の中学2年間の同級生にしてひそかに憧れていた人物。まだその当時は好きじゃなかった…だけど…
『隼人のこと…好きなのかも…！』
ついに、好きになってしまった。その当時かな。あの小学4年生からの付き合いである“黒王子”に出会ったのは。
「奈未、日直なの？」
「和紗…！あ、うん！日誌取ってくる…！」
その頃、和紗こと黒松和紗と3年ぶりに同級生になってから３週間経った。
（和紗っていい人…でも私、隼人の事が…）
そんな風に和紗と交流を深め、隼人への恋心は深まるばかり。早くこの気持ちを押さえたい。
チャンスが来たのはなんと半年後の10月。
隼人と私・奈未の新たな親友、篠宮優姫（ゆき）が風紀委員になった頃だった。
「ゆきぴー、慣れた？」
「うん。おかげさまで。」
その時期は和紗も私も受験を終わらせていて、2人とも合格だった。でも同じ駅…青葉駅なんて知らなくって。
隼人へ正式な告白をしたのは受験から1年後、丁度高校1年生の秋で初カレ、光太の誕生日・10月24日だった。
卒業式の日は親友の優姫、菜瑠、洸助、隼人の4人と写真を取って終わった。
（私の片思いはここで終わった。だけど、新たな出会いがきっとある。ワクワクするなぁ…）

ー2022年・春
「陽翔くん、選択ギターにしたんだ。」
「！奈未…うん。もしかしたら同じかもね」
高校で出会ったのは電車が大好きな通称鉄道男子・光井陽翔だ。高校の男子では1番仲が良くて、多分付き合ってるのかと間違われるくらい。実際、後輩の美佳に間違われたし。
「えぇぇぇ？！奈未先輩、陽翔先輩と付き合ってないんですか？！うっかり私、付き合ってるかと思ってました…」
「あはは…私、好きな人いないよ？まあ、陽翔はカッコいいけど…」
「何か言った？」
「「「何も言ってないでーす（棒読み）」」」
そこに付き合って否定してくれてたのは彼氏持ち・桃原愛結とゲーム好きの親友・蒼井由良だった。
ちなみに隼人に告白したものの、彼の思いを尊重した。
やっぱり私と隼人は最高の親友だからね！

ー2025年
で、今に至ります。
「奈未、この資料お願いできる？」
「はい。任せてください。」
和紗とは未だに付き合ってません。私の片思いを長年続けてる。あと、恵太、美空、柚希、拓真、私の5人でバンド・greenplanetを組んで流星祭への出場を目指してます！

ー昼
「奈未、話があるんだけど…」
「え…？」
昼休み、和紗に呼び出された。何だろう…
「ずっと、奈未が好きなんだけど…」
「考えさせて…気持ちは嬉しい。だけど私、恋愛は性に合わないんです」

次回予告
和紗が告白したのは奈未。一方の隼人は恋人の陽葵と離れ離れになり再び奈未への思いが甦り…陽翔は仕事帰りの奈未と偶然遭遇。
「奈未、久しぶり。ごめんな…」
「え…？」
「お前の事、俺が守ってやる。ずっと前から好きだった」
「陽翔くん…」
（あいつ…奈未の彼氏…？オレの気持ちはどうなるんだ…？）
次回、僕のヒロインになってよ。
#2 お前の事、俺が守ってやる


ついに書き始めました。王道ラブコメにして四角関係・僕のヒロインになってよ。略して僕ヒロ。奈未ちゃん、かわいい…陽翔くんはカッコいいです。あんなこと言われたら誰だって落ちちゃう。まさに王子様ですよね…
明日、第2話投稿します。一応今作『僕ヒロ』はオリジナル・ラブストーリーとなります。

登場人物追加
光井陽翔
奈未の高校時代の同級生で一人称はオレ。鉄道が大好きな鉄道男子。バスケ部部員（中学時代の隼人と同じ）。
実は奈未が好きで恋人と間違われたこともある。（ただ陽翔本人は満更ではない）
三坂陽翔
奈未の小学時代の同級生兼友達で光太の今カノ。彼女が恋愛をしなくなったきっかけを作った張本人。現在はトリマーとして活動中。
赤石光太
奈未の小中時代の同級生で初カレだがある日陽翔と付き合い始めた。彼女な恋愛をしなくなったきっかけを作った張本人。現在は不明。
成宮美佳
奈未達の高校の1学年後輩で明るく元気。現在は奈未と和紗、凛、颯の会社で働いている。奈未と陽翔が付き合っていると勘違いしていたなど少しオチャメな一面を持つ。一人称は私。
蒼井由良
奈未達の同級生でゲーム好きなリス系女子。奈未と愛結の親友。
桃原愛結
奈未達の同級生でアイドル・magicのヒョウが大好きなウサギ系女子。彼氏持ち。奈未と由良の親友。

おつりな！

#2 お前の事、俺が守ってやる
「ごめんなさい。隼人くん…私、引っ越すことになったの。だから…別れましょうか」
「そんな…陽葵…」
「ごめんなさい…隼人君…じゃあね…」
オレ、隼人は5年付き合った彼女・金沢陽葵と別れた。
（くっ…陽葵に悪いことしてしまった…オレは一体何を間違えたんだ…？）
《大丈夫だよ、ーー。道を間違えた訳じゃない…またやり直せるから…》
聞き覚えのある声が聞こえた。
（今の…まさか、奈未か…？）
気になって身を乗り出す。そこにいたのは…
「奈未！！」
「え？…あ、陽翔くん！久しぶり…元気？」
「うん。あのさ…」
予想通り奈未がいたが…陽翔と呼ばれた黒髪パーマの青年が横にいた。
（あいつ…奈未の彼氏…？）
「ごめん、奈未。お前の事、俺が守ってやる。ずっと前から好きだった」
陽翔は奈未を抱き締めている。
（そういえば…奈未、誰が好きなんだっけ…？）
「陽翔くん…」
奈未はそう呟き、走りさった。

ー奈未side
（あーっ、恥ずかしい…///2人に告白されるとか…私美人じゃないのに…っ）
「み、奈未先輩っ！！」
会社で私は道やらぼーっとしていたらしい。
「り、凛ちゃん？！ごめんね…！」
「いや別に…少しいいですか？話があるんですけど…」
そして凛ちゃんと私は女子更衣室に向かい話をした。
「あの、侑菜先輩。もしかして…和紗パイセンにコクられました？」
「っ？！な、何でそれをっ？！」
凛ちゃんは徐に切り出す。
「私、恋愛に鋭いんですよ…あと侑菜先輩はもう少し鏡を見たらどうですか？せっかく美人なのに台無しですよ…」
「私、そんな美人じゃな…」
凛ちゃんは化粧ポーチから鏡を取り出し見せた。
「え…私、こんな顔してたんだ…」
「それは今、私が化粧しているからです。知ってますか？この会社で1番モテる社員NO.1を…」
「え？凛ちゃんじゃないかな…？」
彼女は溜め息をつき、私の目をまっすぐ見つめた。
「残念…正解は白梅侑菜。先輩ですよ」
「え？！」
「実は、こっそり聞いちゃったんです…1位は侑菜先輩。優しくて努力家だからですよ。しかも、3年連続」
「私が…？そんな努力して…」
「他人に優しいくせに、自分に自信持たなくて何になるんですか？先輩の悪いトコですよ」
凛ちゃんはハッキリ言うなぁ…
「たとえ先輩が先輩自身愛せなくても、私は先輩のコト好きですよ。優しいし、努力家だし、それに誰よりも誰かの良い所を沢山知ってる。それって誇らしいコトですよ。だから私は先輩が1番好きです。…1人の人間としてですが」
「凛ちゃん…」
「ハッキリ言った方がいいですよ。先輩は間違いなく、誰かに告白されます。他に好きな人がいるなら私は応援しますよ。」
「…そっか、そうだね。ありがとう、凛ちゃん。私のために…」
私の感謝の言葉に凛ちゃんは頬を赤らめた。
「ズルいですよ…こんなんじゃ、和紗パイセンは振り向かない…」
「え？凛ちゃん…」
「決めました。私、侑菜先輩に負けません。私も和紗パイセンの事好きですから。…覚悟していてくださいよ？」
凛ちゃんはウインクして更衣室を出ていった。
（…凛ちゃんが私のライバルか…って私、和紗の事好きって思ったこと…あるかっ）

ー夕方
「凛ちゃん、またね。アドバイスありがとう」
「…ハイ。また明日」
私と凛ちゃんは一緒に帰った。
「…侑菜？」
「隼人…どうしたの？泣いてるよ…」
「ごめんっ…！僕…侑菜の事…“また”好きになったかも…」
「大丈夫だよ…泣いて。私が受け止めてるから…」
私、和紗、隼人、陽翔、凛。四角関係では…終わらなかった…。

次回予告
「侑菜先輩、Wデートしません？」
隼人が侑菜に初めて涙を見せた翌日、凛から侑菜、和紗、隼人、凛の4人で出かけないかと提案され…侑菜は正式に和紗への思いを自覚する。

次回、僕のヒロインになってよ。
#3 好きになってくれてありがとう。


※主からの謝罪
すいませんっ！！白梅奈未の奈未という名前を変更します！実は今ウ○キペディアで調べた所主人公の名前が被っていたと知り、パクリにしたくないということで変える方がいいとなり謝罪に至りました。
新ネーム
・白梅侑菜
女友達の名前が由良と愛結で2人とも「ゆ」の音が共通しているため。あと響きが良い。

どうも、僕ヒロの莉那です！
投稿出来てなくてごめんなさい…
実は1日に引っ越しを予定しており、引っ越し準備の影響で昨日投稿出来ませんでした…テスト期間でも、頑張って投稿しますのでよろしくお願いします。

学校いく時間になりましたので失礼いたします。

おつりな！

trouble＊love 設定
あらすじ
三重のど田舎に引っ越してきた21歳の浜中歌。道に迷っていた所を助けてくれたのはクールかつ無口な青年・夕波海で…隣に住む幼馴染・陸、無口だが優しい隣人・海。歌を巻き込む恋が始まる…

登場人物
浜中歌
本作の主人公。一人称は私。真面目で大人しい性格でガソリンスタンドに就職した。21歳。浜中家の後継ぎ。陸に片思いしているが…
「私の道は私が決めるよ」
夕波海
歌の隣人。ポーカーフェイスでクールかつ無口だが優しい性格。1話最後で歌の働くガソリンスタンドに就職。
21歳。歌に片思い中。
「お前は俺が守る…」
海川陸
歌の幼馴染兼婚約者で21歳。海川財閥の息子だが庶民的。海のライバル。後に歌と海の働くガソリンスタンドに就職。
「僕はどんなことがあっても歌を助けるよ」
七海音
海の幼馴染で21歳。海に片思い中。海川ホテルの社員。
「この思いだけは…諦めたくないの…」

ガソリンスタンドで働くっていいですよね。
私的には歌と陸にくっついて貰いたいです。
新キャラも追加するのでよろしく願います。
では、おつりな！

プリキュア予想
・キュアファイン／晴矢ゆうか
「ひろがるですか〜い！」
「明るくひろがる晴れ！キュアファイン！」
「ファインスカイ・ライジング！」
・キュアレイン／雨宮あや
「優しくひろがる雨！キュアレイン！」
「レイニースカイ・スプラッシュ！」
キュアエクレール／雨後ライカ
「貫きひろがる稲妻！キュアエクレール！」
「エクレールスカイ・ライトニング！」
キュアネージュ／白雲ゆきの
「降りひろがる雪！キュアネージュ！」
「スカイネージュ・ブリザード！