ゾンビ鷲vsコウ(テーマバトル)

復活！！！
頑張りましょう！(必死)

猶予なし
２本勝負
できた方からリリックを落とす

一本目テーマ「ネットライマーizm」
二本目テーマ「好きな映画」

※お互い1バ目までは落としてるので復刻させます。

ゾンビ鷲　1バ


どこぞの会社員A
として書いちゃいねえ
ただ精神性にのみ誠心誠意
われ描く　ゆえにゾンビ鷲あり
想像する躁鬱のSOULによる創造物
騒々しい衝動に総動員する　その脳髄
NOISY　毛細血管まで潜るPSYCHEDELIC
部屋に独りでもうるさい喧嘩　さあ往け　出ていけ
文字に模したMONSTER　どうしたって　DON'T STOP　
当たって砕けたってゾンビらしく這いあがっていくだけだって
あいつに負けて　あいつにまた負けた　それでも這いずり回った結果
2018 準賞金王　依然上には上がいると重々承知の上で綴る初期衝動
二十何年つづくNET RHYMEに　柔軟に　頑固一徹に　云いつづける

　　　　　　「私がいちばんカッコいいんです。」

コウ　1バ


こいつに教わったのは暴れ方だ
文字のみで心を抉る離れ業だ

電脳世界　ネットの俺達　腹に溜めた鬱憤を帝王切開で摘出し晒けだし悦をキメる　毎夜毎晩、自らにメスを入れる

夜にだけ顔を出す百鬼夜行　言霊に反比例し無くしたモン　は増えていく　それでも感情はオーバーフロー　リアルを生け贄に手にする猛爆力

どこに重点を置くか、各自見出だす型
ギタリストにとってそれがギターなら
ネットライマーにとってのアルテマウェポン
文字を凌ぐ文字、そこに隠れたジェット

文字通り、文字だけでブッ飛ぶ感覚　閃きと研磨でブーストアップだ
バースト寸前のベストなボーストをビーストのように走らせる
ラストを終え留守と決め込みrestを貪ったロストワールドのリストを再び書き換える

視界を奪うニッチ、俗世の奇跡
Mr.Coからコウへの軌跡

やめられなかったんだよ

よく中毒性などと揶揄されるモンだ　共有を求めても出てくるのはあくまで「苦笑」だ
「なぜラップをしないの？」言われ飽きて返答すら嫌気差す
履き違えるな諸君、ラッパーじゃなくネットライマーである
ただ、その「なぜ」がある以上は　戦う義務がある
どちらも人の心を震わすサービス業者
すなわち俺らは本来「アーティスト」だ

なぜこちら側が亜流に甘んじる必要がある？

悪いが敷居は高い、それでも行動は自由。だが頭打ちな表現は頭を打って死ぬんだ
取り付かれた人生には取り付く島もない
非の打ち所なく、非を打たれちまう

無数の文化のなか、突出した特殊作業員
歴戦の勇者さえここでは初級魔導士

狂ってる？とっくにな、
止まらない悦と快感にリズム

終わらない

NET RHYMER ism

反射神経、脚力、センス、勝負強さ
応じる為のスタミナ、メンタル、暴君と化す
反芻しては実行、fly away
射撃、乱射、飛翔、さらに高い場面
音を超え景色も無くなり眼前には白球一つ
速度超過呼吸も忘れ流線型のアングルに沿う
高くさらに高くI can fly yes,you can fly！
速くさらに速く最短でトバすsuper car
も
っ
と
！
も
っ
と
！


三回唱えりゃ「ヒーロー見参！」
故障していたって疲労していたって押し潰されそうな現実の波にも、全てに負けずに演じるのが吉


「翔べねぇ鳥もいるってこった」


暗中模索、間違いなく青春ど真ん中　無敵の全能感も一瞬で転ずるトラウマ　だからこそ血反吐吐くまで走り込む　抜け出すのは至難の蟻地獄　それでも血便出るまで素振りする　悪魔と交わす約束は飛び立つためのスプリング


この星のてっぺん、何が見えるか、迷いは捨て、既に綻びと絶縁
この星のてっぺんで何を見せるか、満身創痍は承知、物怖じと決別


情熱とイマジン　本命とラリー、意外とこの世界はコンテンポラリー
唯一才能に支配されるスポーツ、その上で味わうこの鉄の味


この輝きは月に影響大　だだっ広いステージにメインの二人

「I can fly！」
「Yes,you can fly！」

宛ら夢際を突き抜ける勇敢な二人


何が待つ？知る由もねぇが覚悟承知、果てどころか月にもタッチできる勢いで飛ぶラストボーイだぜ！

さぁ、ご賞味あれ


テーマ「好きな映画」
『ピンポン』

（ガラスの欠片にタバスコかけた物を食わせる拷問。まあ、辛そう。こぼしたのか血を吐いたのか、真っ赤になって地を這う映像。目指せ地上波！）

　　エログロナンセンスという極彩色の絵の具の為せる
　　流行りとは縁遠くとも何年過ぎようが廃りとは無縁な映画
　　目立ってナンボとは遥かに隔てた本物のエンターテイナ

（DVのあと、鉄の味のするディープ・キス。口の中の傷が疼きズキズキ。舌に吸いつき、ぜーんぶ突き出させた隙にアッパーカット。がちん。ちぎれるベロ……）

　　尊く厳かに道徳を説く様な意識の高さで敢えて倫理は放っとく
　　芸術的な暴力　冒涜　醜男くんに犯される処女　鬼畜の所業
　　気違いの症状　諸事情によって近親相姦を描けば上映禁止でしょうか？

（太ももにナイフを突き立て、骨と肉の裂け目にペニスを挿入する。めりめり。メリー・ウェディング！）

　　手塩にかけた娘を監禁し　我が子に我が子を孕ませるシーンに
　　観客が歓喜し感極まる　心の隅の黒ずみを隠さずに晒す悪趣味という罪
　　憂鬱になるくらいだったらニュースになりたい

「暴力や少年犯罪、性犯罪の過激化はホラー映画の影響です。R指定ではなくもっと完璧な規制が必要だ！」コンプラ、ポリコレ、自主規制、言葉狩り……どうでもいい事ばかり。

俺がこういう奴を殺さない唯一の理由は、ホラー映画が好きだから。
楽しませてもらった恩を仇で返したくはないからね。

【すべてフィクションです。
　モチーフは特定の映画、事件、人物ではありませ……ふぇっくしょん。】

HEXING

お疲れ様でした。
どなたか判定お願いします！

いやーー。
長き歳月を経て漸く終わりましたね！

こういうテーマ数本勝負って戦いも面白いですね。
判定者としては悩みが増えますが。。


1バ
ゾンビ鷲さん
いやーーー。かっこいい！！
内容も文章の造形もかっこいいし
それでいながら韻もしっかりしている。
脳髄→NOSEYみたいな踏み方も好きですし
最後の〆方も素敵ですねぇ！
>あいつに負けて　あいつにまた負けた　それでも這いずり回った結果
>2018 準賞金王　依然上には上がいると重々承知の上で綴る初期衝動
こことか矜持でありながら甘んじない覚悟みたいなのも見えていてすごく好きです。
余談ですが、ゾンビ鷲さんはここ2年？くらいで一番うまくなったライマーな気がします。
そんなサクセスストーリーを上がっている本人の心境が地に足付いていて痺れました。

コウさん
いやーー。こっちも熱い！！
こっちはカウンター的というか、自分IZMというよりネットライムとしての在り方。
そしてネットライマーなら誰もが持っているフラストレーションだったりジレンマだったりを
上手く「自分」の考え方に落とし込んでいるので自然と応援したくなる作品に仕上がってました。
>どちらも人の心を震わすサービス業者
>すなわち俺らは本来「アーティスト」だ

>なぜこちら側が亜流に甘んじる必要がある？
これね！その通り！その通りなんだけど目から鱗の発想でした！痺れました。


どっちも素晴らしかったのですが、1本目はコウさんに。
自叙伝と啓発本みたいな違いを感じました。どっちの視点も素晴らしかったです！


2バ目
※あらかじめ言っておくと自分は映画ほとんど見ないので中身については分かりません。

コウさん
ピンポンについて調べながら読みました。
読むほどに小ネタの発見があり、作品に対するネタや愛が詰まっているのは分かりました。
多分ちゃんと見てればもっと深く入り込めたんだろうなと。

>故障していたって疲労していたって押し潰されそうな現実の波にも、全てに負けずに演じるのが吉
踏み方いいですねぇ！

>情熱とイマジン　本命とラリー、意外とこの世界はコンテンポラリー
ここのテンポ凄く好き。


ゾンビ鷲さん
これは・・シニカルですねぇ。
物凄いどす黒い表現の中で合間にポップなワードが含まれていて
それが不思議と読み合わせ悪くなく世界観として入る。
ゾンビ鷲さんにしか書けないであろう独特な作品でした。
俺にはこんなん書けないです。
>エログロナンセンスという極彩色の絵の具の為せる
>流行りとは縁遠くとも何年過ぎようが廃りとは無縁な映画
いやー。導入部分からがっつり引き込ませるだけの魅力がある文。
最後の〆までワクワクしながら読んでしまいました。

2本目はゾンビ鷲さんに1票

総評
たまたまではあるものの、1本目と2本目がほぼ真逆のテーマでしたね。
互いにリアルを語った1本目。互いに架空を語った2本目。
1本目のコウさん、2本目のゾンビ鷲さん。
それぞれその分野では最高峰レベルの方なんだなと改めて思いました。

多分読み取れてない箇所等あると思いますが、限界まで読み込んだつもりです。
ごめんなさい。トータルはドローにさせてください。
長々と書いた癖してすみません。

キャラさん
詳しい判定ありがとうございます！
拾ってほしいところ拾ってくれるとやったかいが在りますってもんよ！
励みになります！これからも頑張ります。

もう少しだけ判定・感想等いただければと思うのですが...
どなたかお願いします...

すみません、判定参加させてください

一本目のテーマ

とにかくお二人とも格好良かったです

ゾンビさん

>当たって砕けたってゾンビらしく這いあがっていくだけだって
あいつに負けて　あいつにまた負けた　それでも這いずり回った結果
2018 準賞金王　依然上には上がいると重々承知の上で綴る初期衝動


今の自分には刺さりまくりました
ゾンビさんは歴僅か半年で大会で優勝されてるって話で、勝手に最初から強い人だったんだろうなと思ってたんですけど、ネットライムWiki見たら敗北から這い上がってきてるって感じで憧れます

頑固一徹/格好良いんです
あいつにまた負けた/這いずり回った結果

韻も凄くて、終始上がりっぱなしでした


コウさん

>履き違えるな諸君、ラッパーじゃなくネットライマーである
ただ、その「なぜ」がある以上は　戦う義務がある

>なぜこちら側が亜流に甘んじる必要がある？


最高です
ネットライムに対する誇りを感じました
FSBでの試合でも言ってて、ネットライムを下に置くのは許さないって感じが一本筋が通ってて格好良いです

一本目どちらも間違いなく最高でした。
「私が一番格好良いんです」が今の自分に足りなかったところだったのではなかろうかとむちゃくちゃ刺さったので、申し訳ないですがゾンビさんに一票でお願いします


２本目

ゾンビさん

ホラー映画は苦手でほとんど見た事が無いんですけど、描写で惹き込まれました

>流行りとは縁遠くとも何年過ぎようが廃りとは無縁な映画
>目立ってナンボとは遥かに隔てた本物のエンターテイナ

>コンプラ、ポリコレ、自主規制、言葉狩り……どうでもいい事ばかり。

韻も凄かったです


>ガラスの欠片にタバスコかけた物を食わせる拷問

>太ももにナイフを突き立て、骨と肉の裂け目にペニスを挿入する。

>手塩にかけた娘を監禁し　我が子に我が子を孕ませる

怖すぎますね、ホラー映画の発想ってヤバイですねって思ってたら

>すべてフィクションです。
　モチーフは特定の映画、事件、人物ではありませ……ふぇっくしょん。】

ゾンビさんの頭の中にある発想だったのでしょうか、オチもヤバかったです


コウさん

僕もピンポン好きなので上がりました

>「翔べねぇ鳥もいるってこった」

この映画の中でも好きな台詞です、スマイルとペコだけじゃなくてアクマも欠かせない

>暗中模索、間違いなく青春ど真ん中　無敵の全能感も一瞬で転ずるトラウマ　だからこそ血反吐吐くまで走り込む　抜け出すのは至難の蟻地獄　それでも血便出るまで素振りする　悪魔と交わす約束は飛び立つためのスプリング


ちったあ今よか楽になれんぜですね、「悪魔」と交わす約束、あの名シーンが浮かびます

アクマだけじゃなく、この「星の」てっぺん、この輝きは「月」に影響大とか、super carも出てきて夢際ラストボーイに繫がる、ピンポン好きとして最高でした


ピンポン大好きなんで、完全に好みで申し訳ないんですが２本目はコウさんに一票でお願いします


幼稚な感想ですみません
お二人ともお疲れ様でした

ゾンビ鷲 1本目
>騒々しい衝動に総動員する　その脳髄
NOISY　毛細血管まで潜るPSYCHEDELIC
部屋に独りでもうるさい喧嘩　さあ往け　出ていけ
ここのNOISYの置き所がセンス。まじセンス。

コウ 1本目
>文字通り、文字だけでブッ飛ぶ感覚　閃きと研磨でブーストアップだ
バースト寸前のベストなボーストをビーストのように走らせる<
ここ好き。文面上でスピーディーな感覚を味わえました。俺が考えたことにならないかな？

コウ 2本目
>情熱とイマジン　本命とラリー、意外とこの世界はコンテンポラリー
1バース目とテーマは違うけど、さらにスピーディーな感じで疾走感ありました。駿馬

ゾンビ鷲 2本目
ネトラではあまり感じたことはないんですが、自分はグロテスクな表現が苦手でして、脳味噌が理解を拒むくらいグロテスクでした。表現力

簡単ですみません。お二人ともお疲れ様でした。

献華三重丸さん
えっきょさん
遅くなって誠にごめんなさい...
判定、感想いただきましてありがとうございました！

ゾンビさん
改めて、お疲れさまでした。
またやりまそー！

キャラバンさん、献華三重丸さん、越境さん
ありがとうございます！
かーなり入れ込んで書いてたので読んでもらえて嬉しいです^^

コウさん
ピンポンのリリックめっちゃよかったです！
またやりませう！
ありがとうございました^^