【B 準々決勝】キャラバンvsのなめ

先行 キャラバン
7月31日（水） 午後21時に試合開始
3バース
猶予72時間
一回のみ24時間の延長可能
判定猶予72時間
後攻の方は【試合終了報告＆判定依頼】スレに終了、判定依頼を投稿お願いします

この山はまるでモンスタールーム となるはずが有象無象の俗が巣くう
残るべく4名が残った右辺のこんなグループ の中でもお前は文句なく優秀
対戦表見てお前と当たると確信した6月中旬 思わず達しそうになったオルガスムス

だってこのカードをずっと待ち望んでた これは美辞麗句でなくマジの本音だ。

ここまでは当初描いた未来予想に 全く外れぬシナリオ通り
互いに順当に勝ち残り やっと戦える。敵は時代の寵児

決勝までの道のりはいつも 地力だけでなく勢いが必要
ここで三下相手じゃ精進もない だからお前が相手ってのは好機到来
例え最後は這って行こうが その先に待つ頂は破天荒解

ここじゃ関係ない立場キャリアに体格差
文字が残す余韻だけが俺等のバイタルサイン
この緊張と高揚が生み出すライマーズハイ
悪いが残り3段止まらずにTouch the sky


これを主軸としたんじゃ取るに足らないが
お望み通り決めようか。 ど っ ち が ヤ バ イ か

こっちも嬉しかったよ 戦いたいライマー
思ってた この人とは語らいたいなぁ
更に性格も根っからの良い奴って言う
そうだ 今度飲みでも行こうぜ
ってかLINEやってる？

………
…


ホモソーシャルに頬を染め褒めそやし合う
だけじゃ羨望する頂へ歩を進められやしない
先行の牙の抜けたラブレターにWhat is this?
知らないなら一から教えてやるぜWhat "dis is".


本来ならバース内を覆うその毒素 抜きに馴れ合いと虚飾で埋め尽くした大ウソの独創 おてて繋いで仲良しこよしな王道の空想 垂れ流すも内容は相変わらずオーソドックスの糞 驚くほど素質の無い語尾だけの母音とゴミ溜めの語彙に媚びたレスポンスをコピー&ペースト コップ一杯分のボーストから気取り口調でtouch the sky 地に足が付かない癖に口だけはデカい これはそんな幻想を断つ皮肉に近い のなめさん直伝のタツヒニクチカイ

まず立ち位置が不可解

この場に立つのは8人しかいないのに"4人の中での優秀"にどんな程度の評価があるのか 軸も論もズレた友情に興ざめのオーダー お前が悠長にトーナメント表眺めてる間に入ってるぜ優勝に"のなめ"の票が

いつまでも優等生を気取る甘えたイズム
観客に向けた美辞麗句の絶え間ない合図
急所を捉えたdisの一発でtraumatizeする
決着の見え透いた「虎」 対 「舞鶴」

水増しの批判、偽りの牙。これを是とする発想に尽きる
浅はかな思考、分からない意図。今一度考えろ What "dis is"

もっとちゃんと美学持ったOne of the top
だと思ってたがただの目が曇った着想やトーク
左辺の本命を前にしここが天王山と
思っていたが実際はただの右辺の残党

勝負ってのはただ敵を落とし自らを上げるだけのシーソーゲームか？
無駄なボーストは不要。票ってのは"鶴"の一声で伝える思想で得るんだ

そこには愛も毒も矜持も1バース内に十重二十重内蔵
きちんと骨に刻んでおけ。皮肉じゃ骨は断てないと

「でかい口」「コップ1杯」「地に足」己の表現の凡庸さは見て見ぬふり
なのに俺をオーソドックス且つ王道の空想と位置付ける非現実主義
その自己採点の甘さと陳腐さから漂う異臭となり
ライムで外連味を掻き消そうとするだけの「ただ用意周到な韻」


俺の歩みし王道 をお前が悪にしようと このASCIIコードの活字に落とそう。
頭からケツまで嘘偽りなき別名言霊のタツヒニココロ

相手の言葉を言い換えてアンサーと称し 探してあげつらう相手の杜撰な語彙 皮を剥がせば見苦しいマウントの取り合いで 側から見れば皆無に等しい的を射た意見

過大評価、過小評価で貼る勝手な印象に 罵りに、ボーストに、俯瞰からの揚げ足取り 全て呼称は違えど根本は同じ なのにどれかが低俗でどれかが高尚らしい

泥のついた本質には少しも踏み込まず 汚れた踵を毛嫌うスカした土踏まず こういうのがシーンに蔓延りだすとまた増えていく ズレた自己解釈でネットライムの美学を騙るフェイク

バトルとは韻のツギハギと、否定と、威嚇さ 皆同じライマー そこに変わりはなく誰もが似たイカ臭さ 一体何を基準に本命を見繕ってんのか知らないが ここじゃ関係ないんだろ？キャリアに体格差

B意識を拗らせた優等生の代償か しきりに目を向けるAという党の代表者 そのトラウマと雪辱でバイアスがかかった目 擦ってから誰がヤバい奴かを語れ

毎度"ちゃんとした批評"っぽくマウントしちゃ引用 闇雲なdisを否定した主張の核はピアニッシモ はっきり言うが論も返しの実力も全く及んじゃいないぞ お前がさっきから舐め腐ってるパックマンとしゃんにも

誰かを上げれば誰かが下がる そんな当たり前の前提を忘れた馬鹿垂れが語る 他者の立身出世の意味づけを履き違えた失神寸前のフィーリングセンス 美しいリリックで塗り固めた皮肉性の慇懃無礼

ささやかながら心優しい本音のダチから
送る皮肉のみで構成した骨の断ち方
羽を喰われ地べたを這う鶴に呈す
地に足を付けて踏み込んだHow to dis.

痛い見当違いにより的の遥か遠くを射た意見と全ライマー一括りにする浅い体験等に抱く感情は最早いたいけと近い

レッテルと鑑定書をごちゃ混ぜにする価値観提唱
つまり言ったもん勝ちでもどうでもいいと 根底の思想 から疑いたくなるトンデモ理論

俺は理で利を得ることを美学とするネトラのライマー
その主張がお前の"根本"ならここには最初から根も葉もないな

俺が残り2名を舐めてるとか言う空想設計で
一体どこへ行ったのか。俺の優等生設定
挙句虎が虎の威を借りだす人海戦術
お前に頼らずともその格付けは次回制する
いくら泥で塗りバトルを歪曲化しようがな
俺が綴るのなめの評には"仮題"も"仮称"はない

討論の結果。お前は微塵も尊敬出来ないと分かった
もしお前が美学を持っていたら甘くなった俺は精細を欠かした
お陰で再認識した。しきりに根本や上下を作りたがる競争戦略も
無くとも芯を持つ事こそが美学であり一層高尚であると

提示してきた芸術の織り成す この名文の美学
この積み重ねこそがMaking original 美しく舞いきり証明する鶏群の一"鶴"

馴れ合いを拒絶し孤立した独り身の性
そこに根も葉もなくとも着の身着のまま
例えお前からの尊敬が有ろうが無かろうが
歯に衣着せず提示するarrogantなcolor

8月1日から既に開通したライン の中で行き交うレスがいつしかすれ違い通信 だが互いに関心が薄れする相槌 よりもヘイト交じりに打つデカイ口とdis
その中で光るフレーズを慈しむ

これが俺の本音 嘘偽りはない 理解出来ないってんならそいつは悪いな いつしか嘴から生えた牙 誰が一番かまだ把握しちゃいないなら もっぺん噛み砕いてやるから歯ぁ食い縛りな

舐めてるってのは「左辺の本命」と「右辺の残党」 のアンサーのつもりだが返されたのは残念な返答 まあ俺の持論はお前よりも残酷なヘイト のなめだけが本命で他は「その辺の雑魚」 すまないがその他の2名、いやその他の6名 まだ息がある内はせめて穏やかに過ごせ 幸運にものなめ不在により実質シード通過の魔の予選 を超えて嬲り殺されるまでの束の間の余生

そして瀕死の鶴へ
いい加減虎の尾を掴むのはよせ

「言ったもん勝ちでどうでも良い」などと言ったっけ？ 俺の論は一貫して「バトルに気品など要らねぇ」またもズレた自己解釈で作られた異議申し立て ASCIIで日本語を綴る所為か意味が文字化け こいつはお前専用のdisで韻は卸したて 虎穴に入り「鶏群」と皆を下へ 見下した鶴が得たのは自らを引いた"コジ"だけ？それが芸術と冠する美技じゃどっちらけ

否定と皮肉を混ぜたコンポーネントで生み出す 本音こそがぬるま湯に浸かったコップを熱湯で満たす 高尚に根ざしたお前の根本ってのを揺るがす 美学抜きの実力で示すTop of Net Rhyme.

のなめさんに一票を投じます。

考えさせられるバトルでした。
多分ですけど、バトル当事者と観てる側って視点が違うんですよね。
当事者からすれば、バトル内で出た論戦は潰しておきたいけど、観てる側からすれば、それをずっと観たいかと言われれば好き嫌い分かれるところで…。

そういった意味で、「トーナメント参加者を舐めてたのか論争」は、個人的にはしっくりこなかったです。当事者の自分としてもそういう感覚にはなりませんでしたし、のなめさんのディスを見て「まぁそう言われればそうか…」の程度でした。のなめさんがもっと意地悪く攻めたら印象も変わっていたと思います。

決め手はのなめさんのライムセンスでした。例えば立身出世からのラインのリズムの良さ、五感に訴えかけてくるというか…。それがより多かったのがのなめさんでした。

キャラバンさんも子韻とか鶏群の一鶴とかすげー！って思ったのですけど、出し方と文脈でのなめさんに軍配が上がると感じます。相手を時代の寵児とまで言っちゃっているので、どうしてもその態度からの違和感が拭えませんでした。「どちらがやばいか」を比べるなら、3バ全部相手を嫌味っぽく褒めたらやばくなるだろうな、と思いました。

棚上げすいません。
両者おつかれ様でした！

判定致します！

キャラバンさん 1本目

相手と平行な目線を保った1バース目だったかなと！
先行の1バースってバトルに於いての永遠のテーマな気もしますが１つの王道を取ったなと思いました。
攻撃力は韻で作って、内容としては矛盾を生みにくい攻防一体な1バースだと思います。

>ここじゃ関係ない立場キャリアに体格差
文字が残す余韻だけが俺等のバイタルサイン
この緊張と高揚が生み出すライマーズハイ
悪いが残り3段止まらずにTouch the sky

餓鬼のサンプリングからの連踏みすこです。
サンプリング内容もバースと一致してて良いなと思いました。


のなめさん 1本目

子音の一致が多いので心地いいですね。
声に出して読みたいライム！
オリジナリティあって踏み外しもそんなに気にならなかったです。
内容に関しても、キャラバンさんの1本目の
お前と戦いたかったぜに乗るかソルかですが、それを馴れ合いと一蹴する様も好きでした。

>コップ一杯分のボーストから気取り口調でtouch the sky 地に足が付かない癖に口だけはデカい これはそんな幻想を断つ皮肉に近い のなめさん直伝のタツヒニクチカイ

まず立ち位置が不可解

これはハンズアップでした。


キャラバンさん 2本目

上手いです。
正直、あの先行1バに馴れ合いと毒素たっぷりに返されると手詰まりしそうなものですが、
自分の1バース目を殺さず返してるので論争が強いんだなと思います。

>左辺の本命を前にしここが天王山と
思っていたが実際はただの右辺の残党

勝負ってのはただ敵を落とし自らを上げるだけのシーソーゲームか？

>そこには愛も毒も矜持も1バース内に十重二十重内蔵
きちんと骨に刻んでおけ。皮肉じゃ骨は断てないと

このラインが1バース目を活かし、相手を否定するうまさがあったと思いました。

のなめさん 2本目

>過大評価、過小評価で貼る勝手な印象に 罵りに、ボーストに、俯瞰からの揚げ足取り 全て呼称は違えど根本は同じ なのにどれかが低俗でどれかが高尚らしい

これ、めちゃくちゃカッコいいです。
個人的にここまでの展開では先行後攻加味して優劣は付いてなかったのですが、このラインでのなめさんが１つ出た印象です。

そこにこれ

>バトルとは韻のツギハギと、否定と、威嚇さ 皆同じライマー そこに変わりはなく誰もが似たイカ臭さ 一体何を基準に本命を見繕ってんのか知らないが ここじゃ関係ないんだろ？キャリアに体格差

サンプリングの元の曲がイカクサイと体格差で踏んでるんですけど、キレがありすぎて気にならなかったです。要は使い所と返しのキレですね。勉強になりました。

>B意識を拗らせた優等生の代償か しきりに目を向けるAという党の代表者 そのトラウマと雪辱でバイアスがかかった目 擦ってから誰がヤバい奴かを語れ

個人的に2バース目はパンチライン量産体勢でした。


キャラバンさん 3本目

>俺は理で利を得ることを美学とするネトラのライマー
その主張がお前の"根本"ならここには最初から根も葉もないな

かっけぇ。のなめさんのアンサーがキレてただけに、難しい展開かなと思いましたが、1〜3バースまで一貫した芯を感じました。

ただ
>俺が残り2名を舐めてるとか言う空想設計で
一体どこへ行ったのか。俺の優等生設定

これは引っかかったポイントでした。

>残るべく4名が残った右辺のこんなグループ の中でもお前は文句なく優秀
>ここで三下相手じゃ精進もない だからお前が相手ってのは好機到来

1本目のこのラインには僕もそう感じてしまいましたし、そういうつもりで書いてなかったのであれば尚更、読み手にはどっちとも取れるので勿体無かったなと。

言葉選び、韻、美学でハイレベルに競ってた中、僕の目にはヒビが見えたラインでした。


のなめさん 3本目

>馴れ合いを拒絶し孤立した独り身の性
そこに根も葉もなくとも着の身着のまま
例えお前からの尊敬が有ろうが無かろうが
歯に衣着せず提示するarrogantなcolor

冒頭からやっべ

>これが俺の本音 嘘偽りはない 理解出来ないってんならそいつは悪いな いつしか嘴から生えた牙 誰が一番かまだ把握しちゃいないなら もっぺん噛み砕いてやるから歯ぁ食い縛りな

論理的な思考とバイオレンスが融合されていて魅力的ですね。言葉選びなのかな。


>舐めてるってのは「左辺の本命」と「右辺の残党」 のアンサーのつもりだが返されたのは残念な返答 まあ俺の持論はお前よりも残酷なヘイト のなめだけが本命で他は「その辺の雑魚」 すまないがその他の2名、いやその他の6名 まだ息がある内はせめて穏やかに過ごせ 幸運にものなめ不在により実質シード通過の魔の予選 を超えて嬲り殺されるまでの束の間の余生

このライン

一点に絞ったアンサーから説得力のあるボーストまでふんだんに込められたラインでした。

票はのなめさんへ。
リアルタイムで更新を待って追ってしまうほどナイスバトルでした。
お疲れ様でした。

のなめさんに一票！

キャラバンさん

>こんなグループ<
>思わず達しそうになったオルガスムス<
1バ目から「ん？」って結構思いました。いつもの文章の自然さが少し失われていたように感じました。

>その自己採点の甘さと陳腐さから漂う異臭となり
ライムで外連味を掻き消そうとするだけの「ただ用意周到な韻」<
すこ韻でした。用意周到／酔う異臭と みたいな踏み方はよく見ますが、プラスアルファが秀でてますね。

>頭からケツまで嘘偽りなき別名言霊のタツヒニココロ<
タツヒニクチカイの良さはIB玉露のパンチラインを更に子音に落とし込むっていう偉業的部分だと思うので、そこを打ち返すならもう2,3工程くらい手間をかけても良かったと思います。（ここでいう2,3工程とは例えば�@漢字組み立てパズルのピース数を減らさない�A子音もしくはアナグラム等、語感の近い韻で対抗する�B言葉遊びetc って感じです。）今回は美学で追い討ちをかけたものの相手の良さを引き立てる結果となってしまったかなと。

2バース目以降は相手の言葉を拾って返すことに力を持っていかれ過ぎたように映りました。>「でかい口」「コップ1杯」「地に足」<みたいな拾い方が最たる例ですかね。

のなめ

>本来ならバース内を覆うその毒素 抜きに馴れ合いと虚飾で埋め尽くした大ウソの独創 おてて繋いで仲良しこよしな王道の空想 垂れ流すも内容は相変わらずオーソドックスの糞 驚くほど素質の無い語尾だけの母音とゴミ溜めの語彙に媚びたレスポンスをコピー&ペースト コップ一杯分のボーストから気取り口調でtouch the sky 地に足が付かない癖に口だけはデカい これはそんな幻想を断つ皮肉に近い のなめさん直伝のタツヒニクチカイ<
ここすごかったです。強さ、勢い、韻が凄まじかった。まずここで一歩リードした印象。

2バース目以降はちょっと落ち着きつつも、>立身出世／失神寸前のフィーリングセンス<や>束の間の余生／掴むのはよせ<など語感センスがピカってました。個人的にはすこし崩し過ぎかなーって部分も繋ぎのセンスで文章として見応えのあるものになってて素晴らしかったです。

お二人ともお疲れ様でした。 （書いててマイナスな意見ばっかだなーと我ながら思いましたが、折角書いたのでこのまま載せます）

判定と感想

勝ちを　のなめさんに１票

理由
何回も読み直しましたが、ぶっちゃけ正直に　のなめさんのライムセンスの方がカッコ良かったです
僕は、のなめさんのライムに[和]を感じました
攻撃的ですが　決着の見え透いた「虎」 対 「舞鶴」など非常にカッコ良いセンスだと思います

後、バトルとは韻のツギハギと、否定と、威嚇さ 皆同じライマー そこに変わりはなく誰もが似たイカ臭さ 一体何を基準に本命を見繕ってんのか知らないが ここじゃ関係ないんだろ？キャリアに体格差

カッコ良いと思いました

キャラバンさん

勝負ってのはただ敵を落とし自らを上げるだけのシーソーゲームか？
無駄なボーストは不要。票ってのは"鶴"の一声で伝える思想で得るんだ
このライン好きです

ただあくまでも、僕の主観ですが全体的に見て のなめさんに押されていたように感じましたので勝ちを のなめさんに入れました

簡素で棚上げ失礼しました
お疲れ様です

のなめさんに1票

１バが好きでした。キャラバンさんの相手を認めるスタンスをうまく逆用した印象でした。ただ、後半の論戦の部分はどちらもしっくり来なかったです…

「嘘偽りない〜そいつは悪いな」など、のなめさんの韻の語感がオモシロかったのでのなめさんに入れます！

のなめさんに票で

理由は他の方の総評と概ね一緒というか全く一緒なので割愛します。良い試合でした。

のなめさんに票を。

拮抗するスキルの中、差が出たのは説得力と毒でした。
キャラバン氏の持論に対して、のなめ氏はキャラバン氏のワードを引用して返したり、毒々しい言葉で返したり。
そこに引き込まれました。

》ここじゃ関係ない立場キャリアに体格差
文字が残す余韻だけが俺等のバイタルサイン
この緊張と高揚が生み出すライマーズハイ
悪いが残り3段止まらずにTouch the sky

》バトルとは韻のツギハギと、否定と、威嚇さ 皆同じライマー そこに変わりはなく誰もが似たイカ臭さ 一体何を基準に本命を見繕ってんのか知らないが ここじゃ関係ないんだろ？キャリアに体格差

このやりとりがとても好きでした。

のなめさんに一票で。

殴り方、踏み方、それらで上回ってた印象です。
また展開についても、今回はキャラバンさんの熱さが少しくどかったかなと1バで感じてしまい、もうちょっと攻撃だったり罠となるポイントとかも作っておけば後々楽だったかもと思いました。それだけのなめさんのカウンターは強力でした。

なにより上でも挙がってますが
「舐めてるってのは「左辺の本命」と「右辺の残党」 のアンサーのつもりだが返されたのは残念な返答 まあ俺の持論はお前よりも残酷なヘイト のなめだけが本命で他は「その辺の雑魚」 すまないがその他の2名、いやその他の6名 まだ息がある内はせめて穏やかに過ごせ 幸運にものなめ不在により実質シード通過の魔の予選 を超えて嬲り殺されるまでの束の間の余生」
ここ鬼ヤバラインで思わず震え上がりました...！

棚上げすみません。
お疲れさまでした！

のなめさんに一票

キャラバンさんの熱さには付き合わず論は割とミクロな感じでも常に嫌らしく突いていった印象
独特な韻の踏み方とサンプリングのチョイス、表現力、言葉の繋ぎ方、一つ一つのアンサー
これでほぼ同じ時期にポータルに登録したビギナーライマーってどういう事やねんと思いました
キャラバンさんもただ用意周到な韻のとこの子音とか凄くて論もブレずに一貫していて終始格好良かったんですが、のなめさんの2バース目が特にアンサーや韻も含めてクオリティが高く秀逸だったので今回はのなめさんに一票入れます

棚あげすみません、的外れな事言ってたらごめんなさい
お二人ともお疲れ様でした

票はのなめなさんへ

キャラバンさんは
いつもと違ってなんか
ぎこちないかなと
全体的なバランスとか
言葉のチョイスとか

のなめさんは
強いなーっていう印象
センスを全面に押し出しておいて
フルボッコみたいな
雑音狂っぽいなとか思って見ちゃいました

両者お疲れ様でした

票はのなめさんに

ストカメさんもおっしゃってるんですけど、キャラバンさんの1V目の熱さと土俵に乗らずに冷静に突きどころをついていった印象でした。
結果2V目の攻めのスタンスを変えざるを得ず、後手に回ったかなと思いました。
そこからのキャラバンさんの韻と論の展開と不必要なものは削ぎ落として伝わりやすいバースを作るスタンスはすごいなぁと。
のなめさんは論ひとつひとつにライミングを乗っけながら全部潰していこうとする分、戦線がだいぶ広がるんですが、それでも矛盾なく韻と論を展開してくのはほんとすごい。

今回は(舐めてるってのは「左辺の本命」と「右辺の残党」 のアンサーのつもりだが返されたのは残念な返答 まあ俺の持論はお前よりも残酷なヘイト )をはじめとして頭に残るラインがのなめさんの方に多かったのでのなめさんに票をあげさせていただきます。

のなめさんに票を

すみません、詳細は後ほど記載いたします。

のなめさんに一票！

ごめんなさい！
私も詳細後書きします！
殺すぞ

判定期間終了。

勝者のなめ

判定の詳細です。

キャラバンさん�@
・冒頭の『モンスタールーム』から意味を通した同音での連踏みが上手く、相手を認めたうえで戦うという姿勢も良いです。
・『待ち望んでた』『マジの本音だ』も口語的ですが、関連性があって上手い韻です。
・『未来予想に』『シナリオ通り』『勝ち残り』『時代の寵児』 、上記二つの文より更にまとまった構成で綺麗です。どの韻も運命のようなものに関連していて、文章として組み合わさった際に相乗効果を感じます。ただ、ここまででバースの半分ですが、内容的にはリスペクトが多くを占めていて、切り口も変わらないので、薄味な印象も受けます。
・『決勝までの道のりはいつも 地力だけでなく勢いが必要』：ここで「たしかに」と思わされ、『だからお前が相手ってのは好機到来』で「なるほど」と思わされました。前半のリスペクトに比重を置いた構成が活きてきます。
・『例え最後は這って行こうが その先に待つ頂は破天荒解』：これまでの母音が良かった反動で、子音はあまりかっこよくは見えませんでした。使う単語も、言い回しも悪くないとは思うので不思議なのですが、個人的にはダジャレっぽく響きました。
・『文字が残す余韻だけが俺等のバイタルサイン』：バイタルサインという表現にも余韻がありますね、『ライマーズハイ』『Touch the sky』の繋げ方も良いです。
・『お望み通り決めようか。 ど っ ち が ヤ バ イ か』：発言の通り、主軸をどこに置くかで、これまでの文章の意味合いも変わってきたと思うのですが、「ヤバイか」という曖昧さを持ってきたことで、表現力や技術力が評価される土俵になったと思います。ここまでは、上手さの目立つ良い始まりだと思います。

のなめさん�@
・『戦いたいライマー』『語らいたいなぁ』、『根っからの良い奴って言う』『ってかLINEやってる？』：自然な文章ながら踏んでいて熱い出だしです。韻の精度ではキャラバンさんの上手さが上ですが、姿勢として良いですね。
・『ホモソーシャルに頬を染め褒めそやし合うだけじゃ羨望する頂へ歩を進められやしない』：冒頭で寄り添い肯定したうえで、それだけではだめだという展開が良いです。韻の踏み方もそうですが、「頬を染め褒めそやし合う」という表現力も上手いです。続く「歩を進め」も語感の似た言葉を用いたうえで返しており、流れも綺麗です。
・『先行の牙の抜けたラブレターにWhat is this?』『知らないなら一から教えてやるぜWhat "dis is".』：おしゃれな返しですね。少し変えただけでニュアンスが大きく変わる、絶妙な言い回しです。
・『本来なら〜』以降の文は子音は面白いですが、内容としては納得できるところとそうでない部分が半々でした。『毒素抜き』『王道の空想』『オーソドックスの糞』は、言い分としてわかりますが、『大ウソの独創』『素質の無い語尾だけ』『語彙に媚びたレスポンスをコピー&ペースト』『コップ一杯分のボースト』は該当箇所がわかりませんでした。評価には直結しませんが、「王道の空想」「オーソドックスの糞」の関連性は良いですね。味があります。
・『気取り口調でtouch the sky』『地に足が付かない』『これはそんな幻想を断つ皮肉に近い』『タツヒニクチカイ』：この流れがすごく上手いです。くそあがりました。「touch the sky」からの「地に足が付かない」という揚げ足取りな皮肉と、「タツヒニクチカイ」の言い回しが韻も含めて上手い。「韻」を分解した言い回し自体は何かで見た覚えがあるので、個人的にはそこではなく、その韻の組み立てと使い方が響きました。一文置いた『まず立ち位置が不可解』も加点要素。
・『8人しかいないのに"4人の中での優秀"にどんな程度の評価があるのか』：ここは確かにそうですね。A,Bのグループで分けた意味合いを問う理由はあります。
・『お前が悠長にトーナメント表眺めてる間に入ってるぜ優勝に"のなめ"の票が』：特にキャラバンさんに非があったわけではないと思いますが、態度から自分に有利な表現に上手く変換したなと思います。
・『決着の見え透いた「虎」 対 「舞鶴」』：虎に対してなぜ「舞鶴」は地名なのかなと思いました。別の意味合いがあるのでしょうか。「決着の見え透いた」も私の中では見えていなかったので引っかかりましたが、キャラバンさんの中では決着の付け方が決まっているだろうから、その点を見え透いたと表現したのかもしれません。

つづく

つづき

キャラバンさん�A
・『水増しの批判、偽りの牙。これを是とする発想に尽きる』：まず韻の構成が面白いですね。「水増しの批判」「偽りの牙」と「浅はかな思考」「分からない意図」がそれぞれで連動していて、「発想に尽きる」「What "dis is"」で2文を連動させている。意味合いの中に韻が有効に働いていて上手いです。ただ「水増しの」部分は理解できるのですが、「浅はかな」の部分が少し乱暴な理論に見えました。「What "dis is"」についても、のなめさんの初見のインパクトが強かったので、そちらの方がより良く見えました。
・『左辺の本命を前にしここが天王山と思っていたが実際はただの右辺の残党』：既定路線なのかはわかりませんが、認めていた相手を切り捨てるのは少し早く思いました。本心で認めていたら、良さも、悪さとしているところも想定できる範囲だと思います。「天王山」や「右辺の残党」という単語の魅力はあるのですが、文意から映えはしませんでした。
・『勝負ってのはただ敵を落とし自らを上げるだけのシーソーゲームか？』：この言い分はわかります。シーソーの比喩もシンプルですが効果的です。
・『票ってのは"鶴"の一声で伝える思想で得るんだ』：ここもわかるのですが、その鶴の一声を何とするかが難しいところなので、知っている内容を再度定義された気分です。間違いではないですが、何かの答えが出たわけでもありません。今のままの理屈で行くと、「どっちがヤバイか」を決める上で「どちらかを落とすような否定」ではなく、「ボースト」は不要の「思想」になりますが、結局それが何なのかを捉えようと思うと、「批判」や「ボースト」といった何かしらの呼称を付けることになるのかなと思います。
・『そこには愛も毒も矜持も1バース内に十重二十重内蔵』：一般論としては正しいと思います。ただ、キャラバンさんの1バース目に「毒」があったかというとそうでは無いので、反論としては弱いです。「十重二十重」の語彙が良いです。
・『きちんと骨に刻んでおけ。皮肉じゃ骨は断てないと』：「皮肉」なので「骨」は断てないという言い回しは良いですね。これを皮肉とも取れますが。「骨に刻む」という慣用句を合わせてきたのも上手いところだと思います。
・『己の表現の凡庸さ』：「でかい口」「コップ1杯」のあたりは凡庸さと捉えることもできますが、「地に足」は「touch the sky」を受けての流れで巧妙さはあるので、凡庸さには該当しないように思いました。
・『漂う異臭となり』『ただ用意周到な韻』：長い子音で上手いとは思いますが、ここに至る流れからか「ヤバイ」とはならなかったです。どちらかというと「ただ用意周到な韻」に映ってしまいました。製作工程はわからないので、そこを言及する気はありませんが、どちらがそう見えるかの主観的な話です。
・『俺の歩みし王道 をお前が悪にしようと このASCIIコードの活字に落とそう。』：個人的には、この韻までのスパンの短さと文章の無駄の無さの方が「ヤバイ」となります。主張を乗せて返しつつ、『意』を分解した『タツヒニココロ』を落としどころにするのも上手いです。上手いなと思う反面、「タツヒニ」の言い回しで「韻」と「意」では、単体の単語の意味の強さで「韻」の方が良く見えてしまいました。言い返していく姿勢自体は、すごく熱くて良いのですが。あと細かいところだと、日本語は2バイトの文字コードなのでASCIIでは無い気がします。

つづく

つづき

のなめさん�A
・『相手の言葉を言い換えてアンサーと称し』『探してあげつらう相手の杜撰な語彙』：キャラバンさんの「でかい口」のあたりは探してあげつらうきらいはあったので、当てはまっているかなと思います。なのでそこからの『皮を剥がせば見苦しいマウントの取り合い』も理解できます。ただ『皆無に等しい的を射た意見』は飛躍しているかと思います。たしかに的を射ていない部分は多く感じましたが、「皆無」とすると大げさに聞こえます。
・『全て呼称は違えど根本は同じ なのにどれかが低俗でどれかが高尚らしい』：この返しは良いですね。キャラバンさんの「鶴の一声」のところで感じた違和感がこれなのかなと思います。
・『泥のついた本質には少しも踏み込まず』：表面的だとの主旨はわかりますが、「本質」が何かは、たぶん二者間でも、読み手でも捉えるものが違ってくるので、もう少し具体性が欲しいです。『こういうのがシーンに蔓延りだすと』からはネットライム全体に話が移ったので、突飛な意見に感じました。
・『汚れた踵を毛嫌うスカした土踏まず』：踵目線で土踏まずを見たことが無かったので面白い表現でした。描写として適当には見えませんでしたが、単純にユニークでした。
・『誰もが似たイカ臭さ』から最後に相手の『キャリアに体格差』に持っていくのは上手いです。
・『B意識を拗らせた』：グループに関して返答が無かったのと合わせて「美意識」も掛けた面白い返しです。続く、『バイアスがかかった目 擦ってから誰がヤバい奴かを語れ』も新たな切り口の批判で良いです。
・『マウントしちゃ引用』：「マウント」が前半から繰り返されていますが、単語が重複すると固執している印象になるので、良くは映りませんでした。他の部分で言及している内容の置き直しが他にあるので、そういった部分は省いても良かったのかなとは思います。ここでは『全く及んじゃいないぞ お前がさっきから舐め腐ってるパックマンとしゃんにも』が主旨だと思いますが、及んでいないとするには、その前の文では弱かったです。他の2人を出してくる手法は良いので惜しい形です。
・『そんな当たり前の前提を忘れた』：キャラバンさんの「シーソー」の部分を受け入れるのではなく、「そんな当たり前を」と逆に切りかかるのは良いですね。対立姿勢が明確で。「絶対的」か「相対的」かでの上げ下げの違いなだけで両者の意見に矛盾は無いのですが、言い争いの様相が面白いです。この論点に関してはどちらに分があるとも言い難いです。
・『ささやかながら心優しい本音のダチから』：「マジの本音」からの流れで良いですね。そのあとの『皮肉のみで』は思い切った言い方だなと思いました。
・『羽を喰われ地べたを這う鶴に呈す』『地に足を付けて踏み込んだHow to dis.』：地べたを這うも地に足を付けるも言い方の違いなのですが、相手が鶴を取ったことで、這うという皮肉になったのかなと思います。「How to dis」も「Disとは何か」から「Disの仕方」と歩を進めている感じが良いですね。

つづく

つづき

キャラバンさん�B
・冒頭から『いたいけと近い』までの子音4つの連踏みはすごいです。内容を細かく見ると、『痛い見当違い』『的の遥か遠くを射た意見』『全ライマー一括りにする浅い体験等』と指摘箇所はわかりますが、どう違うかの部分が削ぎ落されているので、その分批判としての効果は薄くなっています。
・『レッテルと鑑定書をごちゃ混ぜにする価値観提唱』：ここもわかりそうで明確にはわからない。
・『つまり言ったもん勝ちでもどうでもいいと 根底の思想 から疑いたくなるトンデモ理論』：韻の組み込みは安定して綺麗です。ただ、のなめさんが「言ったもん勝ちでもどうでもいい」と言っているようには思えませんでした。「相手を否定する」姿勢を肯定しているだけで、そこに内在する理自体は否定していないように見えます。なので、その後の『俺は理で利を〜』の部分もいまひとつ刺さりませんでした。意図が流れにはまっていればすごく良い文になったと思うのですが。
・『俺が残り2名を舐めてるとか言う空想設計で』：この「舐めてる」も片方を上げれば片方が下がるの理屈だと思います。のなめさんを優秀とするとその他の2人はそうでもないと言っているとも捉えられます。自分ではそのつもりは無いので「空想設計」というのもわかり、どちらの言い分もわかります。
・『一体どこへ行ったのか。俺の優等生設定』：優等生設定は2バース目でも語られているので、どこへ行ったのかという印象は無かったですね。
・『挙句虎が虎の威を借りだす』：「虎対鶴」の構図から残った方の虎がのなめさんだということで、虎が虎の威を借るの流れは面白いなと思います。この辺りも良いなとは思うのですが、皮肉っぽいですよね。「皮肉じゃ」の自分の言葉が逆に自己否定しているように映ります。
・『お前に頼らずともその格付けは次回制する』：返してはいますが、核心に触れているというより、返しただけで終わっている印象です。
・『のなめの評には"仮題"も"仮称"はない』：呼称のくだりの返しだと思いますが、ここもわかりそうでわからない。これまでの内容が断定的であったかというと、言葉と裏腹に具体性は欠いていたので、あまり当てはまらず。
・『討論の結果〜』：変に説明的でした。2バース目から尊敬の念は薄れていたので、「討論の結果」とする論理展開は違うかなと思います。「精細を欠かした」のあたりも蛇足に見えました。
・『芯を持つ事こそが美学であり一層高尚であると』：この部分は同意できます。が、1バース目で提示したのは「どっちがヤバイか」という世俗的な評価の仕方だったので、結果、何が高尚かを結論付けられても、それを評価すべきなのかは疑問です。
・『芸術の織り成す』『名文の美学』『Making original』『鶏群の一"鶴"』は完成度が高く締め方としては綺麗です。芯を持って、積み重ねていくという主張は理解できますし、異論は無いですが、それが体現できていたかは怪しいです。「芯」の部分では、相手を切り捨てるような姿勢が見えたので、引っかかりました。発言と姿勢に大きな間違いは無いと思いますが、比較したときに相手とやっていることが明白に違うわけではないので、のなめさんの言う「呼び方が違うだけで根本は同じ」が当てはまるように見えました。相手の出した鶴で終わるのも相手ありきに見えるのであまり良くはなかったですね。上手く取り入れているのですが、鶴の流れが2度目なのと、引用することに必然性は感じませんでした。

つづく

つづき

のなめさん�B
・『馴れ合いを拒絶し孤立した独り身の性』『そこに根も葉もなくとも着の身着のまま』：自身のマイナス要素をプラスに、その逆に相手のプラスをマイナスに変換する言い回しが上手いです。
・『例えお前からの尊敬が有ろうが無かろうが』：そうですね。『arrogantなcolor』は単純に"な"がいらないように思いますが語感は良いですね。
・『行き交うレスがいつしかすれ違い通信』：本心なのだろうと思える素朴な文章が良いです。韻の綺麗さではキャラバンさんなのですが、のなめさんの文には別の不思議な魅力があります。語感の良さなのか並べ方なのか。気持ちとしても、『その中で光るフレーズを慈しむ』は理解できます。
・『舐めてるってのは「左辺の本命」と「右辺の残党」 のアンサーのつもり』：同じ解釈でした。なので「残念な返答」という内容も理解できます。
・『すまないがその他の2名、いやその他の6名』：キャラバンさんとの2者間での話は内容が繰り返しになっていくると思うので、ここで一度全体に切り替えた話題は良かったと思います。『実質シード通過の魔の予選 を超えて嬲り殺されるまでの束の間の余生』も良いですね。
・『いい加減虎の尾を掴むのはよせ』：虎の尾を"踏む"だと思いますが、子音的に掴むで通したいですね。
・『「言ったもん勝ちでどうでも良い」などと言ったっけ？』『俺の論は一貫して「バトルに気品など要らねぇ」』：この辺りの反論もおおよそ私の解釈と一致していたので、納得できました。
・『ASCIIで日本語を綴る所為か意味が文字化け』：これも着眼点が同じでした。論理の食い違いを「文字化け」と皮肉めいた言い回しにしています。文字化けは文字コードの相違によって起こるので、英数字用のASCIIだと日本語を表示できないだろうということですね。
・『こいつはお前専用のdisで韻は卸したて』：キャラバンさん2バース目の「用意周到な韻」に対してだと思いますが、今さら感はあります。
・『虎穴に入り「鶏群」と皆を下へ』：虎とする相手を含めた表現なのに鶏群かという描写の矛盾を突いていますが、鶏群はその他の対戦者を指しているとも取れるので、大きな破綻とは思いませんでした。続きの『自らを引いた"コジ"だけ？』と合わせると統一感は合って良いと思います。「虎穴に入らずんば虎子を得ず」と」「高尚である」のあたりの「誇示」とを掛けていて、虎や鶴のまとめ方としては上手いです。結局「舞鶴」の意図はわからないままでしたが。
・『本音こそがぬるま湯に浸かったコップを熱湯で満たす』『高尚に根ざしたお前の根本ってのを揺るがす』『美学抜きの実力で示すTop of Net Rhyme.』の締め括りが格好良いです。これが「Top of NetRhyme」かはわからないですが、ネットライムらしい言い回しには感じました。自身で表現した「コップ一杯の」からの統一感も良いです。熱さが伝わります。

両者の主張に明確な答えがあるとは思いませんが、今回は、のなめさんの言い分が姿勢と合わさって正しく見えました。
キャラバンさんは技術面での安定感がありましたが、情報の取捨選択・展開やその表現の面でのなめさんが秀でていたように思います。

両者とも、お疲れさまでした。

遅れまして申し訳ありません
詳細です

キャラバンさん
1バ及び2バがかなりキーでしたね、、。
1バ目いつものキャラバンスタンスがちょっとリスペクト寄りになり過ぎた印象でした。展開を匂わせる締め方が良くて好きでしたが、のなめさんの返しがキツく、2バでの修正を余儀なくされた印象でした。1バ目にもっと返し手の届きやすい主張を混ぜ込んでおくべきだったかなーって思いました。細かいですが「もっとちゃんと」や「きちんと」等の粗い表現が少し気になりましたね。3バ目落とし所を上手く見つけたように思いましたが殺すに及ばず というような感じがして厳しさの残るフィニッシュだったと思います。韻に関してもヤバイ踏み方(代表韻)やヤバイ連踏み(圧力韻)みたいなのが印象に薄く、どっちがヤバいか という観点でもキツかったと思いました。
■以下好きだったライン
>ここじゃ関係ない立場キャリアに体格差
文字が残す余韻だけが俺等のバイタルサイン
この緊張と高揚が生み出すライマーズハイ
悪いが残り3段止まらずにTouch the sky
>提示してきた芸術の織り成す この名文の美学
この積み重ねこそがMaking original 美しく舞いきり証明する鶏群の一"鶴"

のなめさん
1バ目の返し方から良いルート選びが出来ていて且つスキルを十分に活かせていたと思います。基本的に論争が強いうえに言葉の組み立てが上手く、"計算された肩の抜き方"を心得て韻を踏んでる感じがします。ほんの少しだけ上から覗くような俯瞰的視線で勝負を捉えている感じがしてズルいなーと思いました。ライン１つひとつに厚みがあって、リリックに重みを感じました。
■以下好きだったライン
>本来ならバース内を覆うその毒素 抜きに馴れ合いと虚飾で埋め尽くした大ウソの独創 おてて繋いで仲良しこよしな王道の空想 垂れ流すも内容は相変わらずオーソドックスの糞 驚くほど素質の無い語尾だけの母音とゴミ溜めの語彙に媚びたレスポンスをコピー&ペースト コップ一杯分のボーストから気取り口調でtouch the sky 地に足が付かない癖に口だけはデカい これはそんな幻想を断つ皮肉に近い のなめさん直伝のタツヒニクチカイ
まず立ち位置が不可解
>2バ全部
>馴れ合いを拒絶し孤立した独り身の性
そこに根も葉もなくとも着の身着のまま
例えお前からの尊敬が有ろうが無かろうが
歯に衣着せず提示するarrogantなcolor
→「着の身着のまま」ズルいです
>舐めてるってのは「左辺の本命」と「右辺の残党」 のアンサーのつもりだが返されたのは残念な返答 まあ俺の持論はお前よりも残酷なヘイト のなめだけが本命で他は「その辺の雑魚」 すまないがその他の2名、いやその他の6名 まだ息がある内はせめて穏やかに過ごせ 幸運にものなめ不在により実質シード通過の魔の予選 を超えて嬲り殺されるまでの束の間の余生
そして瀕死の鶴へ
いい加減虎の尾を掴むのはよせ

以上です。
お疲れ様でした。
殺すぞ

キャラバンさん対戦ありがとうございました。
主張の仕方や立ち回りなど、個人的には反省の多い試合でした。が、同時にめちゃくちゃ良い殴り合い、韻の踏みあいが出来たかなぁと思います。

判定いただいた方々もありがとうございました。
5000回くらい読み返しました。

大変遅くなりました。
のなめさん、及び判定してくださった皆様方ありがとうございました！
納得の敗北でした！同時に学ぶことも多かったです！
純粋にかっこいいラインが多く普通にハンズアップしまくりでした！

また対戦お願いします！ありがとうございました！