【A 準々決勝】たちのvs是空

先行 たちの
7月31日（水） 午後21時に試合開始
3バース
猶予72時間
一回のみ24時間の延長可能
判定猶予72時間
後攻の方は【試合終了報告＆判定依頼】スレに終了、判定依頼を投稿お願いします

また1人姿を 消す事になる 選挙の時間、突き詰めた１つの専門機関 一戦ごとに進化するテクノロジカル。ベスト4にフェイクを通さねぇゲートキーパー。選ばせてやるよ 天の国か、鉄格子か。世は乱世、ネットライム戦国時代。1回戦、最高級のにほんご使いに深手を負ったが、天井知らず の力量でベスト8にはこの俺が結局来た。結果またまた跳ね上がっちまったよ、懸賞金が。

豚どもが浸かった セルアウト染みた 悦楽を切り裂く 為に全バース惜しみなく 提示する実力主義と言う名の哲学と力学。彼もまた特別な存在だけど甘っちょろいヴェルタースオリジナル。蓋開けてみりゃ技術革新に手付かずのビギナー。

この男の、周りまで奮い立たせる厚い肉感 に理性を保つのに必死でそそり立つ審議官。カリスマって言葉が似合うジャスティンビーバー も喰う為だったら殺人鬼になる。不戦勝とは違う、手も足も出ないが故の"不完全燃焼感"がJust in be back. 此処は安易に足を踏み入れりゃ御陀仏のダークシティだ。

トラウマをプレゼント、理不尽な迄の暴力の帝王。2019年真夏の夜の夢、冥土の土産 Don't Forget.

対立候補で門番で懸賞首で哲学者で科学者で審議官で暴力の帝王 まるでフランケンシュタイン
みたいに継ぎ接ぎだらけのアイデンティティ 一心不乱で踏んだ韻 はいずれ四肢 を 腐乱へ仲介 歪んでるまじないだぜ
慢心が 奪ってるアイサイト 眩んでる ブライン状態 さながら俺は 黒魔道士 不撓な闘志 胸に抱えて 詠唱するアレクサンドリア崩壊級の衝撃
三行で刻む セルフラベル廃棄の革命 水面下で完了したビギナー卒業の産業革命だ

作られた妄想の偶像に着せたカリスマのプロパガンダ
ロジックの ブローカーはあんた 忌むべきセルアウト染みた構造の象徴だ
所詮はゲゼルシャフトの産物 それを尊奉するとんだ実力主義者もいたもんだな
哲学というには「甘っちょろい」レベル 兜の緒の緩みにも気付けぬ様相だな

突然のラブソング 隠した思い 受け止めるぜ like 松任谷由実
韻を踏み抜くあんた と 論を貫く俺 と
ダンスホールが擦り切れる くらい「燃えつくように激しくダンス」しようぜ
真夏の夜の”悪”夢にはさせない 「もっともっと俺を見ろよ」

対立候補で門番で懸賞首(※賞金首です)で哲学者で科学者で審議官(※を 発情さす韻 です)で暴力の帝王のアクション祭り ソイツを指咥え見つめるのは革命家で黒魔道士で松任谷由実。スコールみたいに降り注ぐ勢いで自らもキャストをプラスし 一過性の感情に任せた指摘は逆効果過ぎる。

注(※ は彼が鼻高々で組み合わせた言葉の編成車両に 乗り込んだ私と言う名の点検作業員 による厳選な処置 を取る為の訂正箇所に なります。)

平然を装った ダンディズムの思想の 粗を晒した上に余裕で 書き記す初期衝動。踏み倒した跡がアートのライミングドミノ。お前と違って韻と論を隔離しない文章の端に生む語彙力。悪いんだけど、生憎少しも 凄くないお前のセルフラベルだけが廃棄物処理場。

軽はずみに社会を見限る為に酔う、マクガフィン乱発の血走った目に問う、ゲゼルシャフトが無ければ萎びたレスポンス、それこそライマーの居場所はチラシ裏ですよ。
ギブ＆テイクの文化の中、各々が掲げた旗 や 離れ業が ダサけりゃダサい ヤバけりゃヤバイ、と ハッキリとは言うが鼻で笑わない。

それが出来ない濁すだけの豚こそセルアウト思考者、ネットライムに於いて読み書きで蹴躓くトーシロ感。
いや、そうか、もう素人じゃねぇってか。
おめでとう、外しただけのビギナーの札、ションベンちびるなよ、そこから先は一段と暗い。

はっきり言う？濁すだけの豚？
オセロの精神にロレンツォドメディチの美学をごちゃ混ぜにしやがる不快な論だ
俺は俺のauthentic senseを持ってる
味わって味わって 優れた 表現を肯定し 時に ローエンドの製品を否定 常にやってきたことだ そこには必ずしも白黒がつくとは限らない
むしろ 表現と論点・韻すら見ずに「未熟なビギナー」「黒」と嘲って嗤う輩の方がたちの悪さを感じないか？

あんたに「黒」と断じられた俺の口から放たれるブラックスペル
スタンスぶれる瞬間を見逃さず 骨まで溶けるような呪禁を吐くぜ
韻と論を分離しない と言いながらも先細りのライミングアートをクラックスケールで測定
その上で 躓く＋ 滑る ブラフくれる あんたの論に打ち込む スパイクステーク
スパークル 照らすぜ その先の暗さ

新たに加わったペルソナは「点検作業員 」
よりは 「赤ペン先生」の方がしっくりくるな
これが「暴力の帝王」がビギナーと言い切った相手にとる 必勝戦法
失笑ですよ 粗があるから初期衝動なんだろ
ましてや それがマイナスなんて誰がきめた？
青いうちにしか表現できないもんがある
青いうちにしか挑戦できないもんがある
青いうちにしか証明できないもんがある
ビギナーの精神と青いことは全くの別物だ

"表現と論点・韻すら見ずに"
いや、お前の1、2回戦の数バース全て見た本音、こちとら"必ずしも白黒がつくとは限らない"ところに自分の色を 付けてきたもんで。

どうして白黒付けてくれないの？坊や。
と、問いながら着火する紅の業火。

黒魔道士の引用に対し「黒といわれた。。」と言う畜生っぷりが、シめるのは明らかに自分の首じゃん？ 喉を通る一瞬の熱量に酔ったテキーラみたいなディスをする気か？何を言われようと黒を実力で裏返すのが実力主義者。

ほら、不貞腐れてても何にも起きねーぞ。

お前のバースは詰まる所、脳細胞劣化 した井の中のオタマジャクシが都会の景観 に憧れて感情任せに存在証明が したいと書き殴ったホワイトペーパー。
マジか、ビギナー卒業生って
こ ん な に 弱 え ん だ 。


"ビギナーの精神と青いことは全くの別物だ"

？？？

取って付けた様な言い訳を添えた半透明なビジョン。結局は粗さと青さでカッコ付けたいの？青いケツと逆で小節のケツは全くもって弾力性無い様 で、俺を否定する唯一の根拠は"〜の美学"的な参考文献サイト。御自慢の"俺のauthentic sense"で一丁前に仰ぐ正解も、テメェ自身が最後に縋ったのは青くせぇ解答。 粗いから初期衝動？こいつは過剰修正対象。粗かろうが洗礼されていようが未だに曲げられない妥協点無きモノ。此処はクラックスケールでは計測不可能な魔の無限回廊。暗闇を照らそうが遙か先、背中すら見えない位置で闊歩する天下人。

延長お願いします

結局は己のものさしで語り合う勝負の美学
攻守 おりなす 韻と論のやり取りの中で
異なる白と黒の測り方 混ざり合わない互いのカラーに苛立ちボークもしますか？
黒魔道士の「引用」に「対し」？「黒と言われた」？
多分、言いたかったことの半分も伝わってないのは、伝え方が下手なのか咀嚼不足なのか。

あんたの主張、一貫してるのは「受容と提示」のないバースに価値はないってこと
一方で、韻を踏みながらやってるのは「拒絶と否定」
孕む自己矛盾にチルアウトしてく闘争心
否定 否定 否定 否定 否定 否定 否定
きっと最後には自分の言葉すらも否定されてんじゃねえかな

結局のところ 嘲笑と御都合主義の解釈にまみれたあんたのバース
それを自分の色と呼ぶなら 俺のバースだって俺なりの色で語ってんだわ
この試合 俺の牙はあんたまで届かねえかもしれない
だがいつか、その天下取った気になってる首を背後から切り裂くぜ

たちのに一票！

たちの
>豚どもが浸かった セルアウト染みた 悦楽を切り裂く 為に全バース惜しみなく 提示する実力主義と言う名の哲学と力学。彼もまた特別な存在だけど甘っちょろいヴェルタースオリジナル。蓋開けてみりゃ技術革新に手付かずのビギナー。<

>ギブ＆テイクの文化の中、各々が掲げた旗 や 離れ業が ダサけりゃダサい ヤバけりゃヤバイ、と ハッキリとは言うが鼻で笑わない<

>おめでとう、外しただけのビギナーの札、ションベンちびるなよ、そこから先は一段と暗い。<

カッコいいですね。上記以外にも個人的に>ライミングドミノ<ってワードが凄く良過ぎました。エローンのチンジャオロースを初めて聴いた時に近い刺激でした。あとラストバースのラストラインが踏み過ぎてて鬼神が宿ってました。

是空

>オセロの精神にロレンツォドメディチ<これ好きです。他にも>ブラックスペル／クラックスケール／躓く＋ 滑る／スパイクステーク<のように韻や繋ぎのセンスを抜群に感じる場面が多々ありました。しかし>論を貫く俺<と謳ったせいで論的な部分へのハードルが上がってしまい、結果その期待に応えられなかったかな、と。どちらかというと美学やワードセンスで戦っているように感じました。

お二人ともお疲れ様でした。

たちのさんに一票

たちのさん�@
『ヴェルタースオリジナル〜』「彼もまた特別だけど甘っちょろい」の部分が絶妙にギャグテイストっぽくて好きです。
『不戦勝とは違う、手も足も出ないが故の"不完全燃焼感"がJust in be back.』言い回しが面白いのと子音で高ポイント。是空さんの立ち位置と2回戦のフレーズを巧みにサンプリングしていて上手かったです。

是空さん�@
『対立候補で門番で〜継ぎ接ぎのアイデンティティ』攻め方の発想として面白いです。
『ビギナー卒業の産業革命だ』ビギナーへのアンサーバシっと返していて爽快でした。ただ、その前のラインと「革命」の名詞がダブってるのが気になってしまいました。
『カリスマのプロパガンダ ロジックの ブローカーはあんた』ここ踏み方好きです。たちの氏�@のボーストに対する返しとして、ワードチョイス捻りながら良い返しだな〜と。
『松任谷由美』の部分は少し穿ちすぎかな？とも思いました。（たちの氏の『真夏の夜の夢』のラインにどの程度の意図があったのか測りかますが…）

たちのさん�A
『注※〜訂正箇所になります』返し方最高でした。細かい単語の粗や「審議官が含まれるかどうか」は初見でも少し気になった部分なのですが、その指摘を良いアンサーに昇華させたなと。
『踏み倒した跡がアートのライミングドミノ。』フレーズがかっちょよかったです。
『軽はずみに社会を見限る為に酔う/それが出来ない濁すだけの豚こそ〜』恐らく「ゲゼルシャフトの産物〜」へのアンサーかと思いますが、是空さんがそこまで否定しているわけでもない様に見えたので、論としては今一ピンと来ませんでした。
『マクガフィン乱発の血走った目に問う』「マクガフィン（＝本質的に意味がないもの）乱発」は、難解な単語が多い是空さんのバース全体を皮肉っているように見えたので、ワードチョイス巧みポイントです。

是空さん�A
『はっきり言う？濁すだけの豚？〜たちの悪さを感じないか』たちの氏�Aの通り、自分の感性だと相手が少し「曲解」に寄っているかなと思ったので、その辺りをもっと突き詰めたdisが欲しかったです。
『これが「暴力の帝王」がビギナーと言い切った相手にとる 必勝戦法』これも相手の付けたレッテルを逆手に取るような突き方好きでした。が、粗を肯定してしまうと勝負としては不利に映るかな〜と思ったりします。韻についても相手に比べ物足りなさを感じてしまいました。

たちのさん�B
『喉を通る一瞬の熱量に酔ったテキーラみたいなディスをする気か？』またも言い回しのセンス良しです。
『ビギナー卒業生って　こ ん な に 弱 え ん だ 。』ビギナーか否かの論戦は相手の主張とどっこいどっこいかと思いましたが、粗など含めた「弱い」の部分でマウントを取るところに立ち回りの上手さを感じますね。
『取って付けたような〜闊歩する天下人。』他大会も何度か見たことがありますが、連踏みに主張とアンサーを混ぜながら文章構成する腕が秀逸ですね。たちの印。最アガりポイントでした。

是空さん�B
『多分、言いたかったことの半分も伝わってないのは、伝え方が下手なのか咀嚼不足なのか。』反論の切り口がシニカルで良い。ただ主張としてはもっと相手の「咀嚼不足感」を全面に出してもも良かったかなと思います。
『あんたの主張、一貫してるのは「受容と提示」のないバースに価値はないってこと　一方で、韻を踏みながらやってるのは「拒絶と否定」』この突き方も個人的に大好き。できれば周りに韻が欲しいところでした。

是空さんは2v目以降特に、韻より主張の方が強くなってしまい、相手の『お前と違って韻と論を隔離しない文章の端に生む語彙力』のdisが後から刺さってしまっていたように感じました。
構図としてはどうしても、「ベテラン vs ビギナー」に見えてしまいましたが、そこは是空さんが悪いというより、たちのさんのMP(マウンティングパワー)を褒めたいところですね。

棚上げ失礼します。両者お疲れさまでした。

たちのさんに一票です。

1バでは是空さんも良い勝負している「風」なんですけど、この「風」の部分を曖昧せず、たちのさんが叩き潰している印象を受けました。
特に2バの返し方はイヤーな感じで、是空さん体感的なダメージも大きかったのではと察します。

簡素ですがこれにて！
両者おつかれ様です。

感想と判定

勝ちを たちのさんへ１票

理由
たちのさん
１バースの

トラウマをプレゼント、理不尽な迄の暴力の帝王。2019年真夏の夜の夢、冥土の土産 Don't Forget

むちゃカッコ良いやんと思い
２バースで引き離して３バースでとどめを刺した様に感じました

是空さん

何度も読み返しましたが、たちのさんに主張が届いて居ない印象でした(生意気に聞こえたらスミマセン汗)
失笑ですよ 粗があるから初期衝動なんだろ
ましてや それがマイナスなんて誰がきめた？
青いうちにしか表現できないもんがある
青いうちにしか挑戦できないもんがある
青いうちにしか証明できないもんがある
ビギナーの精神と青いことは全くの別物だ

この表現に熱い情熱を感じ良かったです

簡素で棚上げ失礼しました

たちのさんに票で

disにせよ韻にせよ基礎的な技術でまず上回っていました。となると是空さんがどれだけ自分に気持ちを寄せさせられるかだと思うんですけど、そこがいまいち足りませんでした。ジャイアントキリングに主人公感は付き物だと思います。

簡素ですが両者お疲れ様でした。

お疲れ様です。

たちのさん

韻もそうですが何より戦い方が上手いですね。
真面目な部分と砕けてる部分とバランスが良いせいで、
皮肉でいなしつつ骨を断っていたと思いました。
また、連踏みの中に漢字とカタカナのバランスが良く、
読んでて疲れないですね。
「彼もまた特別な存在だけど甘っちょろいヴェルタースオリジナル。」
「踏み倒した跡がアートのライミングドミノ。」
この上記２ラインが滅茶苦茶好きです。
ドミノって表現は見た事あるけど、「踏み倒した跡がアート」
っていうのは言い得て妙ですね。素敵過ぎる


是空さん
個人的にはかなり戦えてたと思いました。
韻に関してはたちのさんと比べると見落とししちゃいますね。
惜しかったのは突き所で、捉えてるんだけど捉えきれていない。
狙いは分かるんだけどそれをアウトプットしきれていない≒説得力に欠けてしまう。
これが一番大きな差に思えました。
強く表現した所を上手く返されちゃってるから仕方ないかなとも思いますがね。。
「フランケンシュタイン　みたいに継ぎ接ぎだらけのアイデンティティ」
みたいなラインは滅茶苦茶センス光ってたと思いますが
後半が少し尻すぼみに感じました


たちのさんに１票
お疲れ様でした。

たちのさんに一票

たちのさん�@
誘うように固有名詞散らしてて逆に厭らしいなーと思いました。Just in be backで湧きました。相変わらずの踏み抜く力で充分プレッシャーかけてたと思います。

是空さん�@
冒頭の入り方、突き方良かったです。フランケンシュタイン。
僕の知識が薄いのかもしれないですが聞き慣れないカタカナの多用が気になりました…。スッと入って来にくかったです。
>韻を踏みぬく〜論を貫く
相手との違いを示す感じは好きですが、
相手を少し落とす表現に変えた方がポイントに繋がったかもです。「韻に夢中の〜」とか。今回はそうせずに熱いスタンスを取ったのかなと受け取りました。
>悪夢
締め方好きでした。

たちのさん�A
※の訂正は手法は好きでしたが内容的に良くも悪くもな印象でした。ただ、
>スコールみたいに〜
ここ良かったです。(ブライン アレクサンドリア 黒魔道士 と来てたのでスコールでＦＦネタを勘繰りましたが違いましたかね…)
>ギブ＆テイクの〜
このライン上がりました。かっこいい。
>一段と暗い
ダークシティから繋がってるのでストーリーを感じます。好きです。

是空さん�A
>ロレンツォメディチの美学 >ローエンドの製品
ここでも解らない単語が気になりました、、、。
全体的に言いたいことはなんとなくわかりますし 概ね正しい事を言ってると思うんですが、意見を結論に落とし込む過程が遠回りで且つ単語が難しいので主張を明確に表現出来ていない印象でした。ストレートな表現をポンと置くと映えると思いました。
>新たに加わった〜
突き所が拡がっていないので苦しい印象でした。
相手が開き直っている分ポイントにもしにくかったです。

たちのさん�B
冒頭からかっこいい。
>こんなに弱えんだ
同音踏みの後のコレはパンチがありました。
>喉を通る〜
説明くさい感じが少し気になりました、、。
>此処はクラックスケール〜
素晴らしい締め方でした。ストーリーを描ききった感じ。

是空さん�B
冒頭、
>結局は己のものさし
>攻守 おりなす
字面でビクッてなりました。

>伝え方が〜
正直僕も「黒」の点については理解が半分追いついてなかったので前者だと思ってしまいました。敢えて2択にしない言い回しの方が良かったと思います。
>この試合〜
勝負を捨てたように伺えました、、。期待していたので戦いきって欲しかったです。

お疲れ様でした。
殺すぞ

たちのさんに一票

たちのさんは連踏みしながらボーストとアンサーとdisが絶妙に配分されてて韻を絡めていくスキルに差感じました
是空さんの韻を踏み抜くあんた と 論を貫く俺 とってラインもお前と違って韻と論を隔離しないってラインで鮮やかに返してて、そこの説得力がヤバかったです
松任谷由実の真夏の夜の夢の流れから、たちのさんの3バース目のテキーラみたいなdisをする気か？とか一回戦の時のTUNAMIみたいに連踏みの中にさりげなく入れてきてて好きでした
是空さんもワードセンスが素晴らしく継ぎ接ぎだらけのアイデンティティとか返しつつ格好良いラインが随所にあり、論で十分渡りあってたと思うんですけど上回ったとなるまでには至らなかったかなと思いました

棚あげすみません、的外れな事言ってたらごめんなさい
お二人ともお疲れ様でした

たちのさんに票を。

スキルの面では１つ２つ抜けていたのではないでしょうか。
是空さんはワードチョイスと美学で反論し、
確かに詰め寄っていたと思いますが痛手を与えるには至らなかったかなと感じます。

》此処はクラックスケールでは計測不可能な魔の無限回廊。暗闇を照らそうが遙か先、背中すら見えない位置で闊歩する天下人。

》この試合 俺の牙はあんたまで届かねえかもしれない
だがいつか、その天下取った気になってる首を背後から切り裂くぜ

お互いのラストラインが好きでした。

たちのさんに一票

>対立候補で門番で懸賞首で哲学者で科学者で審議官で暴力の帝王 まるでフランケンシュタイン〜
是空さんの1バで上手いところを突いたなと思いました。

>対立候補で門番で懸賞首(※賞金首です)で哲学者で科学者で審議官(※を 発情さす韻 です)で暴力の帝王のアクション祭り ソイツを指咥え見つめるのは革命家で黒魔道士で松任谷由実。
ですが、ここで完全に返したたちのさんは流石だなと思いました。特に松任谷由実が浮いていただけに大きなダメージになったと思います。

>踏み倒した跡がアートのライミングドミノ。お前と違って韻と論を隔離しない文章の端に生む語彙力。悪いんだけど、生憎少しも 凄くないお前のセルフラベルだけが廃棄物処理場。
ここがさらに痛い追撃でした。是空さんはこの後、たちのさんを上に見た発言を連発して今後のことを語ってしまっただけに、ダメージが大きくこの辺りで決まったのかなという印象でした。

ただ、ライミングスキルが2人とも凄く、見応えがある試合だったと思います。お二人ともお疲れ様でした。

たちのさんに票を

詳細は後ほど記載します。

判定の詳細です。

たちのさん�@
・主張はシンプルながら自分の色を表現した先攻です。
・冒頭の連踏みは、文単位で見ると綻びはありますが、段落で見ると意味はまとまっていて自分の立場を上手く表現していました。例えば、『また1人姿を 消す事になる 選挙の時間』は踏みながらの綺麗な文章ですが、その後の『突き詰めた１つの専門機関』『テクノロジカル』の部分は主語と目的語が不明瞭、"ロジカル"だと形容詞なので「進化する"技術上の"」となって違和感があります。ただ、「強そう」な雰囲気は作り出せていて、ニュアンスで伝わるというのも上手さのひとつだと思います。
・『最高級のにほんご使いに深手を負ったが』：試合の評価には含みませんが、人のバース内で褒めてもらうのは嬉しいですね。
・『結果またまた跳ね上がっちまったよ、懸賞金が。』：こういう「やれやれ」感が、一枚上手なテイスト作りに役立っています。
・『ヴェルタースオリジナル』のラインはどこか可愛らしさがあって好きですが、試合としては、相手が取り上げやすい箇所かなと思いました。『豚』『セルアウト』『悦楽』『力学』などは言葉の捉え方に振れ幅があるので、踏み込む要因になりそうです。一方で『技術革新に手付かずのビギナー』は「技術革新」の指すところがこの時点では曖昧ですが、今後発展させて言及できそうです。
・『この男の、周りまで奮い立たせる厚い肉感』：何に対しての描写かよくわかりませんでした。豚だからですかね。
・真っ当な人間も『喰う為だったら殺人鬼になる』『ダークシティ』の表現は「大会」という物の側面を表わして良いのですが、『ジャスティンビーバー』という固有名詞は浮いてみえました。『Just in be back.』も文法的に"in"の位置に違和感があって、いまひとつあがれませんでした。
・『冥土の土産 Don't Forget.』：1バースの締めくくりとして、この落とし方は良かったです。力を誇示することへの理由付けができたと思います。

是空さん�@
・『まるでフランケンシュタイン』のラインでの目の付け所は理解できます。ですが、「フランケンシュタイン」とすると、たちのさん自身の形容がツギハギなのだと指摘しているように伝わりますが、そうではない単語も混ざっていました。「哲学者」「科学者」は『哲学と力学』からだと思いますが、そこだけで学者と定義するのが強引です。力学だと物理学者の方が適当に思いますし。「審議官」は第三者を表現しているようにも見えるので、早計な気がします。
・『いずれ四肢 を 腐乱へ仲介』という表現は面白いですね。綻びが侵食していく様を表していて。ただその場合は四肢から中心へなのかなと思います。
・『さながら俺は 黒魔道士』は唐突に思いました。前文に「歪んでるまじない」という単語が出てきてはいますが、"さながら"な感じは汲み取れませんでした。
・『アレクサンドリア崩壊級の衝撃』：FF9の単語らしいですが、私は単純に知らなかったのでしっくりきませんでした。黒魔導士はこの辺りと関連があるのかもしれません。
・『三行で刻む』：「三行」の対象がわかりませんでした。この文までの文章が3行ですが、特に数字で上げるほどの物に思えませんでした。まだ文は続きますし。
・『ビギナー卒業の産業革命だ』：たちのさんの『技術革新に手付かずの』に対しての返しとして産業革命は面白いですね。言葉だけで終わっている印象があるので、単語自体の強さに付加する形で、具体性を持って返せると良かったと思います。
・『作られた妄想の偶像に着せたカリスマのプロパガンダ』は指摘の内容も表現も上手いですね。たちのさんは先攻1バース目で仕掛けているので、「妄想」や「ジャスティン・ビーバーを用いたプロパガンダ」と切り捨てたのは良かったです。
・『忌むべきセルアウト染みた構造の象徴だ』：「セルアウト」はメッセージ性を排除し商業的な成果を求める様、「プロパガンダ」は政治的な宣伝(メッセージ)なので、一見して相反するようにも思えますが、勝ちに繋がげるための発言を「商業的」と捉えれば納得はできます。ここでは、より勝ちに特化した方としてたちのさんを捉えているのだと思います。事実は別として、これまでの成果等を鑑みるとたちのさんを「構造の象徴」とする説得力はあります。『所詮はゲゼルシャフトの産物』のあたりの語彙も良いですね。
・『哲学というには「甘っちょろい」レベル』：相手の『ヴェルタースオリジナル』のところを引用している点は良いです。何を持ってして「甘っちょろい」としているかを言えれば、なお良かったです。相手と同じで、言っただけになっているので。
・『兜の緒の緩みにも気付けぬ様相だな』：1回戦の『勝って尚兜の 緒を締める様な』からの引用は良いですね。冒頭でツギハギ感を指摘しているので、これまでの試合との齟齬に言及するのは効果的かと思います。全試合で主張や描写が一貫している必要性は無いですが、相手が乗ってくれば突き所になりそうです。
・『突然のラブソング 隠した思い 受け止めるぜ like 松任谷由実』：「真夏の夜の夢」という松任谷由実の曲があるのですね、知らなかったので気付かなかったですし、特徴的な単語では無いのでたちのさんとしても意図したものかはわかりません。触れて発展させたのは面白いと思います。 たちのさんが意図したものだったとしたら、引用した意味を求めたくなりまです。「もっともっと俺を見ろよ」の方は引用元がわかりませんでした。
・『韻を踏み抜くあんた と 論を貫く俺 と』：少し立場を限定し過ぎたように思います。たちのさんは論理重視のタイプではないですが、そうであっても論はあると思いますので。

つづく

つづき

たちのさん�A
・『対立候補で〜』：相手のラインに注釈を加えて、更に韻を足した返しは上手いですね。「松任谷由実」のところに関しては前述の通り、たちのさん発信(と是空さんは捉えている)なので該当していませんが、その他の指摘は綺麗でした。ここの返し的に曲名の引用は意図していなかったようですね。『注(※』以降も、基本的に自然な文章に韻を組み込んでいて技術が高いです。『言葉の編成車両に』に少し無理矢理な印象を受けますが。
・『踏み倒した跡がアートのライミングドミノ』は想像力をかきたてるワードが上手く、『お前と違って韻と論を隔離しない文章』は返しとして強かったです。『悪いんだけど、生憎少しも 凄くないお前のセルフラベルだけが廃棄物処理場』も繋げ方と自然さが上手いですね。『ダンディズムの思想』だけしっくりときませんでした。
・『マクガフィン』という括り方も良いです。『血走った』『萎びた』のあたりが相手の文章と直結しないので、そのあたりで主張が抽象的になったように思いますが、その後の『各々が掲げた旗 や 離れ業が ダサけりゃダサい ヤバけりゃヤバイ、と ハッキリとは言うが鼻で笑わない。』が強いです。韻に拘りつつも、確固たる反論が読み取れて良かったです。
・『それが出来ない濁すだけの豚こそセルアウト思考者』：ここは説得力に欠けました。相手に、具体性に欠ける面はあるので、はっきり言うことが出来ていないと捉えることもできますが、すべてでは無いので。個人的には「セルアウト」については付き合わない方が得策に見えます。
・『ネットライムに於いて読み書きで蹴躓くトーシロ感』：この時点では、是空さんが躓いている印象は無いですが、攻撃対象が広いので後に効いてくる可能性はあります。
・『おめでとう、外しただけのビギナーの札、ションベンちびるなよ、そこから先は一段と暗い。』：「卒業」を札を外しただけとする返しと、先輩目線な立場の構築が良いです。

是空さん�A
・『はっきり言う？濁すだけの豚？』：ここは「はっきり言う」ことができていないで「濁すだけ」と、たちのさんは言っているので意味は通っています。読解違いかと思います。たちのさんの『読み書きで蹴躓く』が早速当たってしまったとも言えます。
・『オセロの精神』は白黒を付ける論理性、『ロレンツォドメディチの美学』は美術を尊ぶような姿勢をそれぞれ指し、『authentic sense』は本物志向を語っているように見えますが、初見では把握し難く、その点が濁しているとも捉えられます。その後の『表現と論点・韻すら見ずに』には根拠が見えません。主張は一貫性を持っていますが、「韻と論を隔離している」態度に確かな正当性は見えません。
・『スタンスぶれる瞬間を見逃さず』：たちのさんのスタンスが「実力の誇示」から「対話」に傾いたのでぶれるという指摘は当てはまりますが、『骨まで溶けるような呪禁』は吐けていません。韻に関しても『先細り』というより、丁寧になって強度はより高まっていると思うので、この点も同意しかねます。『クラックスケール』『スパイクステーク』のあたりは物理的な表現で良かったです。
・『ビギナーと言い切った相手にとる 必勝戦法』：この決めつけは良かったと思います。「暴力の帝王」が訂正するだけなのかと。
・『粗があるから初期衝動なんだろ』：たちのさんは初期衝動を否定していないので、この辺りは効果があるように見えませんでした。粗が初期衝動の必要条件とも思えません。
・『ビギナーの精神と青いことは全くの別物だ』：どういう部分で上回っていると位置付けたいのか、自身の武器とするものがわかりませんでした。1バース目で韻と論と対立させましたが、2バース目で論として強味を出せたかというと、そうでもなく。立場として、青さに優位性を見出すとしても「表現・挑戦・証明できないもん」が言及されていないので、上であることを表現できていませんでした。

つづく

つづき

たちのさん�B
・『いや、お前の1、2回戦の数バース全て見た本音』：これで返せていると思います。是空さんは、見たか・見ていないか相手の主観の部分を論点にするのは良くなかったです。
・『こちとら"必ずしも白黒がつくとは限らない"ところに自分の色を 付けてきたもんで。 』：上手い返しですね。この試合で一番あがった部分です。前文からの流れもよく、主張・表現・韻どれも上手いです。白と黒で決着を付けるのもネットライムの良さだと思いますし、それ以外の色に化けていくのも良さだと思います。この試合で言えば、白黒を付け、かつ自分の色もそこに足せています。
・『黒魔道士の引用に対し「黒といわれた。。」と言う』：ここも特筆すべきものは無いですが、手堅く反論できていると思います。『テキーラみたいな』の比喩は強引にねじ込んだように映りましたが、『ヴェルタースオリジナル』のテイストと似ていてスタンスの統一は感じます。全体で見れば1、3バース目が似ていて2バース目だけ趣向が違うように思えました。
・『黒を実力で裏返すのが実力主義者』：この返しも強いですね。相手の「オセロ」に主張を上手く載せています。
・『マジか、ビギナー卒業生って　こ ん な に 弱 え ん だ 。』：「弱い」という主観塗れの部分なので、ここだけ見れば説得力は無いのですが、それまでの流れや前置きがあると、はっきりした物言いがかっこよく見えました。
・『取って付けた様な言い訳』以降は抽象的な返しが多くなっていますが、『参考文献サイト』『妥協点無きモノ』など該当している描写もありました。『魔の無限回廊』はあやふやな表現ですね。
・『暗闇を照らそうが遙か先』：2バース目終わりの『そこから先は一段と暗い』を受けての落としとして上手いですね。相手が暗さを晴らしてきたわけではないですが、相手のいるところの更にその先という組み立ては、自己完結であってもまとまっていると思います。

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・『結局は己のものさしで語り合う勝負の美学』：結局はそうなんですよね。是空さんはこの時点でここに言及していますが、たちのさんの文は最初からその前提で書かれているので、何手も出遅れた結果になっています。
・『混ざり合わない互いのカラーに苛立ちボークもしますか？』：ボークという表現がいまひとつ噛み砕けないですが、私には、ここまでの流れで苛立っているのは是空さんに映っています。
・『伝え方が下手なのか咀嚼不足なのか』：どちらの問題なのかは、多数派の意見が価値を持つので、一概には言えないですが、私はたちのさんと同じ側の理解でした。
・『一貫してるのは「受容と提示」のないバースに価値はないってこと』：この置き直しは理解できないですね。「受容」という言葉でわかりにくくしているのと、一貫しているのは「技術面でのビギナーさ」への指摘なのでズレを感じます。仮に「提示の無いバースに価値が無い」という主張だとして、それはそうなのかなと思いますし反論として弱いですね。
・『きっと最後には自分の言葉すらも否定されてんじゃねえかな』：「〇〇かな」という自信が無さそうな着地が主張として弱いのと、むしろたちのさんは自己肯定的なので、言い分に首を傾げました。
・『俺のバースだって俺なりの色で語ってんだわ』：この部分は正しいと思います。ただ、たちのさんはその上で技術等で自分の色にしてみせろよと語っているので、反論にはなっていません。
・『だがいつか、その天下取った気になってる首を背後から切り裂くぜ』：最後は負けを確信したかのような文章になっていますね。一読者としては、最後まで戦う姿勢であって欲しかったです。

自分のアピールポイントを定められなかった是空さんに対し、たちのさんは終始、安定して反論し、韻の技術や言い回しで実力を見せており、その差が最後まで大きくなって勝敗を分けたと思います。

両者とも、お疲れさまでした。

判定期間終了。

勝者たちの

是空さん、お相手ありがとうございます！

判定を下さった皆様、感謝しかありませぬm(_ _)m

たちのさん、本当にありがとうございました。
判定してくださった皆さん、ありがとうございました。