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【題王位】異議アリ VS 海雪【一回戦】

テーマ【冬】
13日20時開始

ルール
★最後まで積極判定★
1バース
猶予72時間【延長なし】
先攻後攻はなし、猶予期間内に各々自由なタイミングで蹴り
両者ともに1バずつ蹴った時点から72時間を判定期間とする
相手へのDisは禁止
字数制限50〜400文字

判定理由が書かれていない票は無効票
引き分けの際は決着がつくまで24時間ずつ判定期間を延長
後で蹴った方は【大会用試合終了報告&判定依頼】スレに、試合終了および判定依頼を行うこと
http://www.z-z.jp/thbbs.cgi?id=rhymegard01&p3=&th=10
2 海雪
今日の最低気温はマイナス
両手を擦り寒さ紛らす
急ぎ足で抜ける駅の改札
ホームで顔合わせるあの子にあいさつ
「おはよう」「おはようございます」
もう2月、卒業まで後僅か
気持ちを伝えるためどう事を運ばすか
「今度の週末空いてますか」

想像しただけで目眩みそう
間接的に伝えるmake love song?
それは痛いから取り敢えず手繋ぐよう
駄目な考えは全部無くそう

楽しんだ映画、ご飯に買い物
一緒だと埋めてくれる自分に足りないもの
最後のチャンス、「言いたい事が…」

今日の最低気温はプラス
久しぶりに雪も降らず
改札抜けるときも手を繋ぐ
3 異議アリ
I'm from北海道
かじかんだ手で書いた歌


寒い日の朝方は
白銀の花や葉が
咲く木々の鮮さ
作品の名「儚さ」

厚着に拘らなきゃ
歩き人はガタガタ
摩り身のささやかな
吐く息の暖かさ


ギュッ…

ギュッ…

ギュッ…

ギュッ…

ガチャ…

キィィ

バタン…

しんしんと降る雪はスローモーション
窓から見れば日替わりのスノードームの様

夜と朝で景色は180度
こーも雪掻きが続いちゃ腰も流石に重症

主役の座を奪いたいコタツとストーブも
デットヒート、真っ赤に染まる溶鉱炉

電気毛布、湯たんぽ、玄人の対応
より一層深まる布団との愛情


もー…

いーくつ…

寝ーるとー…


先に待ってる

花が散る春まで

騒がしくなる迄

大地が眠る
4 黒ω猫
判定させて頂きます
異義アリさんの硬めに踏んだ韻が雰囲気にあっていてよかったです
海雪さん
構成が凄く好みでした 歴の長い方なのでしようか
魅せるちからが素晴らしいと思いました
票は海雪さんに
両者お疲れ様でした!
5 あん呼
感想は黒猫さんとほぼ一緒です。
俺からは異議アリさんに一票。
めっちゃ寒そうで純粋に「冬」だと感じたのが好きでした
6 MAGE
海雪さん
締め方が素晴らしい!
今日の最低気温はプラス こうくるか!って感じでした!
一つの物語として読ませるリリックでした!

異議アリさん
I'm from北海道 冒頭で読み手を惹きつけるスタート!
夜と朝で景色は180度 布団との愛情 言い回しが上手い!

票は異議アリさんへ
詩的な言い回しと リアリティのある直接的な表現が絶妙にブレンドされたリリックに感銘を受けました!
7 しゃん
海雪さんの好きなんですけど、異議アリさんに一票入れさせてください。

テーマに対してより正対してること、描写の豊かさが決め手でした。

最初にフロム北海道って書くの、やらしいなー笑って思ったのですが、これ自分でハードル上げてますよね。
その上げたハードルをちゃんと跳んできてる印象です。上手かったです。

両者おつかれさまでした!
8 まっつん
海雪さん

ほっこりしました
テーマに対して暖かみを感じるアプローチで、読んでいて優しい気分になれるリリックでした
冒頭3行と締めの3行の対比も好きです

異議アリさん
こちらは北海道の冬の寒さをそのまま暴力的な寒さとして描いて、その中での生活を厭世的に表現しているのが味わい深かったです

テーマに対してより痛烈なインパクトを残したのは異議アリさんかなと思ったので票は異議アリさんへ
9 たちの
異議アリ氏に1票!
スキル的なとこはさておき、
より冬の描写がうまかったです。

180度のとこうまかったです。
10 霞双
異議アリさんへ一票。

北海道の過酷な寒さの中にスローモーションやスノードームなどの柔らかな印象も入ってきて表現の豊かさがあったかなあと。180度の韻は綺麗でしたし、ラストの大地が眠るも余韻があったし春が待ち遠しい様が表れていて良かったと思いました。

海雪さんのリリックも好きなんですが、運ばすか 手繋ぐよう っていう言い方に少し引っかかってしまいました。でもこちらもラストの締め方は良かったと思いました。

お二人ともお疲れ様でした。
11 hondy
【海雪さん】
冬の恋愛ソングでした。

「今度の週末空いてますか」
 想像しただけで目眩みそう
→いや、もう本当に…。

「今日の最低気温はプラス
 久しぶりに雪も降らず
 改札抜けるときも手を繋ぐ」
→好みですが、雪が降っても恋人のぬくもりで気温がプラスって〆のほうが
 ストレートな気がしました。比喩の曲解だったらすみません!

【異議アリさん】
全踏みパートと2行詩パートでそれぞれ刺さりました。

「厚着に拘らなきゃ
 歩き人はガタガタ」
→全踏みって受け手としては地盤がしっかりしてる印象を受けるので、
 そこで“ガタガタ”の描写がきたのが
 結果的に妙なコントラストでにやりとしました。

「しんしんと降る雪はスローモーション
 窓から見れば日替わりのスノードームの様」
→僕は毎朝北海道の気温当てをしています(笑)
 マイナス20度の世界の貴重な描写ありがとうございました(笑)
12 hondy
〜〜〜〜〜
票はシンプルに「冬」そのものだった方に。

異議アリさんに一票!
両者お疲れ様でした。
13 Closer-one
海雪さん
自分はいきなり手を繋ぐ勇気はないのですが、最低気温がマイナス/プラスが小気味よく、ハッピーエンドで良いストーリー運びでした。

異議アリさん
自分も札幌に住んだことがあって180度はあるあるって思いました。全踏みいいですね!

とにかく全体を通して雰囲気が冬だった異議アリさんに一票です。
14 inge
異議アリさんに一票

海雪さんのはストーリーは魅力的で引き込まれたんですが無理矢理に冬をハメにいった印象を受けてしまいました。最後の終わり方は凄く好きでした。

異議アリさん
まず、

寒い日の朝方は
白銀の花や葉が
咲く木々の鮮さ
作品の名「儚さ」

厚着に拘らなきゃ
歩き人はガタガタ
摩り身のささやかな
吐く息の暖かさ

ここがやばいスね。作品の名ってところは少し引っかかりましたが全踏みでこんだけ冬を表現できると気持ちが良い。全体的な構成にも拘りを感じました。海雪さんと比べて真っ直ぐ冬を唄いにいってたのがテーマを象徴する力にもなっていました。

お疲れ様です。
15 ちぞちぞ
異議アリさんに一票です
THE 冬、だったので

海雪さんは構成が上手いですね
読む人間の心まで温かくなる作品でした
が、冬を感じる要素はそこまでなかったかなぁ

異議アリさん
より厳しい寒さを体験しているからでしょうか
韻を積極的に絡めながらも生々しい描写が冴えていました
最後の「大地が眠る」ってフレーズも冬を連想させて上手くオチてると思います

難しいですね
テーマに対して捻って書いた方が良い場合もあるし、
愚直に書いた方が良い場合もあるし……
お疲れさまでした
16 鬼蜘蛛aka修羅蜘蛛
異議アリさんに1票
冬って情景が読んだ瞬間 浮かんできて
寒くなりました(笑)
17 MAGE
判定期間終了のため
異議アリさんの勝利となります