鬼蜘蛛対はるお

先行鬼蜘蛛
後攻はるお
小節 自由
猶予72時間

延長希望もお互い一回までOKにします
24時間

懐かしいなぁ ハルオ
韻を踏むのが 上にゆく方法
お前はネトラで上がりたいのか？
自分を天才だの 噛ませ犬だの言ってる次第
メンヘラ女子か!あっ男か 一番気持ち悪い存在
俺は人生を一人歩き旅は赴くままに
踏み潰した地位名誉 俺の生き方は唯一無二だろ
歩いた足跡さえ音符に変わり心臓の鼓動が
Beatsを刻み 感情の全てが俺の楽器
前に進むだけ過去を振り向かない時計の針
お前の 音源聞いたよ 個性の糞もない音源だな
何もにおわない
何も響かない
何も感じない
昭和 レコードを聞いてあの程度 般若は
能面じゃねぇぞ 分かるか？
言葉に対する想いを何だ？ 期待してたよお前
には
殺すも生かすもお前次第 身の丈に合う言葉を吐きな
餓鬼が 綺麗事だけじゃ言葉を生かせられない
死に際まで生き様を語りな 人生はそう甘くはない
描いた人生観ほど綺麗ではない 黒く汚れてから美しさを知りなさい
俺は天才でもなければ凡才だが 誰の手入れも
必要とはしない 井の中の蛙が上を向いて

空と言う大海をみて 勇気を出して 飛び跳ねれば見える世界も違うんだよ

延長お願いします

はいよー

最近のバトルや音源の話に飽き足らず過去に俺が吐き捨てた言葉まで食い散らかす汚ないカラス
過去に何度も何度もお前にはタネを蒔いた筈
今更お前はどうやって底から這い上がる？

未だ俺達は生き残る為の日々の途中
全てのshitを文字に起こしてまた日記に残す
出来上がった物は鉛が染み付いたボロボロのノート
あの日あの時感じた衝動をhold on

過去と同じ事言ってたらがっかりだもんな
今じゃメンヘラ女子より俺は厄介な存在

一年前から全く進化が無い浅はかな比喩表現
お前の期待なんて物はハナから必要無ぇ
まだまだお前は温い、俺は既に起爆してる
根っこの部分から俺はお前とは違う次元

俺は毎年春に咲く桜のように幾度と無く散ったとしても何回だって綺麗に咲き誇る
倒れた後立ち上がった数だけ俺の体は価値を持つ

感情の鼓動、頭に刻まれたドレミファソラシド
お前に負ける日なんてのは俺には来ないよ　
だって一年前と同じじゃん　何時まで経っても
誰も興味が無い説教だけを死ぬまでやってろ

延長

過去に何度も撒いた種
勝手に人の畑で何やってんだよ
安物を植えるな俺の畑には上質な緑しか
育たねぇ だがこれにはリスクはない
俺の緑はクスリ嫌それじゃクスリとも笑えない
情けない本当の事 吐くけど お前達との関係は
俺は遊びが大前提 偽物の中に本物がいる意味を
教えてくれ 俺が言うのは スキルやRAPの上手さじゃない
このHIPHOPに対する思いの深さ その根が
深ければ深いほどそれは本物 木々とう言う緑に
成長させる お前の言葉は木々を腐らせる元凶
お前が記録してるなら俺は記憶 その時の感情
心に灯った灯火が時にはほころび 喜び 悲しみ
言葉に一瞬で命を灯す 消えゆく 数秒の時間を
大切にしてる ボロボロのノート破り捨てろ
俺の闘争本能 確実に殺しに行くから待ってろ

お前は既に起爆 ﾎﾞﾝｯ 跡型もなく
故に姿形もない 俺は小2から音に入り浸り
お前は俺の根っこの次元にすら到達してない
揺らす震源地 その期待 俺 辞退 お前の声聞こえない
桜なら咲けよ お前 仲間が声上げてくれるかもよ
誰かの綺麗事でしか咲く意味を持たない花と
一緒にするな 俺は雑草 誰の目にも止まらない
強心臓 踏まれた数立ち上がり雨風に吹かれるほど
成り上がり変わらない自分の為に今日があり
後 桜は花びらが散るだけ 倒れはしない
誰もお前の嘘には耳をかさない
馴れ合いも興味ない
思い出に浸る意味もない
お前は俺の中じゃ捨てたゴミとなんも変わらない

お前の言葉 不味そうなテンプラ 骨まで揚げたのに
俺は俺と言わんばかりの表面だけの衣
噛みごたえがない 中身はスカースカー
全然響かなねぇお前の言葉 不発弾なら興味はねぇな
俺の背には本物と言える仲間はもういるからな
ドレミは最初に習う音楽 それを忘れるなら
言うよ 頭大丈夫？そんな物を刻むお前より
俺は命の秒針が時を刻むよ 背負ってる物の
重さも違う 俺は変わらない持つ軽い石
本当 嫌気がさすよお前の言葉だけの軽い意志
HIPHOPについてもっと学べ 生きる意味を探せ
言葉を掲げ 好きな事で心から叫べ
生きる為に足掻け それ以上に藻掻け
死んだ時 思い出せよ 生き方全てが 一人一人の
財産なんだよ これが説教か？ 死んだら届かない
十年後 いるか分からない生きる限り 感情の殴り書き
お前は逆に吹き消される命は風前の灯火

韻を踏む力、文章の構成力、言葉を扱う力、
理解させる為の表現力、disの攻撃力、
脳の回転数、ワードセンス

これら全部に於いて俺が既に上のレベル
お前を殺すに至って必要な全ての術を得てる

俺はno weedの強心臓、イカれたリリックが香辛料
意思の弱い奴が何度だって言う「もう一本」
シラフのdope shitだけでbitchも脳震盪

スキルってのは説得力、realとfakeの等価交換
何度だってお前に言ってやる「そんなもんか？」
狂った死生観押し付けられても皆の脳は混乱
お前も直に分かる筈、幸か不幸か

桜に対して「サクラ」誰もが思い付く枕詞
HIP-HOPも音楽も一旦置いといてまずは言葉

テンプラとかどうでも良いけどお前はテンプレート
驚くような韻も唸るようなdisも無く全部平凡
俺のバースは全員を振り向かすテンプテーション

one,two,three.疑う事の無いチェックメイト

お前は誰かに理解されたいのか？
なら辞めちまえな ウケを狙うならJ-POP
俺がいるのは誰にも理解されずここまで生き続けた
HIPHOP 餓鬼が増え過ぎた現実
勝者と敗者の残り香 行き過ぎた抑えに意味があるか？
先輩からは殴られ
周りから陰口を叩かれ
大人からは ゴミを見る様なさげすむ白い目
これにかける 命と血の掟 嘘をついてまで生きたくはない
お前が同じ立場になっても生きては行けない
カスじゃ 時代に合わせ近代化 正論や常識
理屈をこねる間に 立ってみろ 俺と同じ立場に
大事な事は二回言うよ はしたない音楽に愛を感じろ
感情を殴り書き 折れちゃ削り 折れちゃ削り
何本目の鉛筆 現実をみて偏見覚悟 俺は俺のあり方
リリックが香辛料 偽もんの匂いがきつすぎる
こちとらストリート 歩き続け払った入場料
今までの傷が高い授業料 音に酔いしれの修行僧
痛み 睨み 苦味 ある涙も強さに変えていく
大事な物を見失う誰のせい 死ぬまで立ち向かう
この人生 評価されたい 哀れな人間
思った通り 桜を綺麗に咲いたようだ
裏表あり言葉は囲碁 決める白黒 故に枯れた人情
俺の心に咲き誇る 月光花 希望を胸に今日も生きよう
全員に振り向いて欲しいだけか
俺は数少なくていいこの言葉が響いた奴だけ
胸に刻め 冷めた目で斜めに見た日々
どう転んでも俺は俺 不器用だから言葉足らず
だから感情は人一倍に込めるリリック
履き捨てのコンバース 針が壊れたコンパス
道は示さず歩く道は己で描け お前らの世界へ
上に上がるほど何故 そんな簡単な事に気付かねぇ

自分に合わないJ-POPを執拗に差別して
偶然気に入ったHIP-HOPを必要以上に崇拝する

それがお前の愛の形だ
歪んだ愛情が迷子じゃないか

そもそもネットライムっていう文学の世界で音楽への愛を語る理由を教えてくれないか？
独りよがりの主張ならトイレですれば良いじゃん

純粋なガキを大人ぶったガキが馬鹿にするのは情けなさすぎて俺はもう見てられない
いつの間にか自由と多様性が消えた世界

「数少なくていい」「響いた奴だけ」
付いてくる人間さえお前は差別するつもりか
お前の言葉の方がやけに都合良いな

俺も俺を証明する為に始めたショーケース
白と黒しか見えないモノクロな奴等は当然スルー
俺はfreeに描く誰よりもカラフルな自由帳
精々お家で考えとけ、ここまで空振った理由を

俺は音楽にも文学にも言う ﾞHave a nice day"
お前みたいな奴が消えればきっとパラダイスです

はるおどんに1票

韻を踏む力、文章の構成力、言葉を扱う力、
理解させる為の表現力、disの攻撃力、
脳の回転数、ワードセンス

これら全部に於いて俺が既に上のレベル
自分に合わないJ-POPを執拗に差別して
偶然気に入ったHIP-HOPを必要以上に崇拝する

「数少なくていい」「響いた奴だけ」
付いてくる人間さえお前は差別するつもりか
お前の言葉の方がやけに都合良いな


強かったです！！

鬼くんは相手のdisに対して
本質と異なる部分を拾って返すので
正面から受け止めて返すはるおどんが光って見えました


両者お疲れ様でした

お疲れ様でした
めっちゃつえー（笑）

両者お疲れ様でした。
判定失礼します。

はるおさんに１票。
なんか流れ星とかのギャグ漫才を見てるようでした。
ボケ（先攻）が流れとかじゃなく言いたいことを打ち込む
ツッコミ（後攻）が拾ってツッこむ
を繰り返すみたいな。

そんな中で、はるおさんは適宜するどい指摘ができていたと思います。
・汚いカラス〜這い上がる
・2バ冒頭〜上のレベル、術を得てる
このあたりめちゃめちゃ強いです！
・チェックメイトのくだりも好きなんですが、たぶん「チェックメイト」って「王手」ではなく「詰み」の意味だから、3バで使ってたらもっと映えたかなと思います。

鬼蜘蛛さんは、
・般若は能面じゃない
・足跡が音符に
のあたりの比喩は、オリジナルですごいと思いました。
が、はるおさんに比べて、
・バース内でのライン同士の繋がりが薄いというか、箇条書きのような感じになっていたこと
・基本的な日本語の用法に粗が見えたところ
などが目立ち、遅れを取った印象でした。

以上です。

はるおマンに一票

すべて潰していたかなと

急にお邪魔します！
はるおさんに一票

鬼蜘蛛さん
終始熱を感じるバースでした。
"何もにおわない 何も響かない 何も感じない"
→「におい」「響き」「感じ」が際立ち、言及力の強い表現と思いました。

はるおさん
具体的な攻撃で、お二人の背景を知らない私としてはこの試合だけで納得のできる攻撃が多く、上手(うわて)だった印象です。
"がっかりだもんな/厄介な存在"
ここの攻撃力と、韻のハメかた！気持ちよかったです！

判定の理由ですが、色々言い合いがあるなか、はるおさんが全体的に言い勝っていたと思うところが一番。
また、はるおさんの方が少し長目の韻を気持ちよくバースに落としていた印象です。
長いから良いと言うよりも、「長いからこその気持ちよさ」といったところです。

というのも、ネットライム⇔音楽って切り離せないと思うんですよね。
韻を踏む以上、音ですし、活字でも韻をベースにする以上、他の文章より音楽に近いのかな、と。
この部分の共感では鬼蜘蛛さんに軍配かな、と思うのですが…
しかし、コンパクトですんなりと入ってくる、なおかつ、韻の使い方で気持ちいい節がより多いのは、はるおさん、という事で悩みました！

かなり熱中して読ませていただきました！
お二人ともお疲れ様です！

はるおさんに一票

一つ一つの韻のレベルもさることながら、着眼点が素晴らしく主張に納得できました
鬼蜘蛛さんははるおさんの攻撃をかわそうと立ち回ってる印象だったんですが、はるおさんの攻撃がそれを許さなかった感じがしました
disの一つ一つが的確な上にそれを裏付けるスキルがしっかりしているので強かったです

鬼蜘蛛さんは色々なdisに手を出しすぎた感じがありました
重点を置くポイントをはっきりさせてそこを深掘りしていった方が有効だったと思います

両者お疲れさまでした

はるおさんに一票です。

鬼蜘蛛さんにボリュームがあった分、はるおさんの指摘が印象に残りやすかったです。

簡素失礼しました、両者お疲れ様です！

はるおさんに1票を。

鬼蜘蛛くんは言いたいことをとにかく言い、バースのみで考えると良かったと思いますが、バトルでの対話の面を考えると、相手を捉える部分が弱かったと思います。
対話能力＋韻の説得力ではるおさんがリードしていたと思いました。
双方お疲れ様でした。

多くの判定ありがとうございます

鬼蜘蛛さん、よく知ってる相手だったのでやりやすかったです。
お疲れ様でした。

感想だけ失礼します。

鬼蜘蛛くん
凄い内容があってMCバトルのようにバイブスを上げて討論したかったのかなと思いました。
ボロボロのノート/闘争本能
ここだったり良い韻はあったのに言いたいことが積もりボリュームが先行しすぎて、目立たなくなってしまっていた感が強かったです。出来れば何点か言いたいことを示して絞った上で得意な表現と韻を乗せて語った方がより格好良さが目立つリリックになったと思います。

ハルオさん
アンサーすべき場所を見極めて韻を連打して、ネットライムの理解度の高さを見せていたと思います。
>「数少なくていい」「響いた奴だけ」
>付いてくる人間さえお前は差別するつもりか
>お前の言葉の方がやけに都合良いな
3バ目は特に強くて、この辺は凄い刺さってるなと思いました。