献花三重丸 vs コウ

先攻:コウ
後攻:献花三重丸

9/13 20:00より試合開始

コウさんに一票

見応えのある論戦でした。ちょっとした韻が邪魔になるくらい論論論なバトルでした。

コウさんの「バトルライマー」をストカメさんが「相手が何を言おうと対角に立つつもり」と切り返したのはうまいと思いました。それに対して、「それが主流だろ」と現状を踏まえて説得力をもって言い返すコウさんも見事だな、と。

決め手になったのは、コウさんの３バですね。説得力がありました。それに対するストカメさんのラストの「ミノワマン」のワードは、それまでお固い流れが続いていたので、良いアクセントになって、そこからグッと目を惹かれたのですが、話の帰結が私的には期待値を上回らなかったですね。

コウに一票

コウ君�@
外道が似合う／ゲートガーディアン
日和ったとか／費用対効果
最近また韻が上手くなったなって思います。
内容としてもTHEコウを主張する内容でナイスボースティングでした。
>完全なる〜殺されにな。
カッコいい

献華さん�@
ブロックを跨いで同じライムを続けるのGOODですね。スタミナと根気を感じます。
>お前が〜 >お前が〜 >お前は〜
ブロックの頭がコレで単調さがちょっと気になりました。
内容としてはガッツリ噛み付いている分、
>単なる罵り合いなら〜
ここにブレを感じました。
>お前は戦い方が〜
これは僕的に刺しにいけるフレーズだと思ったので、最後にポンと置くのも分かるんですが捻りが欲しかったです。熱さは感じました。

コウ君�A
冒頭からケツまで全部強いです。
俺が相手だったら失神してるかも。
特に
>ところでお前の1バ、〜モロぶれてる！
>「場合によっちゃ」〜殺しにきてる
この辺強いしかっこいい。自分をタたせる巧さに合わせてそれが攻撃にも防御にもなってる感じ。
バトルスタイルの１つの理想形を見てる気がします。

献華さん�A
「息」の件、捉え方次第ではあると思うけど、今回の場合コウ君に頷けました。言いたい事はめっちゃわかりますし、>やはり検討違いと〜 この辺は対峙してみてわかるコウ君の特徴で 上手く突いていたと思いましたが抉るまではいかなかった印象でした。
中盤の >ネトラ愛がある〜信念と呼ぼう
この辺はギリギリのタイミングでカバーに回ったように思いましたが、立ち回り上 こうするしか仕方ないですが防戦のイメージが付いたのと、少し舌足らずな印象もありました。コウ君の2バ目が効いてるんだろうなって印象でした。
是空さんにも言ったんですが「リスク」このワードがめちゃ引っかかりましたね、、、。僕の中でチャレンジャーが主張してはいけないワードランキング上位に入りました。使うなら何のリスクなのかを明示すべきですね。
終盤の>お前がこの後〜
これも見方で強くも見えそうなんですが、予防線臭くなっちゃうのと それこそコウ君相手だとリスキーな主張だと思います。こういう所、たぶん特に気にせず突っ込んでくるので。

コウ君�B
>まるで空のマッチ箱 擦ったって火が着かない
たまに出す表現力も強さに幅を利かせていると思います。
>俺は「妥協」ではなく「自覚」してるだけ
>お前こそなぜこれが「最上位」だと気楽に言えるわけ？
強い、、、。開き直るタイミングの上手さが光っています。
>「なぜ底辺扱いが糞か」を明示できないヨボヨボの防戦
これも強い、、、。相手の弱味がなんたるかを掘り下げるのが上手いです。

攻撃、そう見せないさりげない防御と予防線、煽り、厚みと圧み、、それぞれが上手くて勝負に堅実だと思いました。

献華さん�B
話を"結"に持っていく姿勢を感じました。ゲームメイクがうまいと思います。
ただ、その内容にはなんとなくズレを感じました。
相手も相手なりに誇りを持っていたと思ったので。
献華さんが、自分の誇りが絶対になってしまっているように感じました。"底辺"の場所を履き違えているようにも見えました。
上手く落とし込んだようにも捉えられますが、めちゃくちゃ殴られている分 勝ちにいくにはキツいラスバだったかな〜って思います。

面白いバトルでした。
初見の1バ2バ辺りは献華さんイケるんちゃうー？って思って見てましたが、読み込むとコウ君の強さが際立ってました。

めちゃ気軽に判定しにきたのに超書いてしまいました、、、。すみません。

お疲れ様でした！

モンスターに1票

これはかなり悩みました。
思想と思想ですね。こういう戦いは好きです。
なんというか1バごとに感想を書くと長くなりそうなので総括部分だけにします。

キーとなる「底辺」ですが、コウさんの言った「底辺」は
光の当たらない場所みたいな意味であり、自虐の意味ではない気がするんですよね。
なんというか「底辺だからこそ居場所になった」くらいな愛のある意味合いに感じました。

献華さんの拾い方も良かったのですが、「ここでしか息が出来ない」は
他に行きたい。苦しい。といった意味ではなく、これもここが居場所だという宣言なわけで・・
献華さんの話のもう一つのキーとなっている
「相手が何言おうと対角に立つつもりのバトルライマー」
に自らなってしまっている印象を受けました。

それ故に
「他で息したいなら〜」←いつ言ったっけ？

【悲報】ムリヤリなこじつけが俺のケツに居着いた件

ここが凄くアクセントとしても毒としても効いていた気がします。

ただ、2バ目。献華さんの熱さがいいですね。
こちらも立派なネトラ愛なんですよね。
日陰者じゃなく日の当たるコンテンツにしたいと。それに貢献するような
ネットライムをやりたがるようなバースを書きたいと。そんな信念を感じました。


「「何を言おうと逆張り」
自分もそうだってことに気が付かない」
これは共感しました。

「対立意見を「韓国並み」と切り捨てたお前が証拠だ」
細かいですがこういうライン強いですよね。説得力が3倍くらいに跳ね上がる。

個人的に最後の献華さんのバースが、なぜネットライムは「最上位」かを
明確に出来るかどうか。それによってギャラリーの賛同を得るかが
勝負のカギだと思ってました。
少なくともコウさんは3バ目で「底辺であるからこその魅力」を示したように見えたので。
それに対して献華さんのバースもうなずける内容ではあったのですが、
ちょっと表面的と言うか、無難な回答に見えてしまったのが痛かったです。
そこに確かに愛はある。あるんだけどコウさん程病的に見えなかった。


お互いそれぞれネットライムを心底愛しているのだろうと思いました。
そのベクトルや方向性の違い。これがディベートとしてぶつかったのは面白かったですね。
個人的な宗派としては献華さん側の考えなのですが、
バトルで見た場合はコウさんの愛がより輝いて見えました。

個人的に現時点ベストバウトでした！お疲れ様です！

アンサーの量、着眼点など論メインのバトルだったことを考えてコウさんに票を入れます。みなさんも言う底辺、の捉え方や扱い方がコウさんの方がうまかったですね。

判定期間終了

勝者:コウ

対戦いただいたコウさん、並びに判定感想いただきました皆様、大会を運営されているAirlloさん、本当にありがとうございました

このようなチャンスをいただけた事、対戦いただきましたベースヘッズさんとコウさんにも感謝の気持ちで一杯です
あと141さん、ベースヘッズさんとの試合の時にコメントを勝手に引用してしまいすみませんでした、今更になりますがお詫び申しあげます

毎回負けると悔しいんですが、今回は特に悔しさやら情けなさやらです
今後はいただいた感想を基に他の方のももっと見て勉強して1から出直します

ありがとうございました

献華三重丸さん！
お相手ありがとうございました！
何回か「あれ、やっぱ俺は間違ってるのか...？」と思っちゃいましたけど、貫き通せてよかったです。
お疲れさまでした。

判定していただいた皆様、毎度ためになるコメントありがとうございます。
糧にして頑張ります！