1 広報部

D.S.メルクリエフ

史流観測組織としてSTW機関を設立した偉大なる祖。

ソ連の生まれ。
本名はニコライ・アドヴァーチェフ。
誕生から少年期にかけての経歴は本名と生誕地を除いて一切不明。
それらに関わる全てのデータが捜索不能か、存在しない。
第二次世界大戦の最中、殺害したドイツ軍人の軍服のポケットから偶然出て来た薬を『水』と思い誤飲。
この薬の効果によって、何と彼は老化速度が著しく遅くなってしまった。
1962年時点で、20代の姿のまま46歳を迎えており、遂にはその状態で1999年を迎えてしまう。
元々第二次世界大戦の際に飲んだ薬品によって生じた老化速度の激しい低下を自分たちのみの秘密にしようと企んだソ連の思惑により、ニコライは戦死扱いされており、表社会で生きることの出来る人間ではなかったため、
彼はそのまま、STW機関を設立し、新たな名前『ダニエル・シエラ・メルクリエフ』を授かる。

また、史上初めて地球上で水晶体SN-190を発見し、STW機関に持ち帰ることに成功。


SN-190は『人類の未来』を映し出すかのように、本部ロビーにて機関員たちを見守っている。