死にたいけど

死にたいけど。
だけど。

低賃金

社会システム

　１
　バンクシーに関する評論を購入。今日は、これをバッグに入れて、出かける。
　理由はわからん！
　へいっ！
「みっくんたっくん！」
　大学生〜引きこもりのときに暮らしていた土地に友達と行く。何をするでもなく、ただぶらぶらと、懐かしい場所を巡る予定。
　地元での生活にマンネリを感じてて……ね。
　へいっ！
「みっくんたっくん！」
　朝はやく目覚めてしまった。バスで喫茶店に行く。一時間おる。集合時間まで、あとまだ二時間もＲ。
　ひまだから、モーニングの献立を書く。
　トースト。焼きそば。ゆで卵。りんご。アイスコーヒー。
　へいっ！
「みっくんたっくん！」
　バンクシーの続きを読む。バンクシー、がちでカッコいいなあ………！！？
　おれもやりたいけど、日本ではむりだ。
　文化が違う。ヨーロッパは、風景が、国民の共有財産みたいなとこあるから、落書きすると、「おー！思想性を感じるねー」とかなるけど、日本は、風景にあるすべてが私的財産という感覚が強いので、そうならない。京都以外は。
　へいっ！
「みっくんたっくん！」
　まあ、どちらも消されるのは同じ運命だけど。ユーザーの受け取り方が異なるというわけ。落書きだから、ユーザーって言い方は変かな。でも、見たひとが精神的になんやかんやと人生に使ってるとも言える。
　ともかく、そういうわけなので、そこは、イラスト、小説、評論、ギターでやろうかね。喫茶店のママが、遅刻するよと言った。あ。そりゃそうだね。行くか。
　へいっ！
「みっくんたっくん！」


　☆みっくんたっくんは、最近書いてるキャラクターです。宣伝しとるねー。

　２
　夕方。友達と別れ、帰路につく。意味の深いぶらり旅だった。バスに揺られ、今日の出来事を考える。ふと窓を見たら、年老いたおれが映ってる。年老いて見えるものもある。
　友達ととんカツとん天を食べたあと、昔住んでたアパートの前を通ったとき、泣きそうになった。
　へいっ！
「みっくんたっくん！」
　ちょっと前に、地元で、こんな悪夢を見てる。
　なぜか、契約解除したアパートで寝てる。外では声が聞こえる。
「ここ空き部屋のはずなのに、気配があるぞ」
「なにそれ怖い」
　おれは寝ながら、見つからないかとドキドキしてる。
　へいっ！
「みっくんたっくん！」
　また、同様のシチュエーションで、今度は、寝てるとき、帰ってきた新入居者にばったり会う。
「だ、誰だお前は！」
「えっ。あのその。えーっと」
　めちゃめちゃ焦るおれ。悪夢である。
　へいっ！
「みっくんたっくん！」
　例えば、その土地での思い出を書くには、肖像権を思考せねばならん。好きだった女の子のことを書くなら、彼女に迷惑にならんように。
　また、当時、おれは同性愛者に性的虐待を受けたけど、書く場合、エロバイオレンスのラインを考えねばならん。子どもに読ませられるか、どうか。
　で、総合的にバンクシーの手法の流用を思考してるが、その場合は著作権を考えないといけない。システムは盗んでも、ネタを盗むべきではないだろう。
　やることは山ほど。嘆いてるひまはない。
　へいっ！
「みっくんたっくん！」
　そうだね。愉快なやつらだよ。君たちは。
　君たちのことも書かないとね。
　みっくーん。
「はーいー」
　たっくーん。
「はーいー」
　明日へと、ね。


　☆今日一緒に行った友達のことはまた次回。肖像権に対する思考がまだ固まってないのでね！へいっ！

ストーカー規制�

我が道をゆく男
ワガママくん

　
へへへーーーんだ！！