広東包茎

包茎について ■包茎の種類

児童包茎：
亀頭が露出していない、子どものペニス。（筆者による便宜的な命名）

露茎：
亀頭が露出しているペニス。

包茎：
亀頭が包皮でおおわれているペニス。（真性と仮性に分けられる）

真性包茎：
亀頭を露出させることができないペニス。

仮性包茎：
普段は亀頭が包皮でおおわれているが、勃起時、或いは、手により剥くことができるペニス。

カントン包茎：
次の二通りの捉え方があります。
１．単に包皮輪が狭い仮性包茎。(包皮輪狭窄を伴う仮性包茎）
２．包皮が水ぶくれ状に腫れ上がる症状。
(包皮輪が狭い状態で亀頭を露出させ続けると、血液が十分に行き渡らなくなることが原因)

BAU-3(バウパンツ)

特徴：二重ベルト型

第１弾のビガーパンツの弱点を補完して、陰茎固定リングが調整できるようにして、腰の線からつながるベルトを二重にした

これにより陰嚢と陰茎を分離させやすく改善した

洗濯により劣化してしまった麻布の問題点を改良型麻布スタイルで対応　通気性も改善した

問題点

陰茎固定リングを改良したものの陰嚢分離帯とともに固定されていて陰茎と陰嚢が外れる現象が依然残っていた
二重ベルトの使用によって着用したときの通気性が向上したが、安定感に欠けるものがあった
川野コメント
包茎矯正グッズはずいぶん注意してチェックしていたつもりですがこの商品には販売元のページを見るまで全く知りませんでした。どんなものなのか実際に使ってみたかったです。

BIOVITAL

特徴：男性器温度調整機能

２５年以上の研究を経て、ビガーパンツ、バウパンツの問題点を完全に克服した製品　世界に誇る男性のための健康下着

改良点

Y字型の陰嚢分離帯が着用時に股ぐらと陰嚢を自然に分離させ通気性を高くすると同時に陰部周辺の皮膚病予防に有益　睾丸の働きに適した温度を維持する
陰嚢と陰茎を分離する陰茎固定リングが仮性包茎矯正に役立つ　陰茎固定リングは上下クリップでサイズの調整が可能　自分の陰茎に適した径に調整できます
下着周りに付いているバイオセラミック摩擦布は遠赤外線を発し血液循環を促進させるとともに抗菌作用もあり衛生的　また亀頭に直接接触することで刺激に慣れさせることで早漏予防にも効果的
川野コメント
販売元の説明を見るまでは、バイオバイタルがビガーパンツの正当な後継商品だとは思いませんでした。ビガーパンツの人気にあやかってリングをつけた健康下着だとばかり。でもバイオバイタルの商品説明の実用新案番号がビガーパンツのものと一緒だったりしてうすうす関係を想像できました。


このようにビガーパンツの問題点の多くを改良したのがバイオバイタルです。下着タイプの包茎矯正グッズを求めてビガーパンツを探していた人はこの改良されたバイオバイタルを試してみることをおすすめします。

ビガーパンツのビガーはVIGORであってBIGGERではありません

ビガーパンツ

特徴：麻布と陰茎固定リング

1970年代後半、全世界に先駆けて発明され「精力パンツ」と呼ばれた、最初の男性用機能性下着

問題点

睾丸を納める袋と陰茎を固定するリングが固定されていたために、陰茎固定リングから陰茎がよく外れてしまった
陰茎固定リングは伸縮性はあったもののリングの径を調整できなかったため、陰茎の太さの違いに対応できなかった
早漏予防及び通気性確保のために麻布を使用したものの、洗濯により麻布に期待された機能がすぐ劣化してしまった
川野コメント
日本では無地にゴムベルトにVIGORと字が入ったいわゆる元祖ビガーパンツ、ヒョウ柄のビガーバイオ、バイオピアがこの世代に入ります

パンツを脱ぐときに包皮をむいて偽ムケチンになった
これはかなり多いです。私もむけたふりをしないようになって心に余裕ができ他人のものにも気をかけることができるようになったのですが偽ムケチンは多いです。
包茎の人は恥ずかしくて公衆浴場にいくのを躊躇う。そのため公衆浴場での包茎率が低下した
内風呂の普及でわざわざ銭湯に行かなくてもいいし、旅行でも短期間であれば風呂に入らなくても済ませられます。わざわざ包茎が知られる危険を侵さなくても済むというわけです。それにむけている人はあまりしっかりと隠さないのでそれが目に入るため自分の目に入るちんちんにはムケチンが多くなると言うことも有ります。
単なる偶然
たまたまその日はムケチンの人が多かったのかも知れません。先の包茎初披露の時のメンバーの事例では、包茎は私ともう一人で包茎率は１５％以下でした。しかもそのもう一人が軽度の包茎であったためビガーパンツで矯正してしまって私が唯一の包茎になったという逸話があります。ということで、サンプル数が少ない場合はこの程度の偏りはでると思います。

[ 包茎を隠さない生活 ]

誤解を招くといけないので最初に言っておきますが、隠さないといっても露出するわけではありません。

包茎だと恥ずかしくて裸のつきあいもできないという包茎手術の宣伝文句を見ますし、実際私も大風呂の時、下着を脱ぐ前に包皮をむいて偽ムケチンにしていました。

でもムケチンのふりをしていても分かります。自分が偽ムケチンにしていたときはいつ皮がかぶるか心配で神経がそちらに集中していて余裕が無かったのですが、偽ムケチンは亀頭の色が赤ピンクで、皮にしわが多数入り蛇腹状で亀頭のところにかろうじて止まっています。歩いているうちに皮をかぶる人もいます。分からないと思っているのは偽ムケチンにしている本人だけではないでしょうか。

私が皮をむいてムケチンのふりをしなくなった一番大きな理由は皮が長すぎて普通にむいてもすぐにかぶってしまったからです。一時期は瞬間接着剤で皮を止めて入ることもありましたがこんなことをするのは虚しいです。

決意のもと最初のお披露目は友達との旅行先でしました。タオルで隠すのが作法だとも言いますが友達同士なので最初から最後まで隠しませんでした。私ともう一人（半分くらい皮をかぶっていた）以外はみんなきれいにむけていました。そんな中で私の亀頭をすっぽりおおい更に余った皮は十分目を引きました。旅行の間は話題の人となり帰ったあともおちんちんの話になれば必ず話題になりました。でもすっきりしました。

ただ包茎自体は知られて本望だけど自分で皮を伸ばしたということは秘密にしています。皮のあまり方から普通ではないと思われているかもしれませんが、わざわざ自分で皮を伸ばしている人間とは思われたくないからです。

もう一つ自分でルールを決めていて、猥談などでおちんちんの話題になったときは必ず自分が包茎であることを公表しています。

[ 皮と毛 ]

書籍に見る男性生殖器の発達についての記述

* 出生後、幼児〜児童期　亀頭が包皮におおわれている。
* 第二次性徴　思春期に男性ホルモンの分泌が盛んになると、自然に包皮は反転し、亀頭部が露出するようになる。これは、ペニスは発育するのにそれを包んでいる外皮はそのわりに大きくならないので、自然に反転してくるのです。陰毛も生え、性器も発達していく。

　これによると子供は陰毛が生えていない皮をかぶったおちんちん、大人は陰毛が生えて皮のむけたちんちんというわけです。実際のところは包皮と亀頭が癒着している、オナニーによる皮の伸び等の理由で露出しない人が居るのはここを見ている人ならよく分かっていると思います。

　皮をかぶった大人のおちんちんがかわいいと言われることがあるのは、子供＝かわいい＝皮かぶりという関係との連想によるものが有ると思います。そこでもうひとつの子供の特徴である陰毛が生えていないという状態にしてみてはどうかということを考えます。大きさ、色素の沈着などがあるので多少の違いは有りますが似た状態になることは想像できます。そしてその状態がかえって自然に感じられることもあります。

　まずは剃ることで毛をなくしてみましょう。ハサミで充分短く刈リ込んでから剃刀で丁寧に剃ります。切れ味の鋭い新しい刃で剃るのが肌を痛めないこつです。すっかり毛を刈り取られたおちんちんの姿はどうでしょうか？とても可愛らしくなったことと思います。毛抜きで抜くとさらに完成度は高まります。

　剃り続ける煩わしさ、人に見せる場合などの問題が無毛ちんちんにはあります。でも気に入ってしまった場合はどうしましょう。永久脱毛で一生生えてこないようにするのが一番です。無毛状態を気に入った彼女が電気脱毛機をくれたのですが広告に偽りが有ったのか若干まばらになった気もしますが私の陰毛は無事です。しかしながら抜き続けることは毛根に対して損害を与えることになるので全く無意味と言うことではないようです。たんぱく質分解成分パパイン酵素を配合したスプレー、家庭用レーザー脱毛機などが広告を飾っていますが効果のほどはいかがなものか興味は有ります。

　常に無毛というのとふさふさに揃った毛をたまに無毛にするのはそれぞれ別の楽しみです。数箇月かけてやっと生え揃った毛が剃られてあっという間になくなる、また生え揃うまですこし恥ずかしい。一方なんらかの手段で永久に陰毛が生えない状態になり常に無毛。脱毛は剃毛と違ってさわり心地がすべすべでしかも永久脱毛だとそれが続くのですから最高だと思います。でも包茎手術よりも永久脱毛の方が高いですね。


　

[ 包茎は臭いといわれないように ]

よく包茎は臭いといわれます。包皮の中は雑菌が繁殖するのに最適の環境であって、それらが分泌物を発酵させ恥垢としてたまり特有のにおいを発します。ちなみに女性器も環境的には似たようなものなので洗っていない女性器もこの種類のにおいを発します。

包茎だから臭いといわれないためにも最低限入浴の際は普段包皮に覆われている部分を洗うことは欠かさないようにしましょう。

お風呂に入ったら包皮をむいて亀頭や内側の皮を洗いましょう。このとき特に石けんを使う必要はありません。使ってはいけないということはありませんが、包皮の内側の粘膜状のところは刺激に敏感で石けん成分で炎症を起こすことがあり得るし、十分に洗い流しても石けんかすが残って恥垢がたまる原因にもなります。

これだけではまだ包茎独特のにおいは排除できません。しっかり洗っても半日くらいで恥垢はたまりはじめます。そこで、洗う間隔を短くするか包皮の中が蒸れて恥垢がたまりやすい環境を作らないということが考えられます。

洗う間隔を短くするといっても手を洗うように頻繁に出して洗えるものではないのでトイレの個室でウェットティッシュを使うなどします。

包皮の中が蒸れないようにするというのは、皮を普段からむいて亀頭を露出して生活するということです。ふだんから皮をむいていれば恥垢はたまりにくいので毎日の入浴時の洗浄で十分です。亀頭が刺激されるので早漏防止にも効果が見込め、あわよくば包茎も矯正できてしまいます。

最近ではサーチエンジンに包茎というキーワードを入れると包茎手術を薦める医院の広告が出たりして恐るべしといったところです。そのサーチエンジンで検索を行うと母親のための包茎啓蒙ページなども多数あり関心があるものなのだなと思いました。いまでは幼児期から包茎を心配する親もいるのですね。

AERA '99.4.26 No.19の中吊りを見て幼児の生理的包茎ネタが載ってそうな雰囲気だったので読んでみました。案の定皮をむいて亀頭を洗う話題が載っていました。そんなに若いうちから皮をむいても良いものだったのだなと再確認してしまいました。自分や周囲の例を見ると、私たち包茎の人は自分からする皮の初むき年齢が高いと思うのですがこの点も今度のアンケートでは調べてみたいです。

この、おちんちん皮むき洗いの習慣と皮オナニーの包茎を招く危険性の知識が普及すると包茎率は確実に減少していくことでしょう。日本での包茎の地位はは決してよくないのでこういう教育があると不幸な包茎が発生する例が少なくなるのでよいと思う面と、これによって更に包茎の地位が低下するのではということが心配でもあります。

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