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『、の自習室♭4』


 の
  摂
   理
    を求めよ
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総入れ歯とは
上顎もしくは下顎の歯をすべて失った場合には総入れ歯による治療が選択されます。保険適用可能な治療ですが、総入れ歯については個々人の口腔内の状況に合わせてオーダーメイドする必要があるため、作成と調整、そしてその使用に慣れるまでには相応の時間を要します。総入れ歯

インプラントとは
インプラント埋入イメージ
インプラントとは歯が失われた部位の骨にチタンなどの金属の土台を埋め込み、その上に人工の歯を設置するという治療です。他の歯に負荷をかけることなく口腔内に固定でき、見た目や噛み心地の違和感も比較的少ないものの、外科的手術が必要な治療法であり、また原則として保険が適用されない自費診療であるため治療費が高額となります。
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肘関節のしくみ
肘関節は、上腕骨(じょうわんこつ)と、橈骨(とうこつ:親指側の骨)と尺骨(しゃっこつ:小指側の骨)と呼ばれる前腕の2本の骨から構成されています。これら3つの骨が関節をつくり、曲げ伸ばし(屈曲・伸展:くっきょく・しんてん)や回旋運動(回内・回外:かいない・かいがい)ができるようになっています。また、肘関節は肩関節と手関節の中間にあって、これらの関節と連動して複雑な動作ができるようになっています。

肘関節のしくみ 正面図 イラスト

肘の靭帯(右ひじの外側) イラスト
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膝(ひざ)関節のしくみ
膝関節は、大腿骨と脛骨、そして膝蓋骨(しつがいこつ)から構成されています。脛骨の関節部分はほぼ平らな形をしていて、その上を、大腿骨の丸い先端が転がるようにして動きます。

平らな板と丸いものの組み合わせで、それが転がるのですから、とても不安定であることが容易に想像できます。そのため、大腿骨と脛骨をつなぐ主として四つの靱帯(じんたい)と半月板が、膝関節を安定させるために重要な役割を果たしています。

関節の内面は滑らかな軟骨で覆われ、その間には半月板と呼ばれる組織が介在しています。更に関節部分は関節包で包まれており、その内側の滑膜(かつまく)から関節液が分泌され、潤滑機能を果たしています。これら軟骨、半月板、そして関節液が働くことによって、膝関節は滑らかに動きます。その曲がる角度は正座をする時で150度前後、しゃがんだ時で約120度、そして歩行時では60度前後です。

縦断面 イラスト

人工膝関節とは
大腿骨側、脛骨側、膝蓋骨の部品で構成され、金属やセラミック、ポリエチレンなどでできています。人工膝関節は変形性膝関節症、関節リウマチなど膝関節の変形をきたす疾患の痛みの治療に役立ちます。

主な疾患

変形性膝関節症、関節リウマチについて

検査

単純X線検査、MRI (磁気共鳴コンピュータ断層撮影)などについて

診断

診断方法、関節の動きや筋肉の力の調べ方

治療

保存療法と手術療法について

人工膝関節置換術

人工膝関節置換術の種類と手術、関連データ
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関節リウマチ
関節リウマチは、全身の関節に起こる炎症性の関節炎で、関節に腫れや疼痛(とうつう)、また多くの場合、破壊を伴います。女性に発症しやすく、男性の2〜3倍多く見られます。25〜50歳で発症することが一般的であるものの、それ以外の年齢層、例えば小児でも発症する場合があります。

関節リウマチの原因はよくわかっていませんが、自己免疫疾患であると考えられています。自己の免疫システムが、関節の軟骨、骨、靭帯を侵すことによって、関節が変形します。

関節リウマチの経過はゆるやかで、多くの場合、知らぬ間に発症します。発症後はじわじわと異なる関節を侵して行き、一般的に、左右の同じ部位の関節を侵します。典型として、手足の指や肘、あるいは手首や足首などの小さな関節が最初に侵され、後に膝関節、肩関節、股関節などの大きな関節も侵されるようになります。発症した関節は痛みとこわばり感を伴います。この症状は、朝起きた時や、侵された関節をしばらく動かさないでおいた後に、特によく見られます。
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股関節のしくみ
股関節は、大腿骨(だいたいこつ)の上端にある骨頭(こっとう)と呼ばれる球状の部分が、骨盤の寛骨臼(かんこつきゅう)と呼ばれるソケットにはまり込むような形になっています。正常な股関節では、寛骨臼が骨頭の約4/5を包み込んでおり、このことが関節を安定させています。股関節が安定し、更に周辺の筋肉と協調することで、私たちは、脚を前後左右に自在に動かすことができます。

股関節のしくみ 正面図 イラスト

人工股関節とは
大腿骨側の部品(ステム)と骨頭、寛骨臼側の部品(カップ)で構成されています。変形が進んでしまった股関節を人工股関節に置き換えることで痛みを取ることができます。大きさや機種などは患者さんに適したものを選んで使用し、もしすり減ってしまった場合には取り換えることも可能です。

主な疾患

変形股関節関節症、関節リウマチ、大腿骨頭壊死症について

検査

単純X線検査、MRI (磁気共鳴コンピュータ断層撮影)などについて

診断

診断方法、関節の動きや筋肉の力の調べ方

治療

保存療法と手術療法について

人工股関節置換術

人工股関節置換術の種類と手術、脱臼をおこ
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頸部郭清術. 【読み】 けいぶかくせいじゅつ.
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ほう‐し〔ホフ‐〕【法師】
1 仏法によく通じ、人々を導く師となる者。また一般に、僧。出家。ほっし。
2 俗人で僧形をした者。「琵琶(びわ)法師」「田楽法師」
3 《昔、男の子は頭髪をそっていたところから》男の子。
「いつかまた―が母にあひたけの、乱れ心や狂ふらん」〈虎明狂・法師が母〉
4 名詞に添えて「人」の意を表す。多く「ぼうし」と濁る。「一寸法師」「影法師」
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ほうしがはは【法師ヶ母】
狂言の曲名。女狂言。大蔵,和泉両流にある。酔って帰宅した夫は,妻の迎え方が気にいらぬと悪態をつき,離別を言い渡してしまう。妻は子どもに心を残しながら泣く泣く家を出て行く。さて,酔いから覚めた夫は,後悔のあまり物狂いとなって妻を探し求めに出,無事,妻とめぐり会い,ともに手を取って家へ帰って行く。登場は夫と妻の2人で,夫がシテ。ほかに地謡(じうたい),囃子(笛,小鼓,大鼓)が出演する。前場と後場からなり,前半は《貰聟(もらいむこ)》などと同じ筋立てだが,後半は物狂能の形式を模した舞狂言(まいきようげん)風の演出となり,シテは物狂いの象徴である笹を持って登場し,一セイを謡い,カケリを舞う。
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