91 ◆kXeycR
時系列がぐちゃぐちゃだが許してくれ。

私が鬱になったのは21の頃だ。
その日も夜更かしをしていた私は、たまたまとあるドキュメント番組を見ていた。

それは殺害された被害者家族の話だったのだが、その番組のシーンで殺害現場を映すシーンをみて何故か私は被害者の最後の気持ちを想像してしまった。
そして加害者の狂気を想像しようとしてしまった。
昔からの癖で同調してその人の事を理解をしようとするのだ。

そこから急にしんどくなったのを覚えている。
それがキッカケに私は鬱になった。
鬱は怠惰、気分の低下、動悸などを起こして私を苦しめた。
それから急にやってくるしんどさに苦しめられた。
鬱からくるしんどさは私を苦しませ狂わせた。
鬱からくるストレス、怒りを外に向いた。
「何故、私がこんな目に?
私は悪くない、外の人間が悪い。」
と思っていた。
下手すれば秋葉原を襲った加藤みたくなっていたかもしれない…

追い詰められた私はクリニックに行く事にきめた。
一軒目はなんか信用ならないと二軒目のクリニックに行き、院長に諸々の話をした。
院長とは別のカウセリング専門の先生の元で週1回のカウセリングをする事になった。
私はこの先生を信用していなかったがカウンセリングには通った。
心理とは不思議なもんで自分と向き合う事を強制的にさせられたらカウンセリングの先生を信用してようがしてまいが、嫌でも体調がよくなってくるもんだ。
体調が戻り始めた時、院長からデイケアに行ってみないかと提案されたが即座に断った。
私はそんな所に行かなくても大丈夫だと思っていたから。
変なプライドが邪魔したのだ。
(ID:ZdCLDr)