novels三太す掲示板

過去ログ1 2022/8/11 19:15

▼三太
平木さんへの返信 その2

もう一つは私の中では「ゲイ」という言葉には、いわゆるゲイ雑誌などで「写真に撮られてもOK、グラビアで笑みを振りまくアイドルみたいな人」というイメージが強く結びついています。
もちろん、「それは違うよ」と思う方も多いでしょうし、あるいは私のように思われ無い方々の方が多数派なのかもしれません。
それでも、私自身はたとえ自分の受け取りが歪んでいたとしても、同性に性的に惹かれる自分を意識しはじめ、その後に雑誌などを読んで染みついたこの感覚は、なかなか消え去るものではありません。
私個人の受け止めでは、私自身のことを「あいつ、ホモだって」と言われるのと「あいつ、ゲイだって」と言われるのでは、後者は「いや、違うけど」という言葉が反射的に出そうになってしまいます(といっても、その後の自分自身の持つ感覚の説明がめんどくさいため、どちらにしても「そうですけど、なにか?」と返してしまうと思いますが(笑))。

そしてよく、ゲイと言う言葉は「プライド」という言葉とともに語られることも多いかとは思いますが、そのあたりの「自分自身でつかみ取ってきた言葉」という実感は私には無いものです。

身体的には、私が男性として周囲からは見られ、私自身の性自認は男性、性的指向も男性である中、私にとっては「ホモ」「ホモセクシャル」→「同質性」、という語義の方が、自分を指し示すのに腑に落ちている言葉であります。


それらとは別に、私はある言葉そのものが誰か、もしくはある属性にある誰かを侮蔑する意味合いを含む、いわゆる差別語である、と規定することには、かなり懐疑的で慎重な立場を取っています。
侮蔑語としての「ホモ」「おかま」などの利用は確かにあるとは思うのですが、それらの言葉そのものが侮蔑的意味合いを内包するとは思っておりませんし、新しい言葉が世に広まるにつれ、たとえば「ゲイ」という言葉もまた、「ホモ」「おかま」と同じように侮蔑的な表現として利用する人が出てくる、出てきている、と思っています。

続く


▼三太
平木さん、はじめまして。書き込みありがとうございます(^^)/

ホモ、という単語の使用理由とのことですが、この掲示板は私三太のサイトの掲示板ですので、サイトの運営者としてお答えします(^^)/

長くなり、一度の書き込みの規定量を超えるため、三回に分けて投稿しますm(_ _)m。

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ここから先、性自認や性的指向を表す言葉を多用した文章になりますので、リアルな生活の場でそれらの言葉そのものに反応される方はスルーされてください。私の小説を読んでいただいている方々であれば、フィクションと認識出来ている小説では大丈夫かとは思いますが、リアルに引き寄せることできつく思われる方もおられるかと思いますので。
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私が自らの性自認と性的指向を表す言葉として、また「ホモエロ小説」という自作作品の紹介に使う理由として、また小説内でも男性性自認とその個人の性的指向を表すものとして、「ホモ」という言葉を使用する一番の理由は、私にとっては単純に「ゲイ」という言葉の方が自分を差す場合にしっくり来ず、「ホモ」の方が自らの感覚に親しみやすいためです。

これは私自身の自分史の一部でもありますが、40年近く前でしょうか、私が最初に「ゲイ」という言葉を知ったとき、当時の私の知識範疇では、ゲイ=「男性同性愛者を包括する同性愛者全般を指し示す言葉」として知った気がしています。単純化すると、ホモ、レズビアン双方を含む言葉としてのものだったでしょうか。

その言葉=「ゲイ」が、いわゆるストレートからの男性同性愛者を侮蔑する際に「ホモ」が使われるようになっている状況とともに、「賑やかな」「陽気な」という意味を内包する言葉を男性同性愛者が使い始めていった、という認識でいます。
(今では歴史的経緯として、「奔放な」を意味する19世紀から続いてきた概念の延長線上あるということも学ばせてもらいました)

語義的には、私自身が「賑やかな」「陽気な」生き方をしてるとも思っていませんし、どちらかと言えば「ひっそりと」「目立たない」生き方をしたいと思っています。

続く


▼平木
率直な疑問ですが
小説を投稿されているかたで「ホモ」という呼称をあえて使われているのはなにか主義があってのことなのでしょうか。「ニガー」と同じでゲイ同士が互いを呼び合うのに「ホモ」を使うのは差別的ではありませんが、あえて時代にそぐわない表現を選ぶ理由が知りたいです。
ゲイという言い方に抵抗感があるからこそ出来るだけ自分は「ゲイ」を使うようにしています。そうすることで自分以外のゲイの人たちへのエンパワメントにもなると考えています。

作者さんたちのご意見をお聞かせください。
批判と受け止められかねない質問ですが、価値観の違う相手を理解したいがゆえなのでご容赦を。


▼三太
書き込みありがとうございます(^^)/
毎日暑すぎて、台所立ってるだけで熱中症になりそうです(笑)。

●太郎さん
成人儀礼、通過儀礼としての性的な教育というのに、自分もすごく惹かれてしまいます。
その初期の結実が七日籠もりシリーズではあるのですが、プリミティブさで言えば、くまどんさんの原作による創作は、よりそれが際立つものになっているかと思ってます(^^)/

●くまどんさん
その実体験、今度「生々しい」お話しをぜひとも聞かせていただきたく(笑)。
通過儀礼に関しては「二次性徴を迎えたことを寿ぐ」ことと「生産成員となる」二つが昔は一致していたんでしょうが、時代を経るにつれその二つの間の期間が長くなっているのでは、との思いもあったりで。


高校野球、選手にも学校にも地域にも様々な思い入れがあるのは分かるんですが、せめてメイン球場がドーム導入ならないものかと思います。
3カ年計画ぐらいで費用は朝日新聞、NHK、高野連持ちで。
若い方々が中心とはいえ、熱中症警報が出る中、炎天下にやる「運動」「応援」は、すでに危険なものかと。


▼くまどん
太郎さんありがとうございました
前半の磯のシーン、海の中の体験は実体験
(19歳のとき)ですから、わりと生々しく書けたと思いますが、三人のせんずり儀式はかなり脚色してます。あくまでも願望の表れですね。だけど、ああいう少年の儀礼的なものは性的なものだけにとどまらず、大人になるための精神的な受け止め方があると思うんです。女の子が初潮を迎えるときに手当ての仕方を教わって、自分が女であることの第一歩を受け入れるように、男の子も精通を自分で自慰行為でコントロールすることを年長者から教わることで男性同士の連帯感と男としての自覚が育つはずだと信じてます。


▼太郎
磯に立つポセイドン読みました
13歳という年ごろの少年が精通を体験し、褌を締め、男同士の結束を強めるためにセンズリをし合う、こういう通過儀礼で少年が男になっていく様は最高です。こういうのたくさん読みたいです。強制坊主や強制ふんどしとかも好きです


▼三太
里見雄吉氏の「開拓地にて」最新作公開
御本人の書き込みにもありますが、サイトにて「開拓地にて」の最新章を公開しました。
4回目ワクチンの副反応出てる中、ちょこちょこ準備していたものです(笑)。
氏の作品について、おそらくは一番最初に目を通させていただく一人として、最新稿をいただくたびに、文章力構成力の高さに驚いています。
感想など聞かせてもらえると嬉しいです(^^)/

https://novelssantas.jimdofree.com/


▼里見雄吉
開拓地にて 第二部
皆さん、頑張って作品を投稿されているので、自分もと思いつつ、二年もの月日が流れてしまいました。

連載を再開します。

作品中にちょこちょこ登場する孫1号も、小5だったのが中学生に。私も古希が近くなってしまいました。

生きている間に完結できるよう頑張ります。

追伸 私は至って健康ですので、誤解なきよう(笑)。 Up 8/6 15:25


▼三太
コメントありがとうございます(^^)/
●妄想の男さん
共作の場合、作者同士の「ピンとくる行為・表現」が一致した際の手を入れる「ノリ」はかなりのものになるのですが、今回の作品は自分としてはまさにその「ノリ」が発現したものだと思ってます(笑)。
性的な行為となるととても幅広くあるものでしょうし、オリジナル作品だと網羅的に書いてしまう傾向もあるのですが、今回はくまどん氏のベース小説ある中でのものだったのかと(^^)/

●くまどんさん
主人公のあれからの成長の物語も、胸と股間を膨らませて待ってます(笑)。
近い歴史の中での時代背景というものがあるとすれば、自分では戦中戦後、高度成長期時代の大きく捉えた二つの時代、さらに世紀をまたいだここ20〜30年ほど前と、三つぐらいかなあとも思ってるんですが、どうなんでしょうねえ……。


明後日の8月2日、4回目のワクチン接種予定してるんですが、天気予報だと最高気温36℃〜38℃の予測出てるんですが、ちょっと遠い接種場所なので往復路で焼け死なないか心配(>_<)。

便利いいところは盆過ぎにしか予約取れなくて、3回目4回目希望されてる方はなるべく早めのご予約をば。


▼くまどん
ありがとうございます
短編の難しさとして、どの程度で余韻を残すか、という物があります。
 どちらかというと終わりが見えてこないタイプの物書きなんですが、これも話があちこちに飛びそうになるのをこらえました。 さて、あの少年がその後どんな親父になっていくのか、それはまた書いていくつもりです。
 せんずりを男性になる儀礼として伝えていく時代に郷愁を持っているので。


▼妄想の男
「磯に立つポセイドン」を読みました。
少年と、熟れた年長の雄の物語。
通過儀礼を経て“男になる”少年たち。
“男になる”とは……その精神性とは。
こういう筋書き、好きです。僕が小説を書くときも、こういうエッセンスを混ぜ込んでいるつもりです。
褌とせんずり偏愛が溢れる良作でした。僕だったらこの後もダラダラとアナルセックスだ種付けだと始まってしまうのでしょうが、必要十分なのかもしれないと思いました。 Up 7/31 9:46


▼三太
サイトにくまどん氏との新作共作小説「磯に立つポセイドン」をアップしました(^^)/
磯に集まる少年達が、一人の成熟した男から受ける「通過儀礼」とは。
潮風とむせかえるような性臭が好きな方であれば、楽しんでいただけるかと思います。

感想をいただければ、くまどん氏にもお伝えしたいと思っていますので、ぜひよろしくお願いします(^^)/

https://novelssantas.jimdofree.com/


▼三太
これまで利用していたteacupの掲示板がサービスを終了するため、新しい掲示板を作成しました。
慣れの問題もあり、最初は少し使いづらいかもですが、今後の書き込みはこちらにお願いします。

https://novelssantas.jimdofree.com/


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