らくがき帳〜 クランプテリトリー
過去ログ126
2005/12/9 12:17
▼将軍=あの人だったハロチンの祭りも終わり。いよいよ改革に着手せねばならぬ。
軍の力を楯に元老院を牛耳るユージン・アセロラスキー将軍と対決せねばならぬのだ。
乙女たちの血と涙の混じった赤き飲み物を好み、小さな水着を無理やりにはき、年甲斐もなく敵のアジトの祭壇の間で半ケツを出して歩き回り・・・しかも日曜日を忌み嫌い登城を拒む、これこそ暗黒面に心奪われた者の証。
彼こそ誰あろう、誰もがその名を口にするのを恐れ、ただあの人と呼ぶ、ダース∀ユージダー卿その人であった。ただ<むく美>のみがその真実を知っていた。
12/9 12:17
▼将軍=あの人だった2そもそも七味姉妹の結成の目的は神聖な儀式を執り行うことと、もうひとつ、あの聖ディルドを乙女の菊座にて伝説の楡の木より引き抜くためである。これは聖ディルドを密かに狙い、権力を我が物にしょうとする将軍が結成させた<悦楽組>に対抗させるためである。
しかし<よど美>を鍛えるために託したオニオンアイランド侯爵は熱心ではなく。<たる美>を託したパパピー男爵も何をしているのか?!<ゆる美>はあの通りゆるゆるで、<しげ美>ときたひには目に余るお転婆ぶり。<ぬる美>は遠くにあり。新しき<うち美>は行く方知れず。<まろ美>は何を考えてるのやら・・・
こうなれば<むく美>も本来の美しく気高き貴公子☆ドッペル・ゲンガー伯爵彡にたち返り、ある決意を胸に愛馬カロリーナにまたがりクランプ城をめざした。
12/9 12:16
▼将軍=あの人だった3城に入る正門前の石橋から掘りへキュウリを投げてやると、カッパが堀の底から姿を現し陰気な目で一瞥するとキュウリをくわえ、また堀の底へと戻っていった。あのカッパにも連れ合いがいるとは・・・頭の皿をたたき割ってやりたい衝動を抑えながら、クランプ城西の棟にある大審問官室に籠った。
<むく美>いや、☆ゲンガー伯彡はクランプ教の大司教であり、宗教裁判を司る大審問官でもある。これまで多くの乙女を拷問に掛け、魔女を火炙りの刑に処してきた。しかし将軍と対決するには政治的立場を堅固にせなばならぬ。ただちに元老院に対抗すべく枢密院を興し、城主に今まであいまいであった王として建国宣言を公にするよう迫らなくてはならぬ。残念ながら立国に必要な神器である聖コックリングと対を成す聖ディルドを欠いてはいるが・・・
そして隠密裏に枢密議会を召集すべく伝令を送ることにし、西は辺境国デューン王国駐在大使サウンドローリー男爵、東はツーフォー王国駐在大使コギャビーチク子爵。などの協力を得ねばならぬ。
☆ゲンガー伯彡は長い戦いになるであろう予感とともに、いままでにない勇気が湧いてくるのを感じていた。。。
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