今読みたい本100選
Ψ 言霊の宿木 Ψ

過去ログ1114 2006/2/6 21:24

唐まがっぱ
1ページ
ありふれた画集
見開きの1ページ

いつもそこで
手が止まる

悲しいのか
侘びしいのか

陰鬱な表情の
その絵の中に

体ごと
すっかり
虜になる

原画はどれだけ
すごいのだろう

想いながら
パタリと
画集を閉じた
[これからの予定]
雑用
2/6 21:24
HP

搭木
「据事」
憎しみや哀しみで
優しさや慈しみで

誰かを救う事とか
傷付ける事なんて

出来る訳が無いと
穏やかに彼は言う

決めるのは意志で
応えるのは力だと

温かくも無ければ
冷たくも無い声で

真実ではない事実
滔々と紡ぎ続ける

彼は一体何の幻を
行き過ぎた先にて

見据え感じてきたのか
2/6 21:17
HP

痘ワ歌
女性
ノータイトル
夜風に身を委ね

少し肌寒い風

全身で感じた

カジカム心

もうこれ以上

アタシに触れないで

優しい君だから

きっとアタシは

君を悲しませる

これ以上アタシを温めないで

愛する君だから

きっとアタシは

甘えてしまう

離れゆく気持ちの中で

君はまだアタシをイタワルノ?

重ね合ったはずの唇

淋しそうに震える

さよならの代わりの

切ないキス

冷たい風が

唇なぞった

さようなら

心の底から愛した人

さようなら

アタシの全てを捧げた人

さようなら

運命だと信じてたアタシに

さようなら

君を愛したアタシに

さようなら


愛スルガ故
ハカナイ想イ
アタシハコレカラ
過ギユク時ノ中デ
君ヲ想イ
君ヲ必要トシ
薄レユク
記憶ノ中デ
思イ出ト共ニ
タダ遠ク険シイ道
タッタ一人デ
歩イテク…
2/6 20:26
HP

塔Vロ
男性 21歳
パリパリ
最終電車を降りてつらつら長い帰り道を歩く
今日は何曜日だったかなんて考えてたら
凍結したアスファルトで転ぶ

大の字に仰向けになってんのに
やけに星が綺麗だななんて
現実逃避も甚だしいんだ

でも本当に綺麗で
気付けば手を伸ばす
離れ離れの双子星も
一握りの銀河で寄り添う

起き上がればそこは夜道
氷の水溜まりを避けずに
砕ける音を街に響かせ
再びつらつら長い帰り道を歩く
2/6 16:41

痘ワ歌
女性
ノータイトル
アタシはただ

たまたま

君を愛しただけで

アタシはただ

たまたま

君に恋しただけ

運命なんて信じないアタシだから

君との出会いを

深く刻み付けたくはなかった

誰も予想さえしない

悲しい結末は

確実にアタシの身に

降り注ぎ

アタシを縛り付けてる

たまたま出会って

たまたま恋に落ちて

たまたま悲しい結末

迎えたの?

運命なんて信じないアタシ

だけど今は

狂おしい運命が

確かに存在する事を

何よりも
何よりも

願ったんだ…
[これからの予定]
もうすぐお仕事です☆
2/6 15:04
HP

轍A
男性 20歳
未練たらしい
一年の間貴女を思い続け
また一年貴女に会いたいと思い続ける。
何年たっても貴女を思い続ける…そんな人生でありたいと思う。

人から見れば未練たらしい人生かも知れない。
人から見れば情けない人生かも知れない。


だけど一人の人を心から愛した人なら分かるかも知れない。
…心から愛した結果がこれだから。


…まだ未練たらしいく愛してる…
2/6 6:34

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