Ψ 言霊の宿木 Ψ
過去ログ1137
2006/2/15 20:04
灯穂死神君のほつれた糸はしが
黒髪から覗いて
笑顔に揺れた
先をつまんでひっぱってしまえば
保ってた冷静な瞳も
完成度の高い笑い声も
部品という部品ははじけ
君は一瞬でバラバラに
なってしまうかな
私はそっと腕をのばして
迷路の入り口に触れてみる
それが何を崩そうとも
無限の宇宙を破滅させても
すべて見届けて
すべてつくりなおそう
君と一緒に
君の糸はしユラユラ揺れる
だから私は手を伸ばし
君を信じて力を入れる
2/15 20:04
梼灰色の瞳アナタの瞳に溺れたくて
アナタの心に惹かれたくて
アナタの眼を見つめたい
その瞳の中には何が宿っているの?
いくら悪い事したって
どんなにやつれたって
その瞳の光は消えないの?
それはワタシが証言する
アナタの灰色の瞳は
どんな深い 深い 海底でも
どんな高い 高い 雲の上でも
貫き通すの その光だけは
アナタの眼の虜になる
アナタの眼が虜にする
アナタの眼は灰色のままで
2/15 19:23
悼リ恋女性
貴方寂しい時
悲しい時
嬉しい時
楽しい時
いつも貴方に話した。
いつも貴方がいてくれたから
今の私がいるんだね。
いつも出迎えてくれてありがとう。
言葉は言えないけれど
励ましてくれてありがとう。
でも貴方はもう死んでしまうんだよね・・・
ガンという大きな病気になってしまって・・・
私は願っているよ。
『もっと生きて!』
って。。。
でもモウ直らないんだよね。
でももう二ヶ月も持たないんだよね。
私が悲しくなってもモウいないんだよね・・・
あーあ
あーあ
一人になったらどうしよう・・・
心細いよ
オネガイだからもっと生きてよ。お願い・・・お願い・・・・・・
2/15 18:48
灯穂ください頬に落ちる灰色の雨
街を濃く深く隠していく
逃げない強さを
私にください
スニーカーの先に感じる冷たさも
濡れた前髪の鼻につく匂いも
すべて私を包み込み
隠し切ろうとする
ここは私だけの暗やみ
逃げない強さを私にください
2/15 18:46
搭木「隠救」貴方の代わりに
血を流したなら
私は貴方の事を
救えるだろうか
解放を望む心が
和らぐだろうか
根本的に何かを
変えられる事が
叶わずとも良い
僅かな時間でも
私が流した血は
貴方の傷を隠し
温められるだろうか
2/15 17:05
HP
溺io女性
Dolls眠らない街 今夜も何処かで
居場所探す傷付いた子供
宛ての無い道 綺麗なイルミネーション
空っぽな心を癒した
何がいけないの?
『アイが欲しいだけ…』
なんでそんな眼で見るの?
『アナタに何がワカルッテイウノ?』
強くなるために心を殺した…
血だらけの腕で生きる意味探してた
こんな私でも 価値が在るって言うのなら
信じさせてよ?
こんなガラクタを
抱き締められる
勇気があると言うなら
…今すぐに。
アナタが言うから泣くのを止めた…
アナタが言うから笑っていた…
誰の為に生きているのか
解らなくなった…
そして夜に逃げた
誰を信じれば良いの?
誰と居ても淋しさは
癒えないまま ただただ
罪を犯しアイを求め続けた…
何かを満たすため
夜にさ迷って
傷付いた心で
アイを探してた…
例え偽りの『ヤサシサ』だと
解っていても
嬉しかった…
今日も何処かで
眠れぬ子供達の
叫びにも似た
悲しい悲鳴が
聞こえてきます
2/15 16:38
HP