Ψ 言霊の宿木 Ψ

過去ログ1192 2006/3/8 6:08

塔nルヒ
本の不満
言葉を忘れた


ページは
真っ白


これでは
意味をなさない


忘れた言葉
何処へいった?


森の中
雲の上
泉の底

此処に来るまで
捨ててきた


体が重くて
しょうがないから


真っ白になるまで
捨ててきた

嘆く司書
満足げな本


捨てた言葉は
種となり

新たな文を創る
3/8 6:08

塔nルヒ
鏡の世界
合わせ鏡
無限の異世界


不気味さ
神秘さ
を合わせ持つ


語られる



怪奇を孕む


魔と聖を
合わせ持つ
3/8 5:39

唐いら
我が街
曇り夜空に浮かぶ
高くそびえる時計台が
遠くに見える

私は帰ってきた

歩を進めるにつれ
人の賑わいが近付く

見慣れた景色は
私を包み
安堵のため息をさそう

ただいま

全てを飲み込む街

おかえり

その一部を生きる私

そんなドラマティックが
あることも知らず

世界と共に街は
うごめいてゆく
3/8 1:16
HP

梼H
女性 22歳 埼玉
優しさ
花に水をやる
のら猫にエサをやる

そんな優しさが

きっと極上の優しさ
3/8 1:09

唐ゥあと
かたち
大切なもの
無くした時

気持ちまで
無くなった

色がない世界で
光だけを残して

形だけを
理解しろというの
3/8 0:45

唐ゥあと

肩に過ぎた風に
草の匂いがして

足元の小さな花は
春をしっていたのに

立ち止まって
眺めているだけ


空が
流れてく

人は
歩いてく


次の季節へと

次の季節へと。
3/8 0:25

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