Ψ 言霊の宿木 Ψ

過去ログ1199 2006/3/11 17:34

搭木
「進希」
広がり続ける
絶望に負けず

進み続けるよ
意志在る限り

視界に映る物
漆黒一色でも

先見の銘持つ
刃を翳したら

目の前に光が
存在している

立ち止まって
見るだけでは

解せない事も
前踏み出して

触れてみたら
意外と簡単に

希望が掴めるから
3/11 17:34
HP

痘ャ花
dreamer
幾つになっても理想論
夢見る馬鹿は治らない?

君は冷たく罵るけど
現実に
蓋をしてるわけじゃない
醜いものなら醜いままで
併存しても構わない
要は自分がどれだけ
責任持てるか
どうかだけでしょう

笑うのなら
好きな様に
存続できぬ夢ならば
この覚悟が本物だと
証明しよう
まだ見ぬ未来へ
断ち切るんじゃない
諦めない
最後の最期まで…


勇気と命の無駄遣い
履き違えたらいけないよ

君に懸命に伝えても
過去に
戻れるわけじゃない
怖がりなくせに勇んで
自らを傷つけるけど
残された傷痕に
勲章なんか
似合うはずもないよ

要らないなら
僕におくれよ
存続されぬ夢ならば
その覚悟が本物なら
共に行こう
まだ見ぬ未来へ
断ち切るんじゃない
終わりは無い
最後の最期まで…
3/11 15:46

嶋齦カ字ペイジ
ぴかどん
青の空から落っこちた
ぴかどん

影ではなく光に隠れた
おひさま

溶けゆく蝋人形
湧きでるうじ虫

人影が残る階段
止まる懐中時計

真っ赤な怨念生み出した
かげろう

ほむらの粒が僕のまちへ
ぴかどん
3/11 13:23
HP

都in@

甘えるんじゃない

貴方の足元にある

足は飾りじゃない

鎖もついてない

重りもついてない

腐ってもいない

貴方は何処へでも

行けるのに

どうして歩みを

終わらせる?

立ち止まるコトを

責めるわけじゃない

歩みを終わらせるコトが

許せない

不幸せを嘆いて

紅を晒して

何が得られる

貴方が

不幸せなら

周りも同じくらい

ツラい思いを

重ねてる

感じ方が違うだけ

それでも

貴方だけが

不幸せなの?
3/11 12:18
HP

塔Vロ
男性 21歳
卒業写真
君が写真の裏に書いた
あの日の言葉が今でも
僕を衝き動かしている


赤く染まった教室で僕らは
互いの席に座って見上げた
窓際の僕の席に座る君は
寂し気に頬を机に擦り寄せ
遠くの席の僕に笑いかける

誰もいないからなのか
いつもよりも広い教室は
この先の将来を予感させて
生まれて初めて本当の
不安だとか恐怖を感じた

君が一日中持ち歩いていた
使い捨てカメラでこっそり
泣いてる君を写してみる
ぼやけた僕の視界じゃ
ピントが上手く合わなくて


振り向いた赤い目の君は
照れながらカメラを奪って
廊下側の君の席に座る僕の
悲し気な顔を写真に収めて
近くに座る僕に笑いかける

君がいてくれるからなのか
いつもよりも広い教室は
この先の未来を予感させて
生まれて初めて本当の
出会いだとか別れを感じた

君が一日中撮り集めていた
友達や先生の写真の最後は
泣いてる君が写っている
ぼやけた視界の僕もいる
どれもピントが合わなくて


多分この一枚一枚の中に
収まり切らない思い出は
涙になって流れてゆくんだ
残り最後のフィルムの中に
一体何を閉じ込めただろう

僕は君との思い出を
君は僕との思い出を
詰め込めない思い出も
この写真は涙も写して

あの日の僕らそこにいる
笑顔と泣き顔の僕らがいる
二人だけの卒業写真がある
3/11 10:51

12001198

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