Ψ 言霊の宿木 Ψ
過去ログ1246
2006/4/3 17:10
塔iカムラ23歳 神奈川
吸殻焼却炉を見上げ
昇って行く煙を眺めていた
―――タマシイが天に召されると云うならヒトの本質とは、あの軽薄な白い煙なのだろうか
焼かれて
煙になって
空へ
それは
―――中々に、説得力のある
煙草に火を点ける
吐き出す紫煙に語りかけてみる
―――なあ、それならお前は私から立ち上る、一体何だ?
靴の裏で踏み消して
肩を竦めた
―――煙は、煙
誰が焼かれても
誰が吸っても
―――結局は、同じ
もう一度、立ち上る煙を見上げた
―――煙になったら、もうあんたじゃないよ
「さよなら、母さん」
吸殻など、
どれも同じなのだから
[これからの予定]
夕飯。
4/3 17:10
搭木「逢舞」今年も君が微笑う
厳しく凍て付いた
季節を耐え抜いて
陽春にて起床する
少し前までは固く
締まっていた蕾は
暖かさに感化され
緩やかに開かせて
薄紅色の鮮やかな
花びらを覗かせる
今年も逢えたねと
僕が一人呟いたら
君がひとひら舞い降りて
4/3 14:36
HP
塔\ラ女性 佐賀
大切あなたはいつの間にか大きな存在になっていた
あなたはいつの間にか大切な人になっていた
私の中ではあなたはずっといて欲しい存在
あなたの中では私の存在は親友だろうけれど
私は親友以上として見てしまっている
この気持ちは変えられない
あなたとメールするようになって毎日がとても楽しくて面白い。
これからもずっとずっと仲良くメールしようね………
4/3 10:50
当髟女性 19歳 大阪
fake貴方が誰のモノでも
欲しくて仕方ない
その声で 誰かを
優しく愛するのはやめて
毎夜私だけを想っていて
口先だけの愛じゃないと
お願いだから嘘でも言って
そうしたらその嘘だけでも
私は生きていける
4/3 8:56
燈ト田男性
ピエロ生きるってことは難しい。
目、目、目。気にする僕だから、仮面を被ればいいと勝手に思ってた。
けど最近気付いた事がある。
果たして、僕は仮面を被ったピエロに感情を許せるか?
多分、許せない。距離はいつもステージと観客席並みのモノ。
カレに許せる瞬間はその仮面を脱いで感情を曝け出した時だろう。
脱いでみよう、仮面を。
許せる素顔を、瞳に込めて。
[これからの予定]
映画鑑賞
4/3 3:09
桃イ々男性
血きゅう金曜の夜に降ったヤリに刺さったのは
1つ1つの「私」です
海から遠くで血を流す
果てから遠くで生き絶える
不憫な隙間に吹く風は途中から途中へ
亡き骸を集めて
新しい太陽を始める
明日の予報は忌引きです
諦めるには、もってこいの日
葬列にすがる泣き女が
君の母
4/3 2:12