Ψ 言霊の宿木 Ψ

過去ログ1267 2006/4/18 9:54

塔Vロ
男性 21歳
ビス
鼓動の音が秒針と重なって
僕の身体だっていうのに
これは世界の螺子なんだと
誰かが小声で耳元に囁いた

悲しいことは一つもない
不自然だとも思わない
夢ならなんて考えてから
自分が卑屈だと知った

緩まず絞めたボルトも
錆びて朽ち果ててゆく
同類嫌悪も飽きてきたから
そろそろ何かを始めよう

捩込まれてゆく僕がいて
それを否定するように
君が逆に回りだすから
螺旋よりさらに複雑になる
鳥籠みたいな自由はない
動く必要も見つからない

また小さく呻いてから
選択権も与えられずに
重なる異物と馴れ合って
気温以下の温もりの中
同じ顔した奴が笑う
僕も同じように笑う
4/18 9:54


女性 14歳 福岡
最後の言葉
助けてよ……


やっと……
やっと君が好きって気付いたのに、


僕は、もぅこの世にいないんだ。

君くれた「好き」って言ってくれた言葉さぇ


もぅ僕には聞こえないんだ。


瞼が落ちる瞬間…


君は僕に囁いてくれたね。


『愛してる』


君が流す綺麗で悲しげな涙は、今の僕にはどうする事も出来ないんだ。


君はもぅ動かない僕に口付けしたよね……


僕の頬に垂れて落ちてくる滴はあまりに綺麗すぎて天使の羽みたいだ


じゃれあった幼い頃ももぅ戻らないんだね


君と歩いた浜辺は僕はもぅ二度と歩く事が出来ないんだ

君は動かない僕の身体を抱いて、何度もつぶやいていたね


僕も……


愛してるよ


死にたくなかったよ


君と笑いあいたかった


怖いよ


君をみれないのが怖い


いゃだ…


つらい……


でも、


君は僕の分まで幸せになるんだ


僕は君を


愛してるから
4/18 3:49

塔nルヒ
女性 18歳
つぶやき
一歩

その一歩

未来の
一歩

過去との決別

無理なら
抱えて認めればいい


時間だけは平等だから

沢山後悔しよう

また

日が

昇る
4/18 3:42

塔nルヒ
女性 18歳
点A
きっと皆そのうち会えなくなる

ホントは寂しいくせに


寂しくないふり

結局甘えたがり屋なんだ


ホントに自分の手の
届かないところに行って

そのとき改めて
無いものねだり


馬鹿は……


死んだら

治りますか?
4/18 3:39

搭木
「押命」
身勝手な願望を
押し付けるのは

自分が行うには
手遅れだった故

自己満足の皮に
騙された貴方は

純粋過ぎる程に
報いろうとする

傷付きながらも
直向きに自分が

負うべきだった
運命を背にする

姿に深い自責が
咎め立てようと

見守る事しか出来なくて
4/17 17:36
HP

梼水晶
ひとひら
桜咲く道の先 いつか歩けるのだろうか

気が付いたら
君の事ばかり考えていた
4/17 7:39

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