Ψ 言霊の宿木 Ψ
過去ログ1273
2006/4/23 14:37
塔Aリシア女性
応援唄目をつぶって
息をすって
肩の力を抜いて
息を吐いて
周りを見回して
気張りすぎや
ため息ばかりじゃ
見られない
世界が広がってる
ほら…
君はまだまだ
やっていけるよ
4/23 14:37
HP
釘elieverいつか君に…いつか必ず会いに行く
僕はあの時そう言った
だけど
本当に行ける自信がない
君のいる街は果てしなく遠く
君の心も僕には向いていない
なのに僕は約束をしてしまった
軽はずみの言葉が重りとなって僕の背中にのしかかる
嘘は嫌だ
『いつか』がいつかはわからないけど
僕は君に逢いに行く
4/22 22:42
胴リハラあらわれ窓辺に青々と茂るカァテンが覆います風景は
ふやけたパンを思わせる太陽が照っています
にんじんの方が余程ましな色をしていました
兎の憂鬱が地球儀の上では重過ぎるので
食卓の皿は何時までも空く事を知らず
代わりに泥を腹に溜め込みます
沸騰しました大地から拍手が沸き立ち
わたしたちは子供の様な罪悪感に苛まれ
教科書に挟む栞を探すことにしました
4/22 21:21
HP
搭木「創刃」刃を手向けよう
力を望んだ君に
舞い降りる霜刀
広がるのは暗闇
汚らしい欺瞞と
絶望に包まれた
全てを斬り裂け
振るった白刃は
煌めきとなって
光を創り出すだろう
4/22 17:57
HP
盗々眠々みんなひとりきり方向感覚は
みんな
それぞれなんだね
一斉に
目を
閉じて
北を指差しても
わたしは左を
きみは右を
北斗七星は
空にあるからと
彼は上を差した
同じ場所
目指しても
離れていく
みんな
同じ目的地
目指してるのにね
みんな
何処へ
行くんだろうね
[これからの予定]
仮眠
4/22 15:35
塔Vロ男性 21歳
胡椒少々狭いキッチンのガスコンロ
大きな鍋で何か煮ている
エプロン姿の君を後ろから
簾越しに見守る僕がいる
朝早くからどこに向かうの
特売のチラシなんか握って
まるでおばさんみたいだね
怒られるから言わないけど
買い物に向かう車内でも
何か考えてるみたいだけど
その似合わない真剣な顔が
また一層可愛く見えたんだ
カート引く僕をさらに引く
君の腕力には敬服するけど
他のお客さんがいる中で
大声で僕の名前を呼ぶのは
出来れば勘弁して欲しい
二つのカゴに山と積まれた
食材のおよそ六割くらいは
君の胃袋に納まったりして
それを笑って見ているから
性懲りなく馬鹿な目に合う
そのグツグツ煮えた鍋の中
溶けてゆく物が愛情なら
出来ればそのまま形で
食べてみたいもんだな
欲張りを言えば好き嫌いの
リストの一番上の欄に
君と僕の名前が載っていて
冗談混じりのフルコースと
君の満足顔があれば良い
4/22 12:24