Ψ 言霊の宿木 Ψ
過去ログ1277
2006/4/25 21:56
淘t女性 17歳 大阪
虚空精一杯見開いた両目は
確かに 虚空を
―――何かを
見つめた
精一杯伸ばした両腕は
確かに 虚空を
―――何かを
掴んだ
4/25 21:56
搭木「悠恵」貴方は昔と何一つ
変わらないままで
其処に立っている
灰色塗れた場所に
呑まれていた私を
見つけた瞬間から
私が幼い子供から
大人へ成長しても
貴方はそのままで
逞しい身体を地に
離れぬように絡め
悠然と立ち続ける
陽光に照らされて
輝く葉の下で私は
其の恩恵を享受する
4/25 21:19
HP
刀@13歳
授業中晴れてほしいと願う…
風の吹きつける嵐の今宵は
まるで私の心みたいで
今にも降りだしそうな空は
涙が溢れ出しそうな私…
空から乾いた涙が落ちてくる
瞳から大きな雨粒が落ちてゆく…
寂しい授業はまだまだ続く
特等席の私の席は
教室の一番片隅
机に額を押し付けて
空の見えないところへ行きたい…
私の耳には現実へ引き戻す
終業チャイム
それと同時に鳴り響いたのは
貴方の優しい声でした
4/25 20:34
塔\ラ女性 21歳
昔の人今更どうして
そんなにも私の前にいるのです
今更どうして
そんな顔しているのです
今更どうして
愛していたと言うのです
私を振った貴方
どうして今更
愛していたと言うのです
愛していたと言うならば
どうして奪ってくれなかったのです
その友情を無視して
私を愛してくれなかったのです
今更どうして
そんな悲しい顔をするのです
どうして
私はこんなにも幸せだというのに
構って
構わないで
私はいつも悲しくなる
いっそのこと
どこかへ消えてくれたら良かったのに
私はこんなにも
幸せだというのに
4/25 10:49
塔Nロネコ23歳
舞あぁ頼むから、その風を遮らないておくれ
その風は、その些細で透明なその風は
私にとって最高に美しい物になる
あぁどうか、書く邪魔をしないでおくれ
この行為は、私にとっての書くという行為は
私の確認であり、酒であり、嘔吐であり、生理現象なのです
あぁ生きにくい者よ
あぁ生きにくい者よ
どうかどうか心救われる人生を
生きにくい者よ、惨めにもがく生きにくい者よ
狂い舞散ろうか、生きにくい者よ
4/25 9:30
塔nルヒキラキラ何で
何かに打ち込んでいる人は
あんなにも
きらきら
光ってるんだろう?
そうまるで
星みたいに
でもそれは
惑星じゃなくて
弱々しくも
自ら輝く恒星
心の光のようで
魂の光のようで
眩しい……
4/24 21:43