Ψ 言霊の宿木 Ψ

過去ログ1280 2006/4/27 19:41

塔Nロネコ
23歳
時を
何とも、光る石を求める人の様は

原始的で可愛いのである

進化した気で人間は、何千年たった今でも

やはり人間なのだ

4/27 19:41

塔Vロ
男性 21歳
斜搭
打ち上げ花火みたいに
飛来するミサイルを
綺麗だと思った
狂ったのは社会じゃなく
本当は僕かも知れない

画面に映る音のない
テロップだけの映像は
それだけが真実なんだと
無言で突き付けるようで
小さく生まれた反戦意識で
リモコンを投げ飛ばした

あと何人くらいの人間が
この感情を生み出したら
争いは消えてるんだろう
今まで出会った人々の顔を
幾つも思い浮かべ並べたら
嫌いな奴の顔も思い出して
また気分が悪くなったから
寝転がってふて寝を始める

積もり積もった感情の
燃えカスの山々も
大量のコンクリートで
埋め立てられるのかな
それもいつかは地盤から
崩れてしまったとしても
自業自得なんと思えたら
もう少しくらいは進める

やがて歪んで捩曲がった
それこそ不名誉なシンボル
誰もが首を傾げて見上げて
真っ直ぐなんだと思い込む
誰もが首を傾げて見上げて
芸術なんだと称賛している
4/27 18:40

搭木
「柔光」
光失くした双眼
閉じられたまま

可哀想と人々は
同情するけれど

眼が開かずとも
寂しくなど無い

手伸ばせばほら
貴方の顔がある

柔らかい感触に
心が落ち着くよ

姿が見えずとも
傍に居て欲しい

貴方が私の光だから
4/27 18:31
HP

棟ョ樹
私の頂点
例えるなら、

彼に飲まされる媚薬。

バニラの香のタバコ。

苦目のチョコレート。


彼と目が合って、
目線だけで会話する。


歩み寄って、
腕を組む。


抱き寄せられて、
甘えて、
甘えられて、


耳元で、
囁かれる。


それが、


私の


頂点。
4/27 16:22

唐ワさ
女性
諷刺〜ニート〜
嗚呼
頭が痛い
―お前には悩みなんてないだろう―
所詮俺は世間で云う『ニート』って奴だ
皆から云われる
悩みがなくてニートになる訳がない
悩んでいるからニートになる

小鳥が口を開けていれば
親鳥が餌をくれる
そんなもんじゃない
実際は貶され
蔑まれ
愛されやしない
醜いアヒルの子

社会に負けた俺は
ニートという道を歩いている
満足している訳はない
金がない
毎日に張り合いがない
楽しいことがない

―ならば働けよ―
云ってくれるね
働いた結果がこうなんだ
俺には社会不適合者の烙印が押されている

何も出来ない
俺はコンクリート詰めにされた遺体か
4/27 4:01
HP

湯m覧
18歳
蝸牛
ピアノを弾いていました
姉が作った曲です
「蝸牛」

眠たい曲だったので
最後まで弾けずに
椅子から転げ落ちて
白い床に
倒れて寝ていました

静かな午後の陽射しだけ
私の様子を見て
笑っていました

眩しさが
憎たらしかったのですが
私は蝸牛になっていたので
悲しい粘液を滴らせながら浮雲を睨むしかでき

せんで



4/26 23:10
HP

12811279

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