Ψ 言霊の宿木 Ψ

過去ログ1325 2006/6/1 23:00

投義
男性 29歳 東京
午後九時
割れそうに激しい頭痛の中

何箇所か腕や脚を切った

シャワーに流されて

少しずつ

確実に朱い帯ができる

とてもキレイで

しばらく眺めていた

こんな穢れた躰に

こんなキレイなモノがあったのかと

またやってみようと思った
[これからの予定]
頭痛が収まらないので投薬ヌ
6/1 23:00

的CE
女性

ならば
飛べない鳥の
視界は
異常?

世界は
何処にでも

何処迄も

紙布みたいな
貴方の外にも
塵みたいな
私の外にも

広がる

延々脈々と
[これからの予定]

6/1 22:43
HP

唐ワさ
女性
雨に思うこと
雨が降り
街は色とりどりに染まる
雨の嫌な匂いと排気ガスの匂いが混じる

僕はこの街中で叫びたい
嗚呼
この世は終わりだ!
しかしその叫びは狼狽となり
雨と一緒に流れてゆく

風俗店
ラブホテル
怪しげな店

雨に濡れる看板達は
人々を誘(いざな)うかのように
こうこうとネオンを光らせる

僕はその通りを抜け
家路を急ぐ
早く安息を!
ズボンの裾に弾く雫
冷たいと感じ
余計に心が冷たくなるような気がした

もしこれが小宇宙ならば
窒息してでも
大気圏で燃えつきても
僕は構わない
[これからの予定]
この詩について反省…
6/1 4:49
HP

塔Rマ
女性
甘イ舌
『甘イノ頂戴』
強い指を唇で感じて
うっとり瞼を閉じる
このまま離れないで
焼け付くような体温

小さな八重歯の奥で
優しく食(ハ)めば
蕩けるように広がる
甘美な『罪』の味が
ゾクゾクとつたうの

『モット頂戴』
今夜は貴方
あたしだけのものなんだから

http://yaplog.jp/blumenerde/img/47/sakura.gif
6/1 3:31
HP

当郎
男性 大阪
遊園地
大切な何かの為

無我夢中で動き回って

這いずり回っても

大切なおまえとの 

約束すら守れない

『遊園地に行こうか』

『ごめんな、また今度』

『次は絶対』

子供の頃感じてた
決してなりたくない

大人になっていた

おまえが幸せ感じられるように

泣きじゃくるおまえ

子供の頃感じてた

俺の幸せは
金じゃない

沢山の菓子でもプレゼントでもない

家族の温もりだった

ごめんな、

またダメな父親だ

今度は絶対


今週の日曜日
遊園地に行こうか
6/1 1:41

搭木
「未堪」
救われたいが為
暗闇の中もがき

足掻いてたのに

差し出された手
何故振り払って

此処に居るのか

其処は理由すら
忘れてしまう程

混沌に満ちた場

差し込んだ光を
求めながら実は

触れる事怖れて

居た堪れぬ感情
抱え続けたまま

未だ抜け出せずに
5/31 20:57
HP

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