Ψ 言霊の宿木 Ψ
過去ログ1352
2006/6/27 20:19
盗ガラス越しの日々 この間隔の長さが
君との距離を
表しているように想う
待つ時間
待たせる時間
急かしはしない
それぞれに事情がある
解ってる
解ってるから
お互いに何も言わない
こんな時だけ大人になる
大人という言葉が
いつの間にか
我慢と同義語になって
逢えなくても笑える
話さなくても眠れる
泣かないし責めない
色々な事を
淡々とこなしながら
ただ想う
寂しい
6/27 20:19
HP
唐ワさ女性
聖母成る存在嗚呼
今日も暇だねと
女将は煙草をふかす
私は髪をとき
白粉をはたき
紅を入れる
―あんたはやつぱり綺麗だね―
女将は煙を吐きながら
私を見る
女将は他の遊女にも
同じ事を謂ってゐるのだから
一人の殿方が
ふらりと店に入る
そして私の待つ部屋へ
そつと入つて來る
嗚呼
この殿方の懐具合は解りました
けれでも私は口にせず
何時ものやうに
お相手してゐると
―貴女は女神のやうだ―
殿方はさう零した
このような事をして
女神とは
大ほら吹きも御見通し
殿方は去り際に呟ひた
―女神がこのやうな事はしてはゐけなひ―
あの言葉の真偽は
未だ解らず
私は今日も殿方のお相手をして居る
[これからの予定]
詩を考える
6/27 4:23
HP
唐ワー男性 20歳 埼玉
携帯鳴らない携帯
いくら君を待っても
この携帯は鳴らないだろう
僕に少しの勇気があれば
君に近づく事もできるのだけれど
傷つくのが恐い
明日になれば…もしかしたら…
僕はその場から動けない
鳴らない携帯
6/27 3:49
嶋齒H日々眩く輝き乍昇り
眩く輝き乍散り
私は手を伸ばし
足踏みを繰返し
水面に写る光に
焦がれ溺れたの。
浮上するには深く
堕ちるには明るく
何処へも行けずに
漂い乍麻痺してる。
嗚呼夢なら切れる
現実なら嗤います。
放たれた矢より疾く
回転の速度より緩慢
日々の一瞬の疎ましさよ。
6/27 1:06
塔^ツ男性 19歳 福岡
色目覚ましのベルでやっと我に帰るいつも朝
繰り返し繰り返しで毎日の色や景色が濁ってる
明け方の空はまだ蒼くて
昨日から今日へ交代してるんだって感じたんだ
エラソーに語るこんな僕だけど自分の中
知られるのが恐かったりする
空色はまだ僕を包み込んでないな。
どれだけの空色を眺め、
感じたんだろう
悩んで過ごす僕の色
でも疲れたなんて言わない
空色に染まってく僕色を
探しに行こう
6/26 22:59
灯p感 半疑 空今まで見た事の無いような冷。過去の思いが鎖を創る。
光の柱の周りを回り、魂の生を生と気付かない。
箴言を隅に追いやり意識の裏で教訓と掲げる。
悪業に振り回され今世でも繰り返し自ら悲嘆を導く。
生の意味と肉体を持つ意味。 しかし魂の道理が真理とは限らず、人間が思惟する事は物質主義的価値観の中だけの思案。
無から始まった事に答えと正解は無く、大我もまた内。
虚無の中に自分を見いだしやがて衰弱する。 哲学の薄弱性。
死後に生が存在するならば本当の死は存在せず 死が存在しないのならば我々は生きていない。
本能に従うだけ。 生きる意味は無く それでも生きようとするのならば
6/26 22:06